20200310 母の手術日でした。
なんの手術かというと、冠動脈バイパス手術です。
10年くらい前にも心筋梗塞をおこしており、その時は本人が手術はどうしても嫌だということで、投薬治療で。
その後、一度入院治療することはありましたが、通常生活に。
そして、去年の12月、再度、息ができない状態になり、救急へ。
この時も、少し前にも苦しいことがあったのですが、我慢してて、私が実家に遊びに行く日に、今日なら娘がくるからと、かかりつけ医にかかり、その後、救急へ。
即日入院で、ICUに入りました。
心臓の周りの血管が3本あるんですが、1本はダメで、残りの2本も90%ダメな状態です。心臓を動かす筋肉も3分の2くらいダメなので、普通の人の5分の1くらいしか酸素が送られないんだそうです。
3週間ほど入院して、年末には退院しました。
その後、院内で協議にかけて、外科的手術をすることになりました。
足や脇の血管をとって心臓まわりの血管に繋ぐんだそうです。
7〜8時間くらいの手術。
9:30に開始です。母が手術室へ行くのを見送ってから、待ち合いスペースで待ちます。
予定時間まではいがいとのんきに待ってたんですが、17:30頃、少し遅れているようです、と看護師さんが連絡にきてくれてから20:30になってもずっと待機。
さすがに弟がしびれをきらして、問い合わせると、しばらくして、患者さんはまだ手術室にいるけど、先生がお話出来るそうです…と。
なんか、嫌な予感しかないですよね。
バイパス手術自体は15:30くらいに終わったそうなんですが、人工心肺を外そうとすると不整脈が起きてしまい、また戻して再度挑戦するもまた不整脈。そんなことを繰り返して今現在に至るとのこと。
予定では人工心肺は使わない予定だったとおもうけど(私は説明きいてないので)。
それで、出血が少しおさまってきたので、今ようやくICUに移動してるところですと。
人工心肺は長い間ついてると他の臓器への負担が大きく、腎臓や肝臓が悪くなるので、長くても1週間以内に外れないと危険なんだそう。それでも、今かなり重篤な状態なので、まずはお命を助けることが第一なので…と。
脳への影響がないかとかも、外れないとわからないそうで。
今夜はとりあえず人工心肺ついてるし大丈夫だから、帰宅してもらっていいですと。
翌日いくと、昨夜、人工心肺を取りつけてる血管から出血があり処置をしたとのこと。足の血管も動脈硬化がすすんでおり、血管に柔軟性がないので、血管と管との間に隙間ができて出血するんだそうで、糸みたいので、隙間を埋める処置をしたそう。
本来は人工心肺も左右の足に管を通すそうですが、左は管が刺さらないくらいなので、右に二本刺してるそうです。
ま、あんまり詳しくかいてもあれかw
翌日は人工心肺とろうとするのをやめて、本人の心臓を休ませて、翌日に試してみると。
その翌日には、前日、自分の重みで肺の下の方がつぶれて酸素がとりこめなくなり、うつ伏せにして、それでなんとか少し血中酸素が戻ってきたとか。
そんな話をきいて、この日はもうけっこうヤバいのかなと。悪いほうにしか考えられない日でした。
土曜の説明で、なんとか人工心肺外れましたと。これで、当初の手術翌日の状態です。目覚めるのは早くても月曜日の朝。でも月曜日は目覚めてなかったです。目が覚めないと、脳への影響がないのか等はわからないそうです。まだ重症であるということ。
次の水曜日の説明のときには、目が覚めていたようです。一応、話聞いてうなづいたりはできるようです。
次は金曜日。この日は私も行きましたが、ここ二日は安定してると。本人が水はいつから飲めますか?等、話せてるので、脳の方は大丈夫ですと。あとはまだ寝たきりなので、肺炎の心配。
あと傷の化膿の心配。
ICUの中で少しずつリハビリ開始して、歩けるようになれば、軽い方のICUに移動して、その後、一般病棟に移動となります。
なので、今後は、家族をよんでの説明はなくなり、本人に話していきますと。
よっぽど大きな変更とかあれば、家族に連絡しますけど。
この日、酸素マスクごしに母と話せたので、少し安心しました。まだ苦しそうではありますが、ちゃんと起きてる。大きな機械はなくなってる。どこか痛い?と聞きましたが、時々チカッとした痛みがあるだけで、大丈夫だといってました。
よかったです。
時期が時期なので、家族でも面会もままならず。今後、先生の説明聞く機会がないと、面会もキーパーソンの父親のみとなりそうです。
急変とかせずに、順調に回復へむかってくれるといいなぁ〜。