西宮の象徴にして市民の心の拠り所、それが甲山。
位置としては六甲山系の中にあり、標高も六甲山とは比較にならないながら、それとはまったく系統が異なる山として、見る者に独自の存在感を誇っています。
西宮で育ったら、必ずと言っていいほど甲山を登ることになります。私自身、子どものころに遠足やハイキングで何度か登ったことがあります。
先日ふと思い立って、20数年ぶりに登ってみたいと思ったのでした。
甲山への登山道でもっともオーソドックスなのが、ふもとにある神呪寺からのルートです。
「神」「呪」というと、ホラーっぽく思われる方もいらっしゃるかも知れませんね。しかし、この寺は別名「甲山大師」といい、甲山を神として祀る「神の寺」がその由来だそうです。
神呪寺のふもとまでは、阪神西宮からバスで一本。ここから階段を上っていきます。
ここはもちろん仏教寺院なのですが、「神の寺」というだけあって、神社や祠も併在しています。しかし、明治時代の廃仏毀釈をよく生き残れたもんですねぇ。
こちらが本堂。登山の無事を祈ります。
ここからが登山道。
といっても階段状に整備されているので、特に危ないこともありません。
半分ぐらい進んできました。
さらに進むにつれて、だいぶ視界が開けてきましたよ。
ほどなく、登山道の先が明るくなりました。あと少し!
あっさり登頂。実は、神呪寺からは10分とかかっていません。
もう少し長かったはずなのに……と思ったのですが、子どもの頃の足と今とでは、感じが違って当然ですよね。
甲山の二等三角点です。
甲山山頂からは、1974年に祭祀用の銅戈(どうか)が出土しています。
その場所を示しているのがこちら。甲山が非常に古くから、信仰の対象であったことを示しています。
ちょうどお昼になりました。持ってきたお弁当を食べて、栄養十分で下山します。
来た道をそのまま戻っても仕方がないので、別のルートをとることにしました。
急な段が続きます。登るよりも下る方が要注意。
しばらくすると、分かれ道になりました。右が先程の神呪寺に行く道、左はまた別の道です。
せっかく別ルートをとるのだからと、左に行ってみたところ、
こえーよ[[[;;;゜д゜]]]]
柵を頼りに、慎重に降りるしかありませんね……
ともあれ、なんとか無事に降りてきました。この先には甲山森林公園があります。こちらもピクニックで何度か来たところ。山歩きの次は、森の中を歩いてみますかね。
公園に入ると、すぐに梅園へとたどり着きました。
梅はすでに見ごろを迎えていました。気がつけば、もうすぐ春なんですね。
梅林の中にはブロンズ像があったのですが、なんなのかはイマイチよくわかりませんでした(苦笑)
森林公園中央に位置する噴水広場。さすがに季節が季節なので、噴水は動いていませんでした。
広場への道は「彫刻の道」といい、現代的な彫刻が並んでいます。
現代芸術に疎い私には、なにがなにやらさっぱりなのですが……
もう少し詳しく見たい方は、甲山森林公園のページをどうぞ。
広場を見下ろすレストハウスにやってきました。先程の彫刻の道が、甲山に向かって一直線になっているのが分かりますね。
標高300メートルほどの山が、ずいぶん際立って見えるものです。
こんどは展望台に来ました。
大阪平野を一覧できるはずが、この日は霞んで見通しが良くありません。甲子園方向を撮影したつもりなのですが、どこがどこなんだか……
ちなみに、展望台からの方角は、設置されているイラストで確認したのですが、
なんと西宮球場が残ってます。「京セラドーム」に至っては、なにそれおいしいの?って感じですね。
展望台を降り、森林公園の「みくるま池」から眺める甲山。
ほぼ30年間、私を見守ってきた山です。
位置としては六甲山系の中にあり、標高も六甲山とは比較にならないながら、それとはまったく系統が異なる山として、見る者に独自の存在感を誇っています。
西宮で育ったら、必ずと言っていいほど甲山を登ることになります。私自身、子どものころに遠足やハイキングで何度か登ったことがあります。
先日ふと思い立って、20数年ぶりに登ってみたいと思ったのでした。
甲山への登山道でもっともオーソドックスなのが、ふもとにある神呪寺からのルートです。
「神」「呪」というと、ホラーっぽく思われる方もいらっしゃるかも知れませんね。しかし、この寺は別名「甲山大師」といい、甲山を神として祀る「神の寺」がその由来だそうです。
神呪寺のふもとまでは、阪神西宮からバスで一本。ここから階段を上っていきます。
ここはもちろん仏教寺院なのですが、「神の寺」というだけあって、神社や祠も併在しています。しかし、明治時代の廃仏毀釈をよく生き残れたもんですねぇ。
こちらが本堂。登山の無事を祈ります。
ここからが登山道。
といっても階段状に整備されているので、特に危ないこともありません。
半分ぐらい進んできました。
さらに進むにつれて、だいぶ視界が開けてきましたよ。
ほどなく、登山道の先が明るくなりました。あと少し!
あっさり登頂。実は、神呪寺からは10分とかかっていません。
もう少し長かったはずなのに……と思ったのですが、子どもの頃の足と今とでは、感じが違って当然ですよね。
甲山の二等三角点です。
甲山山頂からは、1974年に祭祀用の銅戈(どうか)が出土しています。
その場所を示しているのがこちら。甲山が非常に古くから、信仰の対象であったことを示しています。
ちょうどお昼になりました。持ってきたお弁当を食べて、栄養十分で下山します。
来た道をそのまま戻っても仕方がないので、別のルートをとることにしました。
急な段が続きます。登るよりも下る方が要注意。
しばらくすると、分かれ道になりました。右が先程の神呪寺に行く道、左はまた別の道です。
せっかく別ルートをとるのだからと、左に行ってみたところ、
こえーよ[[[;;;゜д゜]]]]
柵を頼りに、慎重に降りるしかありませんね……
ともあれ、なんとか無事に降りてきました。この先には甲山森林公園があります。こちらもピクニックで何度か来たところ。山歩きの次は、森の中を歩いてみますかね。
公園に入ると、すぐに梅園へとたどり着きました。
梅はすでに見ごろを迎えていました。気がつけば、もうすぐ春なんですね。
梅林の中にはブロンズ像があったのですが、なんなのかはイマイチよくわかりませんでした(苦笑)
森林公園中央に位置する噴水広場。さすがに季節が季節なので、噴水は動いていませんでした。
広場への道は「彫刻の道」といい、現代的な彫刻が並んでいます。
現代芸術に疎い私には、なにがなにやらさっぱりなのですが……
もう少し詳しく見たい方は、甲山森林公園のページをどうぞ。
広場を見下ろすレストハウスにやってきました。先程の彫刻の道が、甲山に向かって一直線になっているのが分かりますね。
標高300メートルほどの山が、ずいぶん際立って見えるものです。
こんどは展望台に来ました。
大阪平野を一覧できるはずが、この日は霞んで見通しが良くありません。甲子園方向を撮影したつもりなのですが、どこがどこなんだか……
ちなみに、展望台からの方角は、設置されているイラストで確認したのですが、
なんと西宮球場が残ってます。「京セラドーム」に至っては、なにそれおいしいの?って感じですね。
展望台を降り、森林公園の「みくるま池」から眺める甲山。
ほぼ30年間、私を見守ってきた山です。