タイガース新ヒッティングマーチへの素朴な疑問

　先日当ブログでもお伝えした「中虎連合会」の著作権者偽称事件を受けて、先日タイガースの新しいヒッティングマーチが発表されました。これらの各曲は「阪神タイガース私設応援団ヒッティングマーチ著作権管理委員会」で聴くことができます。
　今回発表されたヒッティングマーチについてはすでに多くの阪神ファンブログで取り上げられていますが、私が見た限りでは、急速で大幅な曲目変更に対する違和感を訴えるところが多いようです。
　しかも、新たな曲のメロディーや歌詞についてはほとんど評価する声が見当たらず、「歌っていて拍子抜けしてしまいそう」（「ひとりごと」さん）、「唄いにくいったらありゃしない」（「旅は人生の道標」さん）などの批判が上がっています。
　さらに、阪神ファンの中には自分たちでヒッティングマーチを製作すべく「虎新HM議論板（仮）」という掲示板を立ち上げた方々まで現れる始末（参考：「鞘師組（仮）」さん）。
　私も先ほど覗いてみたところ、スペンサー・藤本・シーツ・今岡の各選手のヒッティングマーチについてはすでに独立したスレッドが立ち、詳細な議論が進められていました。
　もちろん、このような批判や動きに対しては、新曲を作った私設応援団を弁護する声があって当然でしょう。確かに、これまでのほぼ全ての曲が使えなくなり、大量の新曲をシーズンに間に合わせるというのは大変な作業だったことと私も思います。その努力や苦労には私も敬意を表したいところです。
　また、「ごちゃごちゃいうヒマがあったら覚えろ！」という方もいらっしゃるでしょう。ヒッティングマーチに限らず応援は揃えてナンボ、ぐちゃぐちゃになったら応援としての目的は果たせません。
　ですが、これらを踏まえた上で、それでも1点だけ、どうしても疑問に思わずにはいられないことがあります。

「関西のおっちゃんおばちゃんがこんな歌ぎょうさん覚えられるんかなぁ……」

　「ジャスト レヴォリューション　ネオ ヒーロー」って言われても、おっちゃんおばちゃんにはなんのこっちゃ分からへんと思うのですが。私自身もよう説明しませんし……