■ MLB=ドン・ジマー氏死去、カブスなど4球団を指揮(ロイター・2014年6月5日)
MLBでは選手としても指導者としてもその名を轟かせ、後にタンパベイ・レイズのシニアアドバイザーを務めたドン・ジマー氏が亡くなりました。83歳でした。
選手としてMLBオールスターゲームに選出され、4チームの監督を歴任。その後ベンチコーチとしてニューヨーク・ヤンキースの黄金時代を支えたジマー氏。
その彼が、現役時代最終年、ファイターズの前身東映フライヤーズでプレーした経験があることは、ご存知の方もきっと少なくないことか分かりません。
1966年、日米の野球の差が今よりもっと大きかった時代、MLBで晩年を迎えたプレイヤーが日本でもう一稼ぎしようとする例はさまざまな球団で見られました。
ジマー氏もその例に漏れず来日し、フライヤーズに入団したのですが、Fs人名事典(2014年6月5日閲覧)を見る限り、成績自体は決して良いものではなく、1年で退団しました。
ただ、そこから数年を経て指導者としてのキャリアを開始、愛嬌のある風貌も伴って、MLBでも尊敬を勝ち得た監督・コーチになったのです。
ちなみに、ジマー氏はちょっと変わったところでも、日本に影響を与えたようです。
ヤンキースのベンチコーチ時代の1999年、彼はポストシーズンの最中にファウルボールを顔面に直撃されて災難に見舞われます。
当然顔には怪我を負ったのですが、翌日にはヤンキースのロゴを前面にいれた軍用のヘルメットを着用して登場。周囲を沸かせたばかりか、チームはワールドシリーズ制覇。優勝パレードにもヘルメットで参加しています。
当時の写真は米ハフィントン・ポストに掲載されています(Huffington Post, June 5, 2014, "Don Zimmer Dead: Former Major League Manager, Coach and Player Dies At 83")
それから6年後の2005年、誕生したばかりの東北楽天ゴールデンイーグルスが球団史上初めての本拠地もう忘れてやれフルキャストスタジアムでの試合を迎えた日。
開幕セレモニー、チームロゴ入りのヘルメットをかぶった人物が現れます。
■ 楽天イーグルス、とうとう礒部大爆発!大勝利!それを予測した大ちゃんは爆風に備えネタを仕込む。(カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記・2005年4月1日)
そう、我らが山下スキンヘッドコーチ(頭以外は当時)です。
こんな形で、日本でネタを仕込んだコーチがいることを、ジマー氏ははたして知ったのでしょうか……
意外な縁のあるMLBのレジェンド。ご冥福をお祈りします。
MLBでは選手としても指導者としてもその名を轟かせ、後にタンパベイ・レイズのシニアアドバイザーを務めたドン・ジマー氏が亡くなりました。83歳でした。
選手としてMLBオールスターゲームに選出され、4チームの監督を歴任。その後ベンチコーチとしてニューヨーク・ヤンキースの黄金時代を支えたジマー氏。
その彼が、現役時代最終年、ファイターズの前身東映フライヤーズでプレーした経験があることは、ご存知の方もきっと少なくないことか分かりません。
1966年、日米の野球の差が今よりもっと大きかった時代、MLBで晩年を迎えたプレイヤーが日本でもう一稼ぎしようとする例はさまざまな球団で見られました。
ジマー氏もその例に漏れず来日し、フライヤーズに入団したのですが、Fs人名事典(2014年6月5日閲覧)を見る限り、成績自体は決して良いものではなく、1年で退団しました。
ただ、そこから数年を経て指導者としてのキャリアを開始、愛嬌のある風貌も伴って、MLBでも尊敬を勝ち得た監督・コーチになったのです。
ちなみに、ジマー氏はちょっと変わったところでも、日本に影響を与えたようです。
ヤンキースのベンチコーチ時代の1999年、彼はポストシーズンの最中にファウルボールを顔面に直撃されて災難に見舞われます。
当然顔には怪我を負ったのですが、翌日にはヤンキースのロゴを前面にいれた軍用のヘルメットを着用して登場。周囲を沸かせたばかりか、チームはワールドシリーズ制覇。優勝パレードにもヘルメットで参加しています。
当時の写真は米ハフィントン・ポストに掲載されています(Huffington Post, June 5, 2014, "Don Zimmer Dead: Former Major League Manager, Coach and Player Dies At 83")
それから6年後の2005年、誕生したばかりの東北楽天ゴールデンイーグルスが球団史上初めての本拠地
開幕セレモニー、チームロゴ入りのヘルメットをかぶった人物が現れます。
■ 楽天イーグルス、とうとう礒部大爆発!大勝利!それを予測した大ちゃんは爆風に備えネタを仕込む。(カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記・2005年4月1日)
そう、我らが山下
こんな形で、日本でネタを仕込んだコーチがいることを、ジマー氏ははたして知ったのでしょうか……
意外な縁のあるMLBのレジェンド。ご冥福をお祈りします。
ドン・ジマーさんと言えば、ヤンキースのコーチ時代に、死球を巡る乱闘で、ペドロ・マルティネスに真っ先に駆け寄った場面が記憶にあります。(当時72歳!)
マルティネスも負けじとジマーコーチを投げ飛ばしたという、とんでもない結末まであるのですが。
驚きでした。
今ではベイスたんの世界の神様…ではなくて、横浜DeNAのGM補佐らしいですが、また遊び心いっぱいに活躍してほしいです。
大ちゃんのユーモアのセンスには頭が……えーと、下がります。
>乱闘
ポパイなのにホウレンソウを食べる前にかかって行ったんでしょうか。
イーグルス時代も編成ではそれなりに能力を発揮できたイメージがありますし、
高田GMの手腕に学ぶべきところを学んで、いずれは後を継げるぐらいになればと思います。