
旧市街南側の坂を登り、山の手にやって来ました(ここまでのあらすじはこちらから)。

トームペア城。エストニア旧市街の中でも特に重要な建物です。
もともとは13世紀後半にドイツ騎士団が建てた城ですが、その後タリンの支配者が変わるにしたがって変遷を繰り返し、このような姿になったそうです。これを見る限り、城と言うより宮殿や庁舎ですね。
現在は政府機関と国会が入っているそうで、残念ながら中を見学することはできませんでした。

トームペア城の真向かいにあるのが、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂。名前の響きから分かるように、ロシア正教会の聖堂です(アレクサンドル・ネフスキーはロシア13世紀の英雄にして聖人)。
もっとも、エストニアからすればロシアはかつての支配者にして侵略者。その教会が政府の真ん前にあるというのを快く思わない人は少なくないようです。
とはいえ、一方ではエストニアにも正教徒はいるわけで、この辺は本当に複雑です。

聖堂から出てきました。なぜか鳩の石像が。

そして、なぜか電撃ネットワークの南部虎弾リーダーのレリーフが。
じゃなくって、これはヴォルデメア・パンソという演出家のレリーフでした。エストニア音楽演劇アカデミーのドラマスクールで長年校長も務めた、20世紀後半のエストニア演劇界の重鎮だそうです。

こちらはカトリックの大聖堂です。13世紀に初めて建てられた、エストニアでは最古の教会ですが、その後改築や焼失などで、大幅に形が変わっています。
ただ、私たちがついた時には、ちょうどオルガンのコンサートが開かれていて、中に入ることができませんでした。なのでとりあえず後回しにして、展望台に行ってみましょう。

途中通りかかった黄色い建物。なかなか鮮やかな色遣いです。

光の加減で字が見にくくなっていて恐縮ですが、英語では"Stenbock House"とあります。この説明を読む限り、現在は政府庁舎兼首相官邸として使われているそうです。

ゲート左側にあったのは、追悼のレリーフ。エストニア語ですが、共産主義のテロルうんぬん、というのだけは分かりました。時期を見るに、ほとんどがソ連侵攻で命を落とした人のようです。
タリンに残る中世の街並みを見ると、そこから現在までの歴史がときに見えなくなるかのような錯覚に襲われますが、歴史はまぎれもなく刻印されているのです。
ともあれ、そんな歴史を重ねた結果である今のタリンを眺めに、展望台へ向かいましょうか。

旧市街山の手の北端にある展望台にやって来ました!バルト海が見渡せます。

展望台のすぐ下にはトーム公園が広がります。他にも広場や公園が多いので、ここからはタリンでも特に緑あふれる風景が楽しめます。

もちろん、旧市街を見下ろすことだってできます。真ん中の背の高い建物は、聖オレフ教会ですね。

展望台から首相官邸方面を眺めてみました。塔がちょっとだけ見えます。

結婚したばかりのカップルを見かけました。友人たちに加えて、観光客も写真を撮っています。って私もか(笑)

二人はもちろん、ドレスの裾を持っている女の子も、良い笑顔ですね。

タリンの風景とバルト海をバックに記念写真。なんというか、ヨーロッパ人のカップルはこういうのが絵になるからいいなぁ(苦笑)

記念撮影を済ませると、2人は友人たちとともに展望台そばの階段を下りていきます。

間でもしっかり撮影。

トームペア公園へと向かって行きました。にしても、あのドレスで、階段を下りるのはさぞ大変ではなかったかと。しかも靴はヒールでしょうし。
さて、そろそろ私たちも大聖堂に向かいますかね。

トームペア城。エストニア旧市街の中でも特に重要な建物です。
もともとは13世紀後半にドイツ騎士団が建てた城ですが、その後タリンの支配者が変わるにしたがって変遷を繰り返し、このような姿になったそうです。これを見る限り、城と言うより宮殿や庁舎ですね。
現在は政府機関と国会が入っているそうで、残念ながら中を見学することはできませんでした。

トームペア城の真向かいにあるのが、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂。名前の響きから分かるように、ロシア正教会の聖堂です(アレクサンドル・ネフスキーはロシア13世紀の英雄にして聖人)。
もっとも、エストニアからすればロシアはかつての支配者にして侵略者。その教会が政府の真ん前にあるというのを快く思わない人は少なくないようです。
とはいえ、一方ではエストニアにも正教徒はいるわけで、この辺は本当に複雑です。

聖堂から出てきました。なぜか鳩の石像が。

そして、なぜか電撃ネットワークの南部虎弾リーダーのレリーフが。
じゃなくって、これはヴォルデメア・パンソという演出家のレリーフでした。エストニア音楽演劇アカデミーのドラマスクールで長年校長も務めた、20世紀後半のエストニア演劇界の重鎮だそうです。

こちらはカトリックの大聖堂です。13世紀に初めて建てられた、エストニアでは最古の教会ですが、その後改築や焼失などで、大幅に形が変わっています。
ただ、私たちがついた時には、ちょうどオルガンのコンサートが開かれていて、中に入ることができませんでした。なのでとりあえず後回しにして、展望台に行ってみましょう。

途中通りかかった黄色い建物。なかなか鮮やかな色遣いです。

光の加減で字が見にくくなっていて恐縮ですが、英語では"Stenbock House"とあります。この説明を読む限り、現在は政府庁舎兼首相官邸として使われているそうです。

ゲート左側にあったのは、追悼のレリーフ。エストニア語ですが、共産主義のテロルうんぬん、というのだけは分かりました。時期を見るに、ほとんどがソ連侵攻で命を落とした人のようです。
タリンに残る中世の街並みを見ると、そこから現在までの歴史がときに見えなくなるかのような錯覚に襲われますが、歴史はまぎれもなく刻印されているのです。
ともあれ、そんな歴史を重ねた結果である今のタリンを眺めに、展望台へ向かいましょうか。

旧市街山の手の北端にある展望台にやって来ました!バルト海が見渡せます。

展望台のすぐ下にはトーム公園が広がります。他にも広場や公園が多いので、ここからはタリンでも特に緑あふれる風景が楽しめます。

もちろん、旧市街を見下ろすことだってできます。真ん中の背の高い建物は、聖オレフ教会ですね。

展望台から首相官邸方面を眺めてみました。塔がちょっとだけ見えます。

結婚したばかりのカップルを見かけました。友人たちに加えて、観光客も写真を撮っています。って私もか(笑)

二人はもちろん、ドレスの裾を持っている女の子も、良い笑顔ですね。

タリンの風景とバルト海をバックに記念写真。なんというか、ヨーロッパ人のカップルはこういうのが絵になるからいいなぁ(苦笑)

記念撮影を済ませると、2人は友人たちとともに展望台そばの階段を下りていきます。

間でもしっかり撮影。

トームペア公園へと向かって行きました。にしても、あのドレスで、階段を下りるのはさぞ大変ではなかったかと。しかも靴はヒールでしょうし。
さて、そろそろ私たちも大聖堂に向かいますかね。