土曜出勤の代休を利用して、甲子園へセンバツの決勝を観に行ってきました。
球場前に開会式で使ったとおぼしきプラカードがありました。観客の記念撮影用に貸し出しているようです。
この日は1塁側が横浜、3塁側が清峰(長崎)。神奈川と長崎のどちらにも直接の縁はないのですが、「西日本やし」という安直な理由で、レフト外野席に座ることにしました。外野を選んだのはタダで入れるからです(笑)
球場に入った時には清峰の練習の最中でした。決勝1試合だけなので時間があるためか、ノックとは別に守備や打撃の練習時間があるようです。
続いて横浜の練習中。
横浜の練習が終わると、今度は清峰のノックが始まります。
次は横浜のノック。どちらも7分間で、これが終わってからグランド整備になります。
両校の応援席。人数は清峰の方が多いように見えます。
ただ応援旗は横浜の方が大きそうですね。
と、そう言っている間に両校の選手が出揃い、試合開始です。
この日は少年野球の選手による始球式がありました。
こちらがスタメン。両校ともエースを立ててきましたが、清峰の有迫君には連戦の疲れを指摘する声も上がりました。
そしてそれが的中してしまいます。コントロールの定まらない有迫は2回表に2死2塁から先制を許すと、その後は死球も絡んで2点を追加されます。
一方の清峰打線は先頭打者が2塁打を放つと四球と送りバントで1死2,3塁のチャンスを作るも、次の打者は初球をポップフライ、その次は3球とも空振りで三振となり得点ならず。これが明暗の分かれ目となりました。
続く3回表に有迫が先頭打者を出塁させると、二番手の富尾君が送られピッチャー交代。有迫はライトの守備に回ります。しかしこの富尾君も制球が安定せず3回には1失点、4回には2失点とすると、打線もチャンスを生かせず、徐々にリードを拡げられます。
そして6回表がやってきました。この回横浜の先頭打者が放った当たりはサードゴロでしたが、送球が逸れセーフ。ここから横浜の怒涛の攻撃が始まります。続いてこの走者が盗塁を決めると、打者のバントが野選を誘い無死1,3塁。ここから横浜は盗塁と2本のタイムリーで3点を奪います。
ここで清峰は富尾君に変えて有迫君をマウンドに呼び戻しますが、傾いた流れは止まりません。牽制球のエラーで10点目が入った後1人はファウルフライに仕留めるものの、ここから四球→ヒット→四球→犠牲フライ→ヒット→ヒット→ヒット→四球→フライと続き、この回だけで横浜が9点をもぎ取ります。
得点のたびに沸きあがる横浜応援席。
一方の清峰応援席。大差にもかかわらず勢いは衰えず、必死に有迫君を応援します。
この後清峰は7回から四番手投手としてショートの佐々木伸をマウンドに上げますが8回に2失点。五番手にはレフトを守っていた木原を起用しますがこちらも4失点。これで21-0となってしまいます。
打線も6回以降は横浜先発の川角君、さらに川角君が代打を送られた後を継いだ浦川君を崩すことができません。いい当たりは出ますが好守に阻まれ、これ以降出した走者は死球の1人だけでした。
そして9回裏2死走者なし、打者山辺君の放った打球はショートゴロ。ボールはそのままファーストに送られて3アウト!
横浜高校、8年ぶり3度目のセンバツ優勝です!
校歌を斉唱する横浜ナイン。優勝おめでとう!!
インタビューを受ける横浜・渡辺監督。
こちらは感極まっていた主将の福田君。
一方の川角君は対照的に晴れやかな表情。
この後閉会式もあったのですが、そこまで見ることはないかと思い帰ることにしました。
私も長く高校野球を観ていますが(だって外野タダだし)、こういう試合を見るのはおそらく初めてです。甲子園のマモノが暴れまくった今大会(こんな試合とかこんな試合とかこんな試合とかこんな試合とか)、最後の最後はとんでもない展開になりました。
ただ何より印象に残ったのは、大差でリードしても盗塁を試みるなど攻撃の手を緩めない横浜、21点差で9回2アウトになっても必死で応援する清峰応援団の姿でした。
その点を考えると、決勝戦では史上最多の得点差に総得点となった空前の試合だったとはいえ、それでも高校野球らしい試合を見ることができた、とはいえるかも知れません。
球場を出ると、ちょうど桜が咲き始めていました。
甲子園の春はセンバツから……
例年になく長く厳しかった冬も、センバツと共に去って行ったようです。
球場前に開会式で使ったとおぼしきプラカードがありました。観客の記念撮影用に貸し出しているようです。
この日は1塁側が横浜、3塁側が清峰(長崎)。神奈川と長崎のどちらにも直接の縁はないのですが、「西日本やし」という安直な理由で、レフト外野席に座ることにしました。外野を選んだのはタダで入れるからです(笑)
球場に入った時には清峰の練習の最中でした。決勝1試合だけなので時間があるためか、ノックとは別に守備や打撃の練習時間があるようです。
続いて横浜の練習中。
横浜の練習が終わると、今度は清峰のノックが始まります。
次は横浜のノック。どちらも7分間で、これが終わってからグランド整備になります。
両校の応援席。人数は清峰の方が多いように見えます。
ただ応援旗は横浜の方が大きそうですね。
と、そう言っている間に両校の選手が出揃い、試合開始です。
この日は少年野球の選手による始球式がありました。
こちらがスタメン。両校ともエースを立ててきましたが、清峰の有迫君には連戦の疲れを指摘する声も上がりました。
そしてそれが的中してしまいます。コントロールの定まらない有迫は2回表に2死2塁から先制を許すと、その後は死球も絡んで2点を追加されます。
一方の清峰打線は先頭打者が2塁打を放つと四球と送りバントで1死2,3塁のチャンスを作るも、次の打者は初球をポップフライ、その次は3球とも空振りで三振となり得点ならず。これが明暗の分かれ目となりました。
続く3回表に有迫が先頭打者を出塁させると、二番手の富尾君が送られピッチャー交代。有迫はライトの守備に回ります。しかしこの富尾君も制球が安定せず3回には1失点、4回には2失点とすると、打線もチャンスを生かせず、徐々にリードを拡げられます。
そして6回表がやってきました。この回横浜の先頭打者が放った当たりはサードゴロでしたが、送球が逸れセーフ。ここから横浜の怒涛の攻撃が始まります。続いてこの走者が盗塁を決めると、打者のバントが野選を誘い無死1,3塁。ここから横浜は盗塁と2本のタイムリーで3点を奪います。
ここで清峰は富尾君に変えて有迫君をマウンドに呼び戻しますが、傾いた流れは止まりません。牽制球のエラーで10点目が入った後1人はファウルフライに仕留めるものの、ここから四球→ヒット→四球→犠牲フライ→ヒット→ヒット→ヒット→四球→フライと続き、この回だけで横浜が9点をもぎ取ります。
得点のたびに沸きあがる横浜応援席。
一方の清峰応援席。大差にもかかわらず勢いは衰えず、必死に有迫君を応援します。
この後清峰は7回から四番手投手としてショートの佐々木伸をマウンドに上げますが8回に2失点。五番手にはレフトを守っていた木原を起用しますがこちらも4失点。これで21-0となってしまいます。
打線も6回以降は横浜先発の川角君、さらに川角君が代打を送られた後を継いだ浦川君を崩すことができません。いい当たりは出ますが好守に阻まれ、これ以降出した走者は死球の1人だけでした。
そして9回裏2死走者なし、打者山辺君の放った打球はショートゴロ。ボールはそのままファーストに送られて3アウト!
横浜高校、8年ぶり3度目のセンバツ優勝です!
校歌を斉唱する横浜ナイン。優勝おめでとう!!
インタビューを受ける横浜・渡辺監督。
こちらは感極まっていた主将の福田君。
一方の川角君は対照的に晴れやかな表情。
この後閉会式もあったのですが、そこまで見ることはないかと思い帰ることにしました。
私も長く高校野球を観ていますが(だって外野タダだし)、こういう試合を見るのはおそらく初めてです。甲子園のマモノが暴れまくった今大会(こんな試合とかこんな試合とかこんな試合とかこんな試合とか)、最後の最後はとんでもない展開になりました。
ただ何より印象に残ったのは、大差でリードしても盗塁を試みるなど攻撃の手を緩めない横浜、21点差で9回2アウトになっても必死で応援する清峰応援団の姿でした。
その点を考えると、決勝戦では史上最多の得点差に総得点となった空前の試合だったとはいえ、それでも高校野球らしい試合を見ることができた、とはいえるかも知れません。
球場を出ると、ちょうど桜が咲き始めていました。
甲子園の春はセンバツから……
例年になく長く厳しかった冬も、センバツと共に去って行ったようです。
それでめやっぱりバイト上がりで腹へった外野席の傍観者には観戦で熱くなるにも、よほど贔屓にならないと体があったまりませんわ。やはり甲子園カレーは(゜д゜)ウマーでした。
おまけに甲子園駅のソ\バ屋に寄ってさっさと帰りました。
別の日に観に行った時は日が暮れていたこともあって本当に寒かった。応援でもしていればまだしも、観ているだけなら確かに風が肌身に染みましたね(苦笑)
春と夏の高校野球シーズンは全国いろんなところから人が集まってくるので、地元住民としては楽しいです。