2007年のパ・リーグがまもなく開幕。というわけで、先日の休みを利用して、岡山県津山市(旧久米町)は坪井まで行ってまいりました。
青春18きっぷを片手に、まずは在来線で岡山へ。
岡山からは津山線の快速「ことぶき」で津山に向かいます。
その快速に乗り込んだのが、ちょうどお昼ごろ。お腹もすいてきたので、名物の「ままかり」のお寿司を、昼ご飯にいただきます。
終点の津山駅。かつては岡山と鳥取を結ぶ中継地点として重要な駅でした。
ここからさらにディーゼルカーを乗り換えます。ローカル線のことなので、1本乗り逃すと大変なことになります。
そしてついにやってまいりました、坪井駅!
こちらが駅舎……というか、待合室ですね。無人駅ですし、切符売場などはありません。
駅前の様子。待合室を除けば、ここに駅があるという感じは全くありません。
さて、帰りのディーゼルカーが来るまで、かなりの時間があります。せっかくなので、坪井をぶらぶらと歩いてみましょう。
駅のすぐ南側を通る、国道181号線。休日ということで、車の往来こそそこそこあるものの、人影はほとんど見当たりません。
ふと振り返ると、バス停がありました。ちゃんと「坪井駅前」となっています。
時刻表を見てみたら、バスは1日3本。
さすがは坪井、猛打賞です!!(ぇ
ちなみに、ここでいう「工業高校」というのは、おそらく津山工業、つまり信二の母校ではないかと思われます。
さて、この坪井という集落は、もともと出雲街道の宿場町として栄えたところでした。駅から数百メートルほど西に歩いたところが、当時の宿場の跡で、現在でも集落の中心になっています。
集落には郵便局もあるようです。当然といえば当然ですが、坪井郵便局。
集落のちょうど真ん中あたりにやってきました。町には往時の面影を残す家もところどころ残っていますが、現在では宿を営む家もなく、静かな住宅街になっています。
古い民家のかたわらに、かつてここが宿場町だったことを記した石標がありました。
このような説明板も(画像をクリックすると別窓で開きます)。
これを見ると、かつての代官所の跡地に何かあるみたいですね。行ってみましょうか。
で、来てみたら、建っていたのは公民館でした。
とはいえ、陣屋の跡地であることを示す石碑もあります。
石碑に刻まれた文によれば、この辺りは江戸時代に挙母藩の領地で、この領地を管轄するための代官所が置かれていたそうですね。
しかし、挙母といえば現在の愛知県豊田市の辺りです。しかも、挙母藩はその前は上州安中に封ぜられていたのだとか。上州って群馬県ですよ!
言ってみればここは飛び地なんでしょうが、それにしても離れすぎ(^^;;)
この辺の詳しい話は、かたわらにあった説明板にも書かれています(画像をクリックすると別窓で開きます)。
ここまで坪井宿の話を書いてきましたが、他にも坪井ファンにオススメの見どころはいろいろあります。
先ほどの標識にもあった、坪井郵便局。記念貯金をしたかったのですが、あいにくお休み。
坪井山称念寺。一発変換すると、「坪井さん少年時」。
川のほとりにあった、坪井一里塚跡。
その川にかかる、国道181号線の坪井橋。下を流れる川の名前は……調べ忘れました(^^;;)
その国道181号線の標識。坪井下ってのは見かけたのですが、上がない……
さきほどは坪井駅前のバス停をご紹介しましたが、坪井集落には他にもバス停があります。こちらは郵便局前のバス停。
そして、そのものズバリのバス停キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!
……と、坪井集落を一周し、駅に戻ってまいりました。
そういえば、駅自体をまだちゃんと見てませんでしたね。帰りのディーゼルカーが来る前に、観察してみましょうか。
時刻表。ローカル線なのでもともと本数は多くない上に、月に一度は工事で昼間の列車が運休になります。
待合室の中にあった運賃表。といっても、切符売場も券売機もありません。
しかし、ここから札幌市内まではいくらなんでしょうね。市川大野まで? アホなこと聞きなさんな(^^;;)
津山方面(東)から見た、坪井駅。2面2線、列車の行き違いができる駅です。なお、この写真は駅の構内踏切から、列車が来ないことを確認の上撮影しました。
これらのホームの他に、新見方面(西)には、かつて貨物用に使っていたと思われる引込線が残っています。レールが撤去されていないということは、工事か何かで使うことがあるってことでしょうね。
坪井の駅名標。ですが、「ぼ」の点が一つ消えてる……orz
ちなみに、この電柱の上を見ると、
ロッテにトレードですか?(苦笑)
とかなんとか言ってる間に、帰りのディーゼルカーが到着。名残惜しくはありますが、これで引き揚げるとしましょう。
坪井駅の切符はありませんが、ディーゼルカーに乗り込めば、整理券はもらえます。
いやぁ、いい旅でした。開幕前に行けて本当に良かったです。
青春18きっぷを片手に、まずは在来線で岡山へ。
岡山からは津山線の快速「ことぶき」で津山に向かいます。
その快速に乗り込んだのが、ちょうどお昼ごろ。お腹もすいてきたので、名物の「ままかり」のお寿司を、昼ご飯にいただきます。
終点の津山駅。かつては岡山と鳥取を結ぶ中継地点として重要な駅でした。
ここからさらにディーゼルカーを乗り換えます。ローカル線のことなので、1本乗り逃すと大変なことになります。
そしてついにやってまいりました、坪井駅!
こちらが駅舎……というか、待合室ですね。無人駅ですし、切符売場などはありません。
駅前の様子。待合室を除けば、ここに駅があるという感じは全くありません。
さて、帰りのディーゼルカーが来るまで、かなりの時間があります。せっかくなので、坪井をぶらぶらと歩いてみましょう。
駅のすぐ南側を通る、国道181号線。休日ということで、車の往来こそそこそこあるものの、人影はほとんど見当たりません。
ふと振り返ると、バス停がありました。ちゃんと「坪井駅前」となっています。
時刻表を見てみたら、バスは1日3本。
さすがは坪井、猛打賞です!!(ぇ
ちなみに、ここでいう「工業高校」というのは、おそらく津山工業、つまり信二の母校ではないかと思われます。
さて、この坪井という集落は、もともと出雲街道の宿場町として栄えたところでした。駅から数百メートルほど西に歩いたところが、当時の宿場の跡で、現在でも集落の中心になっています。
集落には郵便局もあるようです。当然といえば当然ですが、坪井郵便局。
集落のちょうど真ん中あたりにやってきました。町には往時の面影を残す家もところどころ残っていますが、現在では宿を営む家もなく、静かな住宅街になっています。
古い民家のかたわらに、かつてここが宿場町だったことを記した石標がありました。
このような説明板も(画像をクリックすると別窓で開きます)。
これを見ると、かつての代官所の跡地に何かあるみたいですね。行ってみましょうか。
で、来てみたら、建っていたのは公民館でした。
とはいえ、陣屋の跡地であることを示す石碑もあります。
石碑に刻まれた文によれば、この辺りは江戸時代に挙母藩の領地で、この領地を管轄するための代官所が置かれていたそうですね。
しかし、挙母といえば現在の愛知県豊田市の辺りです。しかも、挙母藩はその前は上州安中に封ぜられていたのだとか。上州って群馬県ですよ!
言ってみればここは飛び地なんでしょうが、それにしても離れすぎ(^^;;)
この辺の詳しい話は、かたわらにあった説明板にも書かれています(画像をクリックすると別窓で開きます)。
ここまで坪井宿の話を書いてきましたが、他にも坪井ファンにオススメの見どころはいろいろあります。
先ほどの標識にもあった、坪井郵便局。記念貯金をしたかったのですが、あいにくお休み。
坪井山称念寺。一発変換すると、「坪井さん少年時」。
川のほとりにあった、坪井一里塚跡。
その川にかかる、国道181号線の坪井橋。下を流れる川の名前は……調べ忘れました(^^;;)
その国道181号線の標識。坪井下ってのは見かけたのですが、上がない……
さきほどは坪井駅前のバス停をご紹介しましたが、坪井集落には他にもバス停があります。こちらは郵便局前のバス停。
そして、そのものズバリのバス停キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!
……と、坪井集落を一周し、駅に戻ってまいりました。
そういえば、駅自体をまだちゃんと見てませんでしたね。帰りのディーゼルカーが来る前に、観察してみましょうか。
時刻表。ローカル線なのでもともと本数は多くない上に、月に一度は工事で昼間の列車が運休になります。
待合室の中にあった運賃表。といっても、切符売場も券売機もありません。
しかし、ここから札幌市内まではいくらなんでしょうね。市川大野まで? アホなこと聞きなさんな(^^;;)
津山方面(東)から見た、坪井駅。2面2線、列車の行き違いができる駅です。なお、この写真は駅の構内踏切から、列車が来ないことを確認の上撮影しました。
これらのホームの他に、新見方面(西)には、かつて貨物用に使っていたと思われる引込線が残っています。レールが撤去されていないということは、工事か何かで使うことがあるってことでしょうね。
坪井の駅名標。ですが、「ぼ」の点が一つ消えてる……orz
ちなみに、この電柱の上を見ると、
ロッテにトレードですか?(苦笑)
とかなんとか言ってる間に、帰りのディーゼルカーが到着。名残惜しくはありますが、これで引き揚げるとしましょう。
坪井駅の切符はありませんが、ディーゼルカーに乗り込めば、整理券はもらえます。
いやぁ、いい旅でした。開幕前に行けて本当に良かったです。
日ハムファンの鏡です。
天晴れです。
もしかして、この取材だけで日帰りしたのでしょうか(涙)
今春の青春18切符はすごくお得ですけど、
この使い方は・・贅沢です。
私の友人で、西は岩国、東は金沢まで行ったつわものがいました。
いったいどこまで日帰りできるのでしょう。
是非次は大和八木とか鎌倉とか行ってください。
>大和八木
八木西口という落涙モノの組み合わせの駅があって、こちらも昨夏に行っております( ̄▽ ̄;;)
いずれ駅名板を貼ることはあるかと思います……
えーと、日帰りだと宮島、鳥取、高松、金沢は行きました。
最近18きっぷ使ってないなぁ…
情報ありがとうございます。存在は知ってたんですが、アニメ化までされるんですね。
>18きっぷ
私の場合、日帰りでは近畿圏の他に、鳥取、高松、岡山は行ってます。
今回の18きっぷはあと2回残っているので、今度は金沢に行ってみようと計画中です(笑)