にわか日ハムファンのブログ記念館

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阿井・おぼえていますか~2013年一軍コーチングスタッフようやく決定

2012-11-23 19:16:26 | 北海道日本ハムファイターズ
 ファンフェスでもう1つビッグニュースが発表されましたが、まずはこちらから。

■ 2013年1軍コーチングスタッフについて(公式・2013年11月23日)

 うちのフロントは何と戦ってるんでしょうか。
 新任コーチは3人ともNPBでのコーチ未経験者。しかもうち1人はアマで監督を務めたとはいえ、いきなりのヘッドコーチ就任。
 ハムのやることですから大概のことには動じない自信はあったのですが、数日前に報道を見た時には流石にええっと思いました。
 しかも、その阿井氏はNPBに復帰することで、アマチュアの資格を捨てることになるのです。後でもう一度アマの資格を得ようにも規定がないわけで、まさに背水の陣そのものです(毎日・2012年11月22日)。
 そう考えると、このような人事は思いつきやお試しでやっては決してならないものです。阿井氏本人の野球人生に対してもそうですが、プロ・アマ間の関係など、影響が大き過ぎる。
 その辺をフロントがはたして考えているのか。さまざまな影響を圧し得るだけの勝算はあるのか。不安がないではありません。
 とはいうものの、正直なところ、妙に楽観視する部分もあったりはします。考えてみれば、吉井前コーチが就任した時も未経験でいろいろ言われてたわけで(私も言ってたかも……)、ま、なんというか、ハムのやることですし。
 そう考えると、同じく未経験の大塚新コーチもたぶん大丈夫……か、なぁ……
 大塚氏に関しては、私自身が現役時代をほとんど知らない上に、どうにもレポーターとしてのイメージが邪魔をして、コーチとして見ることがなかなかできなかったりはします。
 しかもいきなり一軍のコーチですし、どの辺を評価してコーチを依頼したのか聞いてみたい気がすっげくします。いや、批判とかではなくて、文字通り聞いてみたいのです。
 そしてジョニー。率直に言います。いいのか、ロッテ。
 彼については90年代を知るパファンなら説明は不要でしょう。むしろ、私がいろいろ聞きたいぐらいです。
 だからこそ、コーチに就任すると聞いた時には、マリーンズのファン、あるいは当時からのパファンがどう思うだろうかと、複雑な感情がしました。就任することが悪いとは決して思いませんが、なぜハムなのかと。
 ですが、コーチとしてのジョニーを見たいか、見たくないかと言われたら、間違いなく「見たい!」と答えます。
 先程吉井前コーチの名前を出しましたが、現役を退いてからの年数が異なるとはいえ、黒木氏も就任時の吉井前コーチと立場的には似ていると言えば似ているわけで、こちらも過度に不安視することはないかも知れません。

 考えてみれば、栗山監督が就任した時にも経験の無さがさんざっぱら指摘されたわけですし、私もその点が気になって気になって仕方なかったものです。
 ですが、フタを開けてみれば経験の無さが良い意味での「色の無さ」となり、ファイターズという組織の中の監督という地位に見事にはまったのです。下手な大物監督よりもフィットしていたと言えるでしょう。
 とすれば、似たようなことがコーチでもありそうに思えてきます。
 つまり、経験はあるが組織の目標やポリシーを共有できないコーチよりも、それらを共有できるコーチを起用しつつ、経験不足は組織でカバーし合う方が、ファイターズには合っているのだろう、ということです。
 そう思えば、この3人を見る目も変わってきます。他のチームならとにかく、ファイターズでどれだけできるか、少なからぬ興味と若干の期待を込めて見てみたい気がしてくるのです。

 ただそれより気になるのは、「ガンバレ日本プロ野球!?」はどーなるんだろう。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アパッチさん (ルパート・ジョーンズ)
2012-11-26 07:43:32
うちはお金がないですからねぇ。
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ハムの人事 (アパッチ)
2012-11-26 07:07:42
ソフトバンクと対極的とお見受けしました。

返信する
M・Kさん (ルパート・ジョーンズ)
2012-11-26 06:58:34
指導者としての経験の無さを、それ以外の経験でカバーできるかがカギなのかも知れませんね。

しかし、阿井新コーチがこんな形でプロアマ協定に挑戦するとまでは思いませんでした。
教育者としての能力と経験は期待できるとは思うのですが、
だとすると二軍監督の方が適任という気もしないではありません。

あと、組長はあれですよ、やはりひこ(強制終了
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Unknown (M・K)
2012-11-25 14:25:10
>指導者経験がない
ノムケンと栗山監督、どこで差がついたのか……。

と、与太話はさておき。

阿井投手といえば、小林至が『僕の落第野球人生』で触れていました。
「(当時、10年の教諭経験が必要とされていた)
 プロアマ協定に挑戦している元プロ選手」と。

後年、ニュースステーションでも取り上げられていましたが、(高校野球の指導資格を得てから?)
その時は、野球部員に打撃投手をする姿が使われていました。
すべての部員に投げるということで、一度の練習で投げる投球数は、
200球~300球、それより多かったかも知れません。

締めくくりの角澤アナウンサーの「中15日、月2回の登板だそうです」が忘れられません。

>大塚光二
……日本シリーズで活躍するための極意を選手に伝えるためのコーチとして。(ボソッ)

>投手コーチ
牛島組長の話が無くなったのは、やはり飛k……、
もとい、飛ばし記事だったのかもしれませんね。

あるいは、「中田をシメる」という条件で折り合いがつかなかったのかもしれません。

フロントは、投手だけを見てもらいたかったのが、
組長は中田もシメるつもりだったとかで。<違
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