先ほど高校生ドラフトの結果が確定しました。今回のドラフトは制度面でも当日の実施面でもNPBクオリティ全開だったわけですが、とにかく結果は出たようです。
今回のドラフトでファイターズが指名した選手については北海道日刊スポーツの速報で出ていますが、せっかくなので当ブログでも簡単に見ておきたいと思います。
1巡目:陽仲壽(よう・ちょんそ)内野手・福岡一高
ホークスとの争奪戦はくじ引きの結果が覆る(スポーツナビ)というオチつきでファイターズに軍配。ちなみにドラフト1巡目で高校生を引き当てたのはファイターズ史上初なのだそうです(参考:北海道日刊スポーツ)。別に胸を張れる話ではありませんが。
この陽選手、先の北海道ニッカンの速報をはじめ、どのメディアも長打を狙える打撃や50メートル5秒台の足について高く評価しており、「高校No.1ショート」という呼び声もあるようです。
ただ、個人的には守備力についての評価が見当たらないのがどうにも気になるところです。
遠投110メートルなんて書いているのもありますが、ショートと遠投がどう関係あるのか分かりませんし。何より「打撃のいいショート」という触れ込みを聞くとこのひとのトラウマが甦るのがどうにもイヤなところです。
もっともこんな話(ニッカン)もありますし、本人がホークス入りにこだわり入団拒否、というオチになりそうな気もしますが。
ところで、陽選手が入団した場合、1行顔文字はやっぱり (=゜ω゜)ノょぅ となるのでしょうか?
3巡目:木下 達生(きのした・たつお)投手・東邦高
ファイターズは大学・社会人ドラフトで希望枠を使うため2巡目はなし。それにしても、自由枠を人数と名前だけ変えるようなお為ごかしを平気でやらかすNPBの神経、何とかなりませんかね?
さて、3巡目はセンバツで延長10回完封の経験もある右投手の指名となりました。
普通投手の能力を表すのによく使われるのが球速です。木下投手の場合も144kmとか147kmとかいろいろ言われているようですが、この手の話は得てして尾ひれがついていくもので、あまり信用はできません。
そのいい例が助っ人投手の前評判で、160kmも狙えると言っていたはずが150kmも出なかったり、球速はあるものの棒球が多かったり、とんでもないノーコンだったりという話は皆さんもこれまで経験していることと思います。
ただ木下投手の場合かならずしも速球一辺倒ではないようで、カーブやスライダーなどの変化球も使える上制球力にも定評あり。体格もいいようですので、うまく育てればかなりの大物になってくれそうです。もっともそこが一番心配なんですけどねorz
4巡目:今成 亮太(いまなり・りょうた)捕手・浦和学院高
送球スピードが速いというのが評判の捕手。ただそれ以外の部分でセールスポイントとはどこかと言われると「?」となってしまいます(私が調べ切れなかっただけかも知れませんが)。
ニッカンの選手紹介でも「バッティングや全体的な動きも光るものがあり、将来性が豊かな逸材。」とありますが、裏を返せば現状はまだプロのレベルではないという意味にも取れます。
写真で見る限り線も細そうですので、プロで試合に出るにはまだまだ時間がかかるのでは、というのが私の印象です。
父親がファイターズのスカウトということでとかく注目されると思いますが、私が知る限り同じ球団に親子がいた例にはロクなのがないので(と言っても2組しか知りませんが)、ぜひ前例を打破すべく2軍コーチ陣は育成に励んでもらいたいものです。
って、その2軍バッテリーコーチが来年から山田ですか……_| ̄|○
今回のドラフトでファイターズが指名した選手については北海道日刊スポーツの速報で出ていますが、せっかくなので当ブログでも簡単に見ておきたいと思います。
1巡目:陽仲壽(よう・ちょんそ)内野手・福岡一高
ホークスとの争奪戦はくじ引きの結果が覆る(スポーツナビ)というオチつきでファイターズに軍配。ちなみにドラフト1巡目で高校生を引き当てたのはファイターズ史上初なのだそうです(参考:北海道日刊スポーツ)。別に胸を張れる話ではありませんが。
この陽選手、先の北海道ニッカンの速報をはじめ、どのメディアも長打を狙える打撃や50メートル5秒台の足について高く評価しており、「高校No.1ショート」という呼び声もあるようです。
ただ、個人的には守備力についての評価が見当たらないのがどうにも気になるところです。
遠投110メートルなんて書いているのもありますが、ショートと遠投がどう関係あるのか分かりませんし。何より「打撃のいいショート」という触れ込みを聞くとこのひとのトラウマが甦るのがどうにもイヤなところです。
もっともこんな話(ニッカン)もありますし、本人がホークス入りにこだわり入団拒否、というオチになりそうな気もしますが。
ところで、陽選手が入団した場合、1行顔文字はやっぱり (=゜ω゜)ノょぅ となるのでしょうか?
3巡目:木下 達生(きのした・たつお)投手・東邦高
ファイターズは大学・社会人ドラフトで希望枠を使うため2巡目はなし。それにしても、自由枠を人数と名前だけ変えるようなお為ごかしを平気でやらかすNPBの神経、何とかなりませんかね?
さて、3巡目はセンバツで延長10回完封の経験もある右投手の指名となりました。
普通投手の能力を表すのによく使われるのが球速です。木下投手の場合も144kmとか147kmとかいろいろ言われているようですが、この手の話は得てして尾ひれがついていくもので、あまり信用はできません。
そのいい例が助っ人投手の前評判で、160kmも狙えると言っていたはずが150kmも出なかったり、球速はあるものの棒球が多かったり、とんでもないノーコンだったりという話は皆さんもこれまで経験していることと思います。
ただ木下投手の場合かならずしも速球一辺倒ではないようで、カーブやスライダーなどの変化球も使える上制球力にも定評あり。体格もいいようですので、うまく育てればかなりの大物になってくれそうです。もっともそこが一番心配なんですけどねorz
4巡目:今成 亮太(いまなり・りょうた)捕手・浦和学院高
送球スピードが速いというのが評判の捕手。ただそれ以外の部分でセールスポイントとはどこかと言われると「?」となってしまいます(私が調べ切れなかっただけかも知れませんが)。
ニッカンの選手紹介でも「バッティングや全体的な動きも光るものがあり、将来性が豊かな逸材。」とありますが、裏を返せば現状はまだプロのレベルではないという意味にも取れます。
写真で見る限り線も細そうですので、プロで試合に出るにはまだまだ時間がかかるのでは、というのが私の印象です。
父親がファイターズのスカウトということでとかく注目されると思いますが、私が知る限り同じ球団に親子がいた例にはロクなのがないので(と言っても2組しか知りませんが)、ぜひ前例を打破すべく2軍コーチ陣は育成に励んでもらいたいものです。
って、その2軍バッテリーコーチが来年から山田ですか……_| ̄|○
あんなNPBハンコとか紛らわしいものはいいから、
「あたり」「はずれ」ってしっかりハッキリ書いとけばいいのにね。
もうマルカワのフィリックス・フーセンガム並にハッキリと。
>ショートと遠投がどう関係あるのか
まあショートやサードは肩が強いに越したことはないんですが、強肩が売りの内野手は外野に転向してから成功したケースも多いですね。
田口とか新庄とか。
根来さん。
陽に関しては王さんがボケてるんじゃないかと思いますけど・・
ドラフトではずしたことは結構あるはずですし・・
木下も中日志望だったとかで難航しそうです。
プロでも即戦力な守備が売りでは?
ただそれ以上に、自分たちでクジを作っておきながらそれを確認もしなかったNPBはもはやネタ的存在でしかないような(苦笑)
すっかり忘れていました(^^;)そういや現役ではラミレス親子なんてのもいましたね。
>外野に転向
なるほど、その手がありましたね。
言われてみればSHINJOも元はショートなわけですし、守備のセンスがあれば陽もコンバートで大成してくれるかも知れません。
おそらく土曜日のファーム選手権には表彰で来ると思うので、その時どれだけブーイングがあるか楽しみではあります(苦笑)