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すでに報道されている通り、昨日合併球団と東北楽天ゴールデンイーグルスとで分配ドラフトが行われました。その結果は「マリンブルーの風」さんが新旧の球団ごとに見やすくまとめておられますので、そちらをご覧いただけるといいと思います。
この分配ドラフトという方法についてはいろいろな意見があるでしょう。私自身も思いは複雑です。
戦力均衡を図り、初年度から東北楽天が十分に戦えるようにするなら、間違いなく全球団の拡大ドラフトを行うべきでした。
ただ、大阪近鉄バファローズとオリックスブルーウェーブという2つのチームの選手がバラバラになってしまうのをできる限り避けるには、離散ではなく分断で済むこの方法が多少はましな気もしますし、どちらの方がいいとはにわかに結論付けられません。
もっとも、バファローズの選手契約をそのままイーグルス側に引き継いでくれてさえいれば、こんなことにはならなかっはずですし、以前の記事で書いたように磯部の問題を巡ってブルーウェーブの選手が激怒することもなかったはずです。
実際にはそのような方法は採られず(採るわけないでしょうが)、両チームの選手はあるいは合併球団、あるいは東北楽天へと分けられてしまいました。
この結果についてあれこれ論評するのは避けたいと思います。いや、正直に申せば、冷静な論評は私にはできません。
この両チームはにわか日ハムファンの私にとって敵チームでしたが、同時に阪神ファンでもある私にとっては、かつてタテジマを着た愛すべき選手たちのいるチームでもありました。
大阪ドームでもヤフーBBでも両チームの選手を敵としてヤジり倒してきた私ですが、それらの選手の活躍には心のどこかで嬉しい気持ちがあったのも事実です。それだけに、彼らにはできれば合併球団から自由であってほしいと思っていました。
ですが、いざ結果が出てみますと、川尻や谷中、山村、吉田豊彦、斉藤秀光、星野が東北楽天入りしたことに安堵の気持ちを持つ一方、彼らの姿をスタジアムで見る機会がほとんどなくなってしまったことには、寂しさや悲しさを抑えることはできません。
また北川と塩谷は合併球団入りとなったようです。彼らは来年も関西に残るわけです。
ですが、バファローズへの愛着では磯部にも負けない北川が、愛するものの生命を奪った合併球団でプレーする姿を、私は心穏やかに見ることはできないでしょう。
それに、「Bクラス請負人」「最下位ジンクス」などの伝説を持つ塩谷が合併球団がAクラス、あるいは優勝を果たしたとして、私は彼のことを喜んであげられる気持ちには恐らくなれないと思います。
(ちなみに塩谷伝説については「檻のうた」さんがこちらでネタにしつつも愛のある紹介文を書かれていますので、ぜひご覧ください)
ここで私は元阪神の選手のみを挙げましたが、彼らのみならずどの選手に対しても、多くの方が合併球団に獲られてほしくないという思いを抱いているでしょう。その一方で、関西のファンの方なら自分たちが応援した選手が遠い仙台の地に行ってしまうことに寂しさを感じておられる方も少なくないはずです。
球団数削減というのは今回のような分配ドラフトであれ、拡大ドラフトであれ、このような悲しい作業を伴います。これ以上このような動きがないことを強く要求する限りです。
さて、ここでは「オリックス・バファローズ」などと名乗る球団を「合併球団」と表してきました。おそらく多くの皆さんもそうでしょうが、間違っても彼らが大阪近鉄から奪い取った「バファローズ」の名前を認める気には金輪際なれないのがその理由です。
ただここで1つ問題が出てきます。1字略号(という言い方が正しいかどうか分かりませんが)をどうするかです。
プロ野球球団にはそれぞれファンがつけた漢字1字の略号があります。例えば、我がファイターズなら「公」(「ハ」と「ム」ですね)、バファローズなら「牛」や「丑」、ブルーウェーブなら「檻」や(あまり見ませんが)「波」のように。
ですので、同じように合併球団を1字略号で表す必要に迫られた時にどうしようか、というのが気にかかるところです。
当然のことですが、バファローズの歴史と共にある「牛」や「丑」という呼び名をこの球団には絶対に使いたくありません。さりとて、他の候補もなかなか思いつかないところです。
生物であること、またバファローズを名乗るくせにバフィーとファルルの首を切り、ネッピーとリプシー(この2人には全く罪はありませんが)を使うところからすれば、
「ウミウシ」
呼ばわりぐらいしたいところなのですが、これだと漢字1字では表せません。
何か名案があればいいのですが、うーむ…
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この分配ドラフトという方法についてはいろいろな意見があるでしょう。私自身も思いは複雑です。
戦力均衡を図り、初年度から東北楽天が十分に戦えるようにするなら、間違いなく全球団の拡大ドラフトを行うべきでした。
ただ、大阪近鉄バファローズとオリックスブルーウェーブという2つのチームの選手がバラバラになってしまうのをできる限り避けるには、離散ではなく分断で済むこの方法が多少はましな気もしますし、どちらの方がいいとはにわかに結論付けられません。
もっとも、バファローズの選手契約をそのままイーグルス側に引き継いでくれてさえいれば、こんなことにはならなかっはずですし、以前の記事で書いたように磯部の問題を巡ってブルーウェーブの選手が激怒することもなかったはずです。
実際にはそのような方法は採られず(採るわけないでしょうが)、両チームの選手はあるいは合併球団、あるいは東北楽天へと分けられてしまいました。
この結果についてあれこれ論評するのは避けたいと思います。いや、正直に申せば、冷静な論評は私にはできません。
この両チームはにわか日ハムファンの私にとって敵チームでしたが、同時に阪神ファンでもある私にとっては、かつてタテジマを着た愛すべき選手たちのいるチームでもありました。
大阪ドームでもヤフーBBでも両チームの選手を敵としてヤジり倒してきた私ですが、それらの選手の活躍には心のどこかで嬉しい気持ちがあったのも事実です。それだけに、彼らにはできれば合併球団から自由であってほしいと思っていました。
ですが、いざ結果が出てみますと、川尻や谷中、山村、吉田豊彦、斉藤秀光、星野が東北楽天入りしたことに安堵の気持ちを持つ一方、彼らの姿をスタジアムで見る機会がほとんどなくなってしまったことには、寂しさや悲しさを抑えることはできません。
また北川と塩谷は合併球団入りとなったようです。彼らは来年も関西に残るわけです。
ですが、バファローズへの愛着では磯部にも負けない北川が、愛するものの生命を奪った合併球団でプレーする姿を、私は心穏やかに見ることはできないでしょう。
それに、「Bクラス請負人」「最下位ジンクス」などの伝説を持つ塩谷が合併球団がAクラス、あるいは優勝を果たしたとして、私は彼のことを喜んであげられる気持ちには恐らくなれないと思います。
(ちなみに塩谷伝説については「檻のうた」さんがこちらでネタにしつつも愛のある紹介文を書かれていますので、ぜひご覧ください)
ここで私は元阪神の選手のみを挙げましたが、彼らのみならずどの選手に対しても、多くの方が合併球団に獲られてほしくないという思いを抱いているでしょう。その一方で、関西のファンの方なら自分たちが応援した選手が遠い仙台の地に行ってしまうことに寂しさを感じておられる方も少なくないはずです。
球団数削減というのは今回のような分配ドラフトであれ、拡大ドラフトであれ、このような悲しい作業を伴います。これ以上このような動きがないことを強く要求する限りです。
さて、ここでは「オリックス・バファローズ」などと名乗る球団を「合併球団」と表してきました。おそらく多くの皆さんもそうでしょうが、間違っても彼らが大阪近鉄から奪い取った「バファローズ」の名前を認める気には金輪際なれないのがその理由です。
ただここで1つ問題が出てきます。1字略号(という言い方が正しいかどうか分かりませんが)をどうするかです。
プロ野球球団にはそれぞれファンがつけた漢字1字の略号があります。例えば、我がファイターズなら「公」(「ハ」と「ム」ですね)、バファローズなら「牛」や「丑」、ブルーウェーブなら「檻」や(あまり見ませんが)「波」のように。
ですので、同じように合併球団を1字略号で表す必要に迫られた時にどうしようか、というのが気にかかるところです。
当然のことですが、バファローズの歴史と共にある「牛」や「丑」という呼び名をこの球団には絶対に使いたくありません。さりとて、他の候補もなかなか思いつかないところです。
生物であること、またバファローズを名乗るくせにバフィーとファルルの首を切り、ネッピーとリプシー(この2人には全く罪はありませんが)を使うところからすれば、
「ウミウシ」
呼ばわりぐらいしたいところなのですが、これだと漢字1字では表せません。
何か名案があればいいのですが、うーむ…
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いつもながらの濃厚な記事、楽しませて頂きました。
私の中でジョーンズさんの記事は、高モンのバニラアイスみたいな感じです。
ウミウシ。いいですね。合併球団よりは、体をあらわしてるような。
私は来年の5月頃、「ウミウシはどうやったら勝てるのか?」とか、「ウミウシをどうやったら愛せるのか?」とか、そーいう記事を書いていそうです。。
ウミウシは上手い表現です。
貶めるような漢字はいくらでも思いつくのですが、選手に気の毒な気がするんですよねぇ、これって。
「ウミウシ」ならちょっと可愛いですね。
う~~~~ん思いつかない・・・。
ウミウシでもやはりウシってつきますもんねえ。
やっぱり「合」でしょうか・・・。
合って言うより「分」「壊」「断」と否定的な字しか思いつきません(T-T)
今は楽天の方が騒がれてますが、こっちも忘れちゃいけませんね。礒部は新球団出来る前から合併球団には行きたくないと言っていたので、やはり相当悔しかったんでしょうね…。
>ばばらさん江
ニックネームは「バファローズ」なのに、ネッピーは「残留」、バフィーは「・・・」だそうです。
「雇用は守る」言うたん違うんかい~!!マスコットもそれに入れたれえ!
ずっとBWと書いてました。
オリックスはファンでないけど、ブルーウェーブ
ファンですという意味です。
しかし、ブルーウェーブがなくなるので困りました。
オリバファは長いし、仕方なくオリにしました。
蔑称みたいなイメージだったんですが、日ハムも
ファンもハムと呼ぶ人多いですから普通ですね。
いい名前知りたいですね。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/pyun/illust/031.html
なかなかカワイイです、ヤギとちゃうんか、とツッコミを入れたくはなります(笑)
つまり「オリックス・バファローズ」イコール「ウシウシ」ですね。
時は70年代ですたが、中田カウス・ボタン両師匠が、意味もなく「ウシウシ」と言いながらウシウシ笑う、なんかの牛肉入り食品のCMを思い出します。
あれって関西ローカルやったんかなあ。
ウシウシ=ウシ×2
↓
ウ 2
↓
ウ ニ!
ウニ、どうでしょう?
なんや厄払いせなあかんような気になってまうヤクルトの「ヤク」より、ずっとええ~感じです!
それに、ようわからへんけど、ウミウシよりはたぶん人々に喜ばれること請け合いです!
対戦チームも、「きょうはウミウシを食うぞー」となったら、なにか罰ゲームのような気になってしまいますが、「きょうはウニを食うぞー」なら、もう本気モード満々で勝負してきます!
あと、私が気になって夜も寝られず朝もサンスポが読めないくらい悩んでいることがあります。
それは、大阪ドームの売店のたこ焼きは、いわゆる大阪仕様、未来の元ヤフーBBの売店のたこ焼きは、いわゆる明石仕様であることです。
が、ここでついに一文字略語に到達します!
蛸!
ああ、ブルーウェーブにただよう磯の香りを見事に継承しながらも、こう、飲みロードのハシゴ3軒めに移動中に屋台を見つけて「大将、20個くらい行てまえ!」という感じのバファローズの豪快なチームカラーまでナイスに表現してくれる一文字です!
さらには、くねくねと触手をいろいろ伸ばすところが、まさしく宮内オーナーのイメージにぴったり!
そして中村GMは、御本人が蛸に似ています!
スポーツ紙も「蛸砲、またも4タコ」と書きやすく、マスコミにも大いに貢献してくれます!
やったあ! 関西の誇る蛸ばんざい!
・・・しまった、自分のブログで書けばよかったけど、まあいいか(笑)
「横浜銀行」よりリアルだし。本物だし。
「ウミウシ」は英語でSea slugs
「シースラッガース」。意味がわからなければ「デヴィルレイズ」みたいに、なかなかいけるかも。決して意味を教えなければ・・・・。
さて、分配ドラフトも終わりましたが、このままでは楽天どころか「ウミウシ」の方もあまり強力そうにないメンバーですね。
それだけに、そう簡単には順位を上げられそうにないと思いますし、「ウミウシはどうやったら勝てるのか?」という記事はまず間違いなく書かれることになるでしょうね。
ただ、「ウミウシをどうやったら愛せるのか?」うーん、私は愛せそうにないなぁ…
私もこのチームには蔑称を投げつけたい気持ちがある反面、いくらくだらないチームでもそこでプレーする選手を罵倒するのは筋違いですから、この辺りにジレンマを感じていました。
とはいえ、どうしても合併球団に牛の称号を使いたくありませんでしたし、ウミウシ辺りが丁度いい表現かな、とも思いますね(笑)