(前回までのあらすじ)
巨悪球団による大粛清により、関西が危機に陥った2004年。
絶望的な状況を変えるべく立ち上がったのは、かつて関西の某巨大球団から消されていった男たちであった。
グラウンドに戻ってきた彼らが結成したのが、リベンジ球団「大阪バットマン・リターンズ」。
正義とウケ狙いの闘いが、今ここに始まる…
〔一塁手〕
・北川博敏(9)
大阪近鉄移籍後に花開いた苦労人。2001年の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームランは今も大阪人の心に焼き付いている。
奇跡を呼び込む男は関西に夢を取り戻せるのか?そして登場テーマはやっぱり逆転!イッパツマンなのか?
〔二塁手〕
・平尾博司(2)
高卒入団1年目から期待されたが、チャンスをつかみかけてはケガでリタイアを繰り返した末トレードに出され、移籍先の西武でもチャンスをつかみかけてはケガでリタイアを繰り返す、スペランカーにもなりきれない地味な選手。
その1で「男たちが立ち上がった」と書いたが、こいつは腰が悪いから正直寝といてほしい。
〔三塁手〕
・塩谷和彦(40)
球界一「リベンジ」という言葉が似合う男。
93年に入団以来12年間所属チームはずっとBクラス、うち9年は最下位。
トレードに出されて以来「放出して惜しかったと思わせたい」という思いを抱えながらも、いなくなった途端に阪神は勝てるようになり、阪神ファンの記憶からは次第に消えていった塩谷。
「1度でいいからAクラスになりたい」という彼の心の叫びは天に届くのか!?
〔遊撃手〕
・星野修(68)
入団時にはスカウトから「掛布の入れ替わり」といわれ、今の金本の応援歌が使われていたなど、長距離砲としての活躍を期待されていながら、阪神時代は打球がライトスタンドをまたぐどころか1,2塁間を抜くのが精一杯。
しかし、ウエスタンで2打席連続三振出塁を記録した諦めの悪さ俊足はダテではない。愛称シボレーにふさわしい燃費の悪さ走りが期待される。
【外野手】
〔左翼手〕
・平下晃司(45)
関西に自宅を新築したのにロッテにトレードの憂き目に合った悲劇の俊足。
移籍早々マリサポに「♪なんてすばらしい選手だ」というおよそあり得ないような漠然とした歌詞の応援歌を作ってもらい、熱い応援を受けていたが、慣れ親しんだ関西に活躍の場を求める。
〔中堅手〕
・新庄剛志(1)
球界一「リベンジ」という言葉が似合わない男。なぜいるのか分からない気もするが、新たに結成されたチームに加わるというのは、彼なりの挑戦ではあるのだろう。
あるいは、えべっさんから食いだおれまで守備練習中のコスプレのネタには困らないからかも知れないが。
〔右翼手〕
・坪井智哉(32)
一発こそ少ないものの高打率が売りの安打製造機。ケガの影響からトレードに出されていたが、関西に残る根強いファンの声援を受けての活躍が期待される。
唯一問題があるとすれば、経歴がファンファーレの中で歌いきれなくなったことぐらいであろうか。♪PL~青学~東芝~(阪神日ハム!)つ~ぼ~い~
【指名打者】
・萩原誠(31)
91年の高卒ドラ1として将来を嘱望され、ウエスタン首位打者・最多出塁・最多四球など2軍のタイトルコレクターとしては名を馳せたものの、そこから脱皮できないまま、近鉄に放出、解雇という末路をたどる。
実は婿養子なので苗字は変わってしまったが、入団時の登録名で再起を図る。
【打撃コーチ】
・掛布雅之(13)
現オーナーとの確執から阪神には就職できず、イメージ上讀賣のコーチにはなりたくてもなれず、期待していたオリッ鉄新球団監督の話は夕刊○ジのガセだった掛布が、しびれを切らして打撃コーチ就任。
指導自体に批判はないが、世間の目は、いつ自分の息子を入団させるかに向いているのが悲しいところ。
【投手コーチ】
・小林繁(91)
江川事件での阪神移籍、引退後は大阪近鉄のコーチ就任も事業失敗で自己破産というまさに歩くリベンジ。
そんじょそこらの選手の苦労など可愛く思えるくらいの経験を重ねてきての投手コーチ就任。選手のリベンジよりも自らの再起を優先しそうな勢いで、投手陣をまとめる。
【ヘッドコーチ】
・若菜嘉晴(88)
1982年にスキャンダルのドサクサで退団(したらしい)。大洋移籍後は阪神戦となると鬼のように燃えた男が、阪神の牙城にコーチとして乗り込む。
当然阪神との交流試合は必見であるが、55号ホームランを巡って因縁のある讀賣ローズ相手に何をしでかすかも見逃せない。
【監督】
・真弓明信(77)
阪神史上屈指のリードオフマン。反面、1995年に引退試合まで行ってもらいながら現役続行にこだわり、結局他球団からのオファーがなかったのを見極めて現役を引退したという、川相になり損ねた男であることはどれほど知られているであろうか。
引退後は初代熱血タイガース党党首就任後、大阪近鉄で打撃コーチ、ヘッドコーチを歴任していたが、リベンジに燃える男たちを束ねる総帥として采配を振るう。
~関西球界が大粛清から蘇るかは、この男達に委ねられた~
《新球団の船出に寄せられた各界からのコメント》
おすぎさん(映画評論家):本当に感動しました。こんなにせつない愛がこの世にあるなんて、初めて知りました。
ピーコさん(ファッション評論家):あの食い倒れ人形みたいなユニフォームは何なのよ! カニ道楽のカニみたいなマスコットも悪趣味! 最悪!
藤田まことさん(俳優):まだ若かったころ『てなもんや三度笠』に出演したときの自分を思い出した。あらゆる人がいちばん大切な原点に戻れると思う。
高田モンスター総統さん(モンスター総統):関空トルネード? ふはははは。我々の相手ではない。
沢口靖子さん(女優):「パ・リーグ消えたらアカンオカン」という私の心の叫びが届いたんですね。嬉しい限りです。
太田房江さん(大阪府知事):ずっと以前から新球団結成を希望していました。新球団にはぜひ大阪ドームを本拠として、大阪を活気付けていただきたいと思っております。
長嶋茂雄さん(リハビリ中、長男の一茂さんを通じて):いわゆるひとつのメイクミラクルですね。
渡辺恒雄さん(読売新聞主筆):オレは『丹下左膳』が見たいんだ!
城島健司さん(プロ野球選手):見るのはやめろ!ブルガリア!
井川慶さん(プロ野球選手):犬夜叉放送終了のショックがまだ残っていたのですが、これで立ち直れそうな気がします。
桧山進次郎さん(プロ野球選手):新球団ができた?大歓迎ですね。次にボクがFAしたときは電話だけでもいいんで、必ず連絡ください。
なお、映画版「大阪バットマン・リターンズ」は遠日公開の予定です。
巨悪球団による大粛清により、関西が危機に陥った2004年。
絶望的な状況を変えるべく立ち上がったのは、かつて関西の某巨大球団から消されていった男たちであった。
グラウンドに戻ってきた彼らが結成したのが、リベンジ球団「大阪バットマン・リターンズ」。
正義とウケ狙いの闘いが、今ここに始まる…
〔一塁手〕
・北川博敏(9)
大阪近鉄移籍後に花開いた苦労人。2001年の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームランは今も大阪人の心に焼き付いている。
奇跡を呼び込む男は関西に夢を取り戻せるのか?そして登場テーマはやっぱり逆転!イッパツマンなのか?
〔二塁手〕
・平尾博司(2)
高卒入団1年目から期待されたが、チャンスをつかみかけてはケガでリタイアを繰り返した末トレードに出され、移籍先の西武でもチャンスをつかみかけてはケガでリタイアを繰り返す、スペランカーにもなりきれない地味な選手。
その1で「男たちが立ち上がった」と書いたが、こいつは腰が悪いから正直寝といてほしい。
〔三塁手〕
・塩谷和彦(40)
球界一「リベンジ」という言葉が似合う男。
93年に入団以来12年間所属チームはずっとBクラス、うち9年は最下位。
トレードに出されて以来「放出して惜しかったと思わせたい」という思いを抱えながらも、いなくなった途端に阪神は勝てるようになり、阪神ファンの記憶からは次第に消えていった塩谷。
「1度でいいからAクラスになりたい」という彼の心の叫びは天に届くのか!?
〔遊撃手〕
・星野修(68)
入団時にはスカウトから「掛布の入れ替わり」といわれ、今の金本の応援歌が使われていたなど、長距離砲としての活躍を期待されていながら、阪神時代は打球がライトスタンドをまたぐどころか1,2塁間を抜くのが精一杯。
しかし、ウエスタンで2打席連続三振出塁を記録した
【外野手】
〔左翼手〕
・平下晃司(45)
関西に自宅を新築したのにロッテにトレードの憂き目に合った悲劇の俊足。
移籍早々マリサポに「♪なんてすばらしい選手だ」というおよそあり得ないような漠然とした歌詞の応援歌を作ってもらい、熱い応援を受けていたが、慣れ親しんだ関西に活躍の場を求める。
〔中堅手〕
・新庄剛志(1)
球界一「リベンジ」という言葉が似合わない男。なぜいるのか分からない気もするが、新たに結成されたチームに加わるというのは、彼なりの挑戦ではあるのだろう。
あるいは、えべっさんから食いだおれまで守備練習中のコスプレのネタには困らないからかも知れないが。
〔右翼手〕
・坪井智哉(32)
一発こそ少ないものの高打率が売りの安打製造機。ケガの影響からトレードに出されていたが、関西に残る根強いファンの声援を受けての活躍が期待される。
唯一問題があるとすれば、経歴がファンファーレの中で歌いきれなくなったことぐらいであろうか。♪PL~青学~東芝~(阪神日ハム!)つ~ぼ~い~
【指名打者】
・萩原誠(31)
91年の高卒ドラ1として将来を嘱望され、ウエスタン首位打者・最多出塁・最多四球など2軍のタイトルコレクターとしては名を馳せたものの、そこから脱皮できないまま、近鉄に放出、解雇という末路をたどる。
実は婿養子なので苗字は変わってしまったが、入団時の登録名で再起を図る。
【打撃コーチ】
・掛布雅之(13)
現オーナーとの確執から阪神には就職できず、イメージ上讀賣のコーチにはなりたくてもなれず、期待していたオリッ鉄新球団監督の話は夕刊○ジのガセだった掛布が、しびれを切らして打撃コーチ就任。
指導自体に批判はないが、世間の目は、いつ自分の息子を入団させるかに向いているのが悲しいところ。
【投手コーチ】
・小林繁(91)
江川事件での阪神移籍、引退後は大阪近鉄のコーチ就任も事業失敗で自己破産というまさに歩くリベンジ。
そんじょそこらの選手の苦労など可愛く思えるくらいの経験を重ねてきての投手コーチ就任。選手のリベンジよりも自らの再起を優先しそうな勢いで、投手陣をまとめる。
【ヘッドコーチ】
・若菜嘉晴(88)
1982年にスキャンダルのドサクサで退団(したらしい)。大洋移籍後は阪神戦となると鬼のように燃えた男が、阪神の牙城にコーチとして乗り込む。
当然阪神との交流試合は必見であるが、55号ホームランを巡って因縁のある讀賣ローズ相手に何をしでかすかも見逃せない。
【監督】
・真弓明信(77)
阪神史上屈指のリードオフマン。反面、1995年に引退試合まで行ってもらいながら現役続行にこだわり、結局他球団からのオファーがなかったのを見極めて現役を引退したという、川相になり損ねた男であることはどれほど知られているであろうか。
引退後は初代熱血タイガース党党首就任後、大阪近鉄で打撃コーチ、ヘッドコーチを歴任していたが、リベンジに燃える男たちを束ねる総帥として采配を振るう。
~関西球界が大粛清から蘇るかは、この男達に委ねられた~
《新球団の船出に寄せられた各界からのコメント》
おすぎさん(映画評論家):本当に感動しました。こんなにせつない愛がこの世にあるなんて、初めて知りました。
ピーコさん(ファッション評論家):あの食い倒れ人形みたいなユニフォームは何なのよ! カニ道楽のカニみたいなマスコットも悪趣味! 最悪!
藤田まことさん(俳優):まだ若かったころ『てなもんや三度笠』に出演したときの自分を思い出した。あらゆる人がいちばん大切な原点に戻れると思う。
高田モンスター総統さん(モンスター総統):関空トルネード? ふはははは。我々の相手ではない。
沢口靖子さん(女優):「パ・リーグ消えたらアカンオカン」という私の心の叫びが届いたんですね。嬉しい限りです。
太田房江さん(大阪府知事):ずっと以前から新球団結成を希望していました。新球団にはぜひ大阪ドームを本拠として、大阪を活気付けていただきたいと思っております。
長嶋茂雄さん(リハビリ中、長男の一茂さんを通じて):いわゆるひとつのメイクミラクルですね。
渡辺恒雄さん(読売新聞主筆):オレは『丹下左膳』が見たいんだ!
城島健司さん(プロ野球選手):見るのはやめろ!ブルガリア!
井川慶さん(プロ野球選手):犬夜叉放送終了のショックがまだ残っていたのですが、これで立ち直れそうな気がします。
桧山進次郎さん(プロ野球選手):新球団ができた?大歓迎ですね。次にボクがFAしたときは電話だけでもいいんで、必ず連絡ください。
なお、映画版「大阪バットマン・リターンズ」は遠日公開の予定です。
谷中、出ました。炎上しませんでした。
ボヤ程度でした。
無事?消し止められました。
でもオリは敗戦でした。やれやれ。
とはいえ、ダイエー相手に1イニング6失点した谷中を出した伊原監督に同情です(苦笑)
昨年ほどではないですが、今シーズンもBWはダイエーにボコボコにされましたね。
ただ、ご存知の通り、去年阪神が横浜をさんざカモにしたのに、今年はやり返されているということがありますから、来シーズンは…うーむ。
ちなみに、今日3ヶ月ぶりの甲子園球場に行ってきます。
こちらの先発予想は福原。中日は山本昌。
最初から勝てないのは分かっていますので、よほどひどい試合にならない限りは、落ち着いて見ていられそうな気がします...orz
西宮球場での福本サン VS「ホリエモン」対決シーンは、欠かせないでしょう。
投手コーチに山沖、星野伸、与田あたりはイケますね。
いちばんリベンジ能力が高いのは江夏サンだと思いますが。
なぜか阪神で終わった打撃コーチなら、柏原とか田代とか、錚々たるバットマンたちが揃います。
個人的には、阪神生え抜きでは珍しく阪神で現役生活を終えて、すんなりコーチに抜擢されたのに、公式戦中にベンチがおかしいと辞表を叩き付けてそのまま消えてしまった、竹之内サンに戻ってきてほしい…
で、あの、曽我部は出演させてもらえないんでしょうか?(涙)
するとここで何か起こして、「リベンジ集団へのリベンジ」となり、ストーリーが複雑化すること間違いなし。
真弓、若菜とくれば一緒にやってきた竹之内(もう一人ピッチャーいたな。忘れちった)もというのも自然な考え。
あのフォームを誰にも押し付けなかったのは偉い。
ただ、福本VS「ホリエモン」対決シーンは是非みたいです(笑)
あと、今回は控えの野手を入れなかったんですが、外野で言うと曽我部は守備固め、もちろん高波と松田は代走です。
ちなみに、内野は斉藤が控えています。
今調べてみたのですが、真弓・若菜・竹之内とあと一人は竹田和史というピッチャーだそうです。
移籍した年に引退していますし、その後はずっと中日で裏方をしていますから、私には全然印象がありませんが。
南海騒動のとき、野村と一緒に立てこもり事件を起こしたのが、江夏、柏原、ブレイザー。
江夏は広島にトバされ、柏原は日ハムにトバされ、ブレイザーは何が悲しくて…
なんでや、なんでみんな阪神に絡んでくるんやあ(涙)
それはともかく福本サン、今季開幕後、横浜が阪神にバカ勝ちしていて実況アナもやる気なくしているサンテレビで。
実況アナ「(もうまったくゲームを追う気をなくして)きょう当たっている種田選手ですが、ユニークなフォームで知られています。福本さん、どうご覧になりますか?」
福本サン「(すごい本気モードで)オレなあ、現役やったらアレはやりたいわ、ホンマ」
(という会話のあいだに種田はさっさとタイムリー)
それと種田ですが、せっかく世界の盗塁王福本さんまで魅了するようなフォームを身に付けたことです。
この際、思い切ってメジャーに進出して、世界の変則打法王になってもらいたいと思うのは私だけでしょうか?