栗山監督、早くも契約延長へ

　きのう書きたかったもう1つの話題がこちら。1日おいてほぼ確実な話になったようです。

■　日本ハム、栗山監督と１４年まで契約延長（サンスポ・2013年1月24日）

　シーズン開幕前の契約延長は確かに異例ではあります。普通なら今季の成績如何で、契約を延長するかどうか判断するところですし。
　ただ、成績以外の面も含めた「チームに対しての貢献度」という意味では、栗山監督には今後も期待できそうとは思います。
　中でも、地元に対するアピール、という意味で、栗山監督以上の人がいるかというと、まず見つからないでしょう。とくに、市町村レベルでのアピールを考えているなら、なおさらです。
　何より、人事、経営、あらゆる面において「独自の戦い」を繰り広げるファイターズにとって、何と戦っているのかを理解できる監督は必須です。ですが、そういう監督など簡単に見つかるわけがありますまい。
　そう考えていくと、早めに契約を結んで囲い込んでおくことの方が、むしろ賢明な選択とも思えます。
　繰り返しになりますが、この時期の契約延長は確かに異例のことです。ですが、それ以上に理解しておくべきことは、今のファイターズにとって「異例」であることは、おそらく何の意味も持たないということです。
　前例があろうがなかろうが、利益になることは躊躇せず断行する。書くのも言うのも簡単なことですが、実行するのは決して簡単ではない。
　……と書いていると、プロ野球チームのファンブログというよりは、ビジネス書でも執筆している気分になってきました。昨日から何かそんな気分がしています。