にわか日ハムファンのブログ記念館

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〔2013初夏・北向きに〕(3)円山どうぶつの森(上)

2013-07-21 08:46:49 | さすらいブロガー旅情編
 札幌駅を出る。外は雨がぱらつく残念な天気。とりあえずホテルに向かい、荷物を預け、駅前で折り畳みの傘を買ってから出掛ける。
 今回向かうのは円山動物園。北海道で動物園と言えば旭山となりそうなものだが、なにせ距離があるし、円山公園自体もちゃんと見たことがなかったので、行ってみることにした。



 地下鉄の駅を降りると、雨は降っているのか止んでいるのか、という状態。傘もいるのかいらないのか、これまた微妙である。
 そんな空の下、ところどころ道に迷いながら歩く。新緑の季節、分け入った森は僅かに差す陽光に輝く。



 動物園に到着した。いかにも、という感じの正面玄関。



 園内には定番の動物に加え、北海道の固有種も飼育されているのだが、中には子ども向けの区域に入らないと見られないものもある。
 大の大人が2人で、というのもどうかと思われようが、精神年齢で言えば問題はなかろう、ということで入っていく。



 園内を歩き回るヒツジは、ちょうど毛刈りを終えたところ。



 食事に気を取られているすきに触れてみると、ブラシのような感触である。



 ポニーも食事中。



 プール内には白鳥とペリカンを模した像がある。



 休息中。かえって首が疲れやしないかと素朴な疑問も持つのだが、当人いや、鳥からすればこれが普通なのだろう。



 園内の「ビーバーの森」。ビーバーの他にプレーリードッグとアライグマがいる。


(クリックで拡大)

 北海道でもアライグマの野生化が問題となっているようだ。訳も分からず知らぬ土地に連れてこられ、害獣にされてしまう、動物にとっての不条理。



 ニワトリ園。一般のニワトリのほか、ウコッケイもいる。



 なぜかクジャクも混ざっている。かさばる羽を時折拡げては畳んだり。
 さて、この区域にはエゾリスやエゾモモンガなど、道内の固有種を見に来たわけで、それらの展示館に入ってみたはいいが、エゾリスは隠れていて見つからない。



 ただ、エゾユキウサギはマトモに見ることができた。普通にニンジンをばりぼりと食べている。



 夏場なので毛色は褐色。ユキウサギといえば普通のウサギと比べて足の長さと作りがだいぶ違うのだが、色のせいか意外と違和感がない。
 再び展示館全体を眺めてみたが、やはりエゾリスは見つからず。諦めて出ようとすると、ドアの足元に、



 飼育員の願いをエゾリスが理解しているかどうかは分からない。


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2 コメント

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Unknown (M・K)
2013-07-21 20:40:57
かれこれ20年ぐらい前の話ですが、親戚の家でもアライグマを飼っていた事があります。

案の定というか、ご多分にもれず、ちょっとした瞬間に脱走してしまったとか。
大阪の千里丘ですので、周囲は比較的山の中ですが、その後はどうなってしまったのか……。
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M・Kさん (ルパート・ジョーンズ)
2013-07-22 05:59:44
あちゃー。そりゃ厄介なことでしたね。
1匹だけなら繁殖の可能性はないので、それだけは救いですが。

もともと「ラスカル」というと「悪漢」という意味なので、
その名前相当の動物ってことが分かっていたら、どれだけの人が飼わずにいたことか……
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