元阪急アニマル投手、死去

■　元阪急アニマル投手が死去　54歳腎臓患う（ニッカン・2013年4月30日）
■　上田元監督　アニマルさんしのぶ「本当は気が弱い子　登板近づくと震えていた」（スポニチ・2013年4月30日）


　元記事のリンクも貼ろうと思ったのですが、遺憾なことに阪急ブレーブスの名前がなかったのでパス。
　他のアメリカでの記事の中には阪急での投手経験について触れるものもありましたが、ただ当地の人々にとってアニマル氏は「メジャーリーグ経験のある映画俳優」なんだろうなとは実感しました。
　実際私自身、西宮市内に住んでいながら阪神沿線住まいだったもので、実際に投げているところを見た記憶は極めてあいまいです。
　サンテレビでの西宮球場の中継ぐらいは見ているはずなのですが、むしろ珍プレー好プレーでの印象が強いのが実際のところです。
　いや、正直に言いましょう。最も強く印象づけられているのは、やはり「風雲！たけし城」に出演していた時の姿です。この点は、世代的に理解してくださる方もいることと思います。
　その後はアメリカで野球を題材にした映画にも出演していたようですが、最近は腎臓を患っていたとのこと。そうでもなければ、澱の企画に招待されていたかも知れません。何とも複雑ですが……
　ただ、そんなことより何より、また54歳。若過ぎますよ。
　上田監督のコメントは、意外ではあったのですが、ただあれだけ大暴れしていたパフォーマーの内面が、本人が世を去ってからようやく分かったことは、非常に切ないです。寂しいです。

　日本で長く活躍したわけでは決してないけれど、阪急ブレーブスの名前をあらためて印象づけてくれた選手では、間違いなくありました。
　ご冥福をお祈りします。