大阪は弁天町駅前に位置する交通科学博物館。さいたまの鉄道博物館とは規模で比べるべくもありませんが、それでも貴重な車両を保存し、鉄道をはじめさまざまな乗り物について見て学べる、関西では数少ない拠点です。
私も子どもの頃によく連れて行ってもらったものですが、このほど近所に用事があったのをいいことに、本当に久しぶりに行ってみました。
博物館の目玉の1つ、0系新幹線第1編成。4両が保存されていて、うち先頭の1両はミニシアターになっています(以下、車両形式の説明は交通科学博物館ウェブサイトに準じます)。
運転席にも座れますが、なにせ子ども連れが多いので遠慮しました。
車体横の行先表示板。当初はこのように金属板を差し込んでいたようです。よく飛んだりしなかったものです。
往時の駅に掲げられた案内板。LEDが普及する前は、新幹線の駅はたいていこういうフラップボードでしたね。
新幹線以外では、阪神電車の甲子園駅も案内板がフラップボードでしたが、先日久々に訪れたらLEDに変わってました。駅自体も大改造が始まっていますし、旧地元民として昔の記憶がなくなるようで、寂しいものです。
閑話休題。新幹線の反対側先頭車両。今の子どもたちにとっては、かえって新鮮なデザインかも知れません。
こちらはクハ151の先頭部分モックアップ。東海道本線が全線電化された時に特急電車として導入された車両の先頭部分の模型です。
こちらは新幹線ほど混むことはなくて、運転台にもすぐに登れました。
1800形蒸気機関車。京都-大津間の鉄道が開通した際、上り坂対策として輸入されました。
ED52形電気機関車。初の日本国産電気機関車です。
国鉄時代の通勤電車101系の複製。ドアの開閉もできます。「50」と大きく書かれたヘッドマークは、大阪環状線開業50周年を記念したものです。
交通科学博物館の館内には、当然車両以外も展示されています。
こちらは壁にずらりと並んだ、ブルートレインのヘッドマーク。ほとんど過去帳状態なのが悲しい限りですが……
少し昔の駅の様子。ICカード導入前の改札機にフラップボード。ちなみにボードは操作できます。
交通科学博物館はJR西日本の関連団体が運営していますが、関西の民間鉄道についての展示もあります。カメラの都合でここには入っていませんが、阪急と大阪市営地下鉄の展示もあります。
近鉄の1980年優勝記念切符がありました。せっかくですので、フルサイズの画像もリンクしておきました(画像をクリック)。
こちらは1977年、阪急が3連覇を達成した日本シリーズの記念切符。こちらも画像クリックでフルサイズの画像をご覧いただけます。
掛布のオレンジカードなんてのもありました。阪神電車のカードではなくて、あくまでも国鉄のオレンジカードです。「千葉」とありますから、地元で作ったのでしょう。
ここでは鉄道模型を自分で運転できます。しかも電車の先頭映像を見ながら運転できます。が、さすがに大の大人が子どもたちの楽しみを奪うわけにもいかないので、見るだけで我慢(苦笑)
博物館の奥にはジオラマ。こちらは専門の職員が1日数回、15分ぐらいかけて運転します。
屋外の展示を見に出てきました。こちらは鉄道誕生期の北海道で活躍した7100形「義経」号。現在でも動かせる状態で保存されているとのことです。
こちらは2代目京都駅の上屋を利用した展示場です。
並んでいる3両の車両のうち、左は日本初の特急型キハ80系ディーゼルカーの先頭用車両キハ81形、中央は特急・急行で活躍したC62蒸気機関車、右はご存知「デゴイチ」D51蒸気機関車の2号車です。
SLの運転台。スイッチがずらりと揃う現代の電車とは違い、さまざまな配管を直接手で操作するためのバルブが所狭しと並んでいます。
ホームも当時の京都駅をイメージしたものになっています。
駅名板。昼間なのでどうにもプラスチック然とした感じがありますが、夜にライトが灯ると、また違うのかも知れません。
230形蒸気機関車。国産の蒸気機関車としては最初期のものです。
戦前に製造された旧型客車マロネフ59形。製造当初は貴賓車でしたが、のちに2等寝台に改造されました。
80系電車。戦後初の本格的な長距離輸送用電車です。のちにかぼちゃ……もとい、湘南電車として親しまれるこのツートンカラーが、電車の時代を告げる嚆矢となったのです。
初代ブルートレイン、20系客車の食堂車。土日は中で食事もできます。なので、昼食はもちろんここです。
現役では残り少なくなった食堂車とあって人気があり、そこそこ並びました。
メニューは洋食とカレー。で、私が注文したのは、
エビフライ!(某選手風に)
これで瓶ビールでもあれば注文していたかも知れません。生ビールはありましたが、食堂車というと瓶のイメージが(笑)
私も子どもの頃によく連れて行ってもらったものですが、このほど近所に用事があったのをいいことに、本当に久しぶりに行ってみました。
博物館の目玉の1つ、0系新幹線第1編成。4両が保存されていて、うち先頭の1両はミニシアターになっています(以下、車両形式の説明は交通科学博物館ウェブサイトに準じます)。
運転席にも座れますが、なにせ子ども連れが多いので遠慮しました。
車体横の行先表示板。当初はこのように金属板を差し込んでいたようです。よく飛んだりしなかったものです。
往時の駅に掲げられた案内板。LEDが普及する前は、新幹線の駅はたいていこういうフラップボードでしたね。
新幹線以外では、阪神電車の甲子園駅も案内板がフラップボードでしたが、先日久々に訪れたらLEDに変わってました。駅自体も大改造が始まっていますし、旧地元民として昔の記憶がなくなるようで、寂しいものです。
閑話休題。新幹線の反対側先頭車両。今の子どもたちにとっては、かえって新鮮なデザインかも知れません。
こちらはクハ151の先頭部分モックアップ。東海道本線が全線電化された時に特急電車として導入された車両の先頭部分の模型です。
こちらは新幹線ほど混むことはなくて、運転台にもすぐに登れました。
1800形蒸気機関車。京都-大津間の鉄道が開通した際、上り坂対策として輸入されました。
ED52形電気機関車。初の日本国産電気機関車です。
国鉄時代の通勤電車101系の複製。ドアの開閉もできます。「50」と大きく書かれたヘッドマークは、大阪環状線開業50周年を記念したものです。
交通科学博物館の館内には、当然車両以外も展示されています。
こちらは壁にずらりと並んだ、ブルートレインのヘッドマーク。ほとんど過去帳状態なのが悲しい限りですが……
少し昔の駅の様子。ICカード導入前の改札機にフラップボード。ちなみにボードは操作できます。
交通科学博物館はJR西日本の関連団体が運営していますが、関西の民間鉄道についての展示もあります。カメラの都合でここには入っていませんが、阪急と大阪市営地下鉄の展示もあります。
近鉄の1980年優勝記念切符がありました。せっかくですので、フルサイズの画像もリンクしておきました(画像をクリック)。
こちらは1977年、阪急が3連覇を達成した日本シリーズの記念切符。こちらも画像クリックでフルサイズの画像をご覧いただけます。
掛布のオレンジカードなんてのもありました。阪神電車のカードではなくて、あくまでも国鉄のオレンジカードです。「千葉」とありますから、地元で作ったのでしょう。
ここでは鉄道模型を自分で運転できます。しかも電車の先頭映像を見ながら運転できます。が、さすがに大の大人が子どもたちの楽しみを奪うわけにもいかないので、見るだけで我慢(苦笑)
博物館の奥にはジオラマ。こちらは専門の職員が1日数回、15分ぐらいかけて運転します。
屋外の展示を見に出てきました。こちらは鉄道誕生期の北海道で活躍した7100形「義経」号。現在でも動かせる状態で保存されているとのことです。
こちらは2代目京都駅の上屋を利用した展示場です。
並んでいる3両の車両のうち、左は日本初の特急型キハ80系ディーゼルカーの先頭用車両キハ81形、中央は特急・急行で活躍したC62蒸気機関車、右はご存知「デゴイチ」D51蒸気機関車の2号車です。
SLの運転台。スイッチがずらりと揃う現代の電車とは違い、さまざまな配管を直接手で操作するためのバルブが所狭しと並んでいます。
ホームも当時の京都駅をイメージしたものになっています。
駅名板。昼間なのでどうにもプラスチック然とした感じがありますが、夜にライトが灯ると、また違うのかも知れません。
230形蒸気機関車。国産の蒸気機関車としては最初期のものです。
戦前に製造された旧型客車マロネフ59形。製造当初は貴賓車でしたが、のちに2等寝台に改造されました。
80系電車。戦後初の本格的な長距離輸送用電車です。のちにかぼちゃ……もとい、湘南電車として親しまれるこのツートンカラーが、電車の時代を告げる嚆矢となったのです。
初代ブルートレイン、20系客車の食堂車。土日は中で食事もできます。なので、昼食はもちろんここです。
現役では残り少なくなった食堂車とあって人気があり、そこそこ並びました。
メニューは洋食とカレー。で、私が注文したのは、
エビフライ!(某選手風に)
これで瓶ビールでもあれば注文していたかも知れません。生ビールはありましたが、食堂車というと瓶のイメージが(笑)
弁天橋は私も何度か行った事がありますが、手狭ですし建物も老朽化していますので、新たにとなると広い用地が確保できる場所、そしてSL展示と一体のほうが便利なのでしょうね。
梅小路は人気の水族館もあるので、相乗的効果も狙えますしね。
ともあれ東はてっぱく、海はリニア館と、上場企業としてステークホルダー対策、歴史文化継承に力を入れて何よりです。
北も何かすべきではないかと思いますけど。赤字にあえぐ小樽を買収して展示拡充するとか。
やはりSLから何から、一箇所で見られる方がいいですし、
おっしゃるように水族館もできましたからね。
弁天町がその後どうなるかはまだ決まってないようですが、
現状以上の拡充はできないですし、建物の維持も難しいのでしょう。
北は現状トンネル火災以来の安全体制改革で手一杯のようですが、
いずれ落ち着いたら、小樽を何とかしてほしいですね。
やはり、北海道の鉄道にとって小樽は特別な場所でしょうし。