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実家の庭は、枯山水の父の自慢の庭でした。
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そこには孟宗竹が植えられていました。
毎年七夕に、短冊や飾りを付けて過ごしていました。
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母が亡くなり、父はアルツハイマーで特別養護老人ホームに入り、今は実家は人に貸しています。
七夕に、母が嬉しそうに短冊飾りを千代紙で作り、父が竹に飾っていた風景が目に浮かびます。
七夕の時だけ出される、色のついた素麺が、天の川のように綺麗で、幼い私はワクワクしていました。
美しい思い出なのに、どうして涙が出るのでしょうね。
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