大阪市のコミュニティバスとして、通常のバスではカバーできない地域を走り続けた赤バス。
しかし、乗客数の伸び悩みにより、数年前から見直しに向けた動きが続けられた末、先月末で運転が終了することになりました。
鉄ヲタの私とはいえ、地元のバス路線群が一気になくなるとなれば、その前に乗っておきたくなるもの。廃止を数日後に控えた先日、短い区間ですが乗ってきました。
赤バスのバス停。100円で乗れることを示す「100」と書かれた赤いバスのイラストが目印です。
この日乗車したのは住吉ルート。
赤バスは基本的に大阪市の区ごとに路線が設定されていて(一部では区内に複数の路線あり)、通常のバスが走らない地域をきめ細かく通っています。
ただ、区ごとに路線が区切られる分、必ずしも乗客の需要とはマッチしなかったようです。実際住吉ルートも、行政機関は通るものの鉄道の駅は経由しないため、役所に用事でもない限り、ほとんど乗る機会はありませんでした。
バスは30数分に1本の頻度。発車時刻の近くにバス停に着いたのですが、バスがやって来たのは定刻を10分以上遅れてのことでした。
もっとも、このバスを見て「どこが赤バスなんだ」と思った方は少なくないでしょうね。
ご参考までに、何年か前に撮影した、当時の赤バス路線用バス。この通り、初代のバスは赤かったのです。
その後現在の車両が投入されたのですが、どちらも小型のノンステップバスという点で共通しています。
バスの車窓から。スーパー玉出という看板に大阪らしさを感じていただけるかと思います。
私が乗った赤バスは、お年寄りを中心に座席がほぼ埋まっていました。赤バスがなくなったらみんなどうするのかとは思いましたが、まぁ、市民が考えることではありますまい。といううちに、目的地に着きました。
路面電車の停留所近くのバス停でバスを降り、赤バスの最後の姿を見届けました。
しかし、乗客数の伸び悩みにより、数年前から見直しに向けた動きが続けられた末、先月末で運転が終了することになりました。
鉄ヲタの私とはいえ、地元のバス路線群が一気になくなるとなれば、その前に乗っておきたくなるもの。廃止を数日後に控えた先日、短い区間ですが乗ってきました。
赤バスのバス停。100円で乗れることを示す「100」と書かれた赤いバスのイラストが目印です。
この日乗車したのは住吉ルート。
赤バスは基本的に大阪市の区ごとに路線が設定されていて(一部では区内に複数の路線あり)、通常のバスが走らない地域をきめ細かく通っています。
ただ、区ごとに路線が区切られる分、必ずしも乗客の需要とはマッチしなかったようです。実際住吉ルートも、行政機関は通るものの鉄道の駅は経由しないため、役所に用事でもない限り、ほとんど乗る機会はありませんでした。
バスは30数分に1本の頻度。発車時刻の近くにバス停に着いたのですが、バスがやって来たのは定刻を10分以上遅れてのことでした。
もっとも、このバスを見て「どこが赤バスなんだ」と思った方は少なくないでしょうね。
ご参考までに、何年か前に撮影した、当時の赤バス路線用バス。この通り、初代のバスは赤かったのです。
その後現在の車両が投入されたのですが、どちらも小型のノンステップバスという点で共通しています。
バスの車窓から。スーパー玉出という看板に大阪らしさを感じていただけるかと思います。
私が乗った赤バスは、お年寄りを中心に座席がほぼ埋まっていました。赤バスがなくなったらみんなどうするのかとは思いましたが、まぁ、市民が考えることではありますまい。といううちに、目的地に着きました。
路面電車の停留所近くのバス停でバスを降り、赤バスの最後の姿を見届けました。
赤バスにはとうとう乗る機会はありませんでしたが、
家の近くでも走っていただけに、終わりと聞くと何か不思議な気分です。
赤バスは鉄道・地下鉄との接続を考えたり、複数の区にまたがる路線ができていたら、
まだ存続の目もあったかも知れないんですが、ままならぬものです。