着付教室 花楽 の山内豊翠です。
豊翠亭にようこそ。
皆様を、着物の世界へご案内いたします。
美しき闇と陰を知る日本人
久しぶりに、マニアックな投稿です(-_-;)
闇に美しさを感じるのは、日本人特有の美意識でしょう。
ライトアップ、夜景、花火、etc…
もちろん美しいこと極まりございません。
でも、光だけが美しいのでしょうか?
闇ありきの光の美しさです。
光は、闇の深みと広がりを際立たせます。
電灯の無い時代、日本人は、暗い屋内に、障子を通して入るほのかな光の隅にできる影や、障子に映る庭木の影に美しさを感じました。
陰影礼賛です。
闇と陰、見えないものを見る事は、日本人の美意識に、深く根差した folkloreな「粋の真髄」です。
光のある場所にできる、闇と陰の美しさを、気付かぬうちに堪能しているものです。
これからは、意識して、その美しさに触れてみて下さい。
写真は環境芸術の森
YouTubeは、浴衣の着方と半幅帯結びです。