磯堤防から狙う陸っぱりの鯵釣り 鯵釣亭






釣りバカGの釣行記と釣りのあれこれ

SaltWater Lure Fishing

2019年03月02日 | Salt Lure
自己流 SaltWater Lure Fishing

私はカゴ釣りをメインに釣行しその時合までの潮待ち時間に、また、ナブラやトリヤマが見えた時にはプラグ・メタルジグ・ワームをキャストしてSaltWater Lure Fishingを楽しんでいます。
セグロイワシなどのベイトが接岸するとヒラメやシーバスをプラグ・メタルジグ・ワームで狙うほか、青物をショワジギングで狙ったり、アオリイカやアカイカをエギングでやる他にアジングやメバリングにも手を出していしますが、テクニックは未熟ですし使っているロッドやリールも中級程度のレベルです。
自己流のため参考になることは少ないかと思いますのであらかじめご承知いただいたうえでご笑覧ください。

[ルアーって何?]
ルアーは「誘惑する」という意味で「おびき寄せる」時などに使われます。
釣りでは釣りバリの付いた擬餌のことで、擬餌を使って魚を釣るのがルアーフイッシングです。
対象は主に小魚や海老などを捕食する魚やイカなどです。
広く捉えれば小魚や甲殻類などを模したサビキ・カブラ・インチク・弓角などもルアーといえるのではないかと思いますが、ここではミノーやメタルジグなどのハードルアーやワームなどのソフトルアーについて取り上げています。

[ソルトウォーター ルアー フイッシング]
ルアーを使った海釣りです。
淡水でのルアーフイッシングの歴史はかなり古く欧米ではトラウトやバスなどのゲームフイッシングとして発達してきました。
日本でも芦ノ湖をはじめ富士五湖などで最初はゲームとして楽しまれていたようです。

ホームページの「釣りと魚の四方海話第25話」にも書きましたが、SaltWater Lure Fishingの先駆者は昭和35年から41年ころの 西 山 徹  さんでなかったかと思います。

外房では秋から早春にかけてセグロイワシが接岸するとドジョウを餌にした 「タタキ釣り」 でスズキやヒラメを釣っていましたが、当時、SaltWater Lure Fishingの先駆者である 西 山 徹  さんが外房の田尻海岸に通い詰め、タタキ釣りにヒントを得てラパラのカウントダウンを初めて使ったことや地元の高校生との交流などが著書にあり、後年それを見つけた時は大変驚きました。

彼は、当時出始めのグラス竿にインスプールのスピニングリールを持って長時間ディーゼルカーに揺られて往復しており、釣りの合間に情報交換をしてましたので多分著書にある地元高校生は私だろうと思います。

この 「タタキ釣り」 はソフトルアーに酷似しています。
ロッドは25号負荷の投げ竿、中層を通すためにナマリを入れた沈む木ウキはキャロライナジグのシンカー、リーダーに6号のナイロンライン、ドジョウバリはジグヘッド、孫バリはアシストフックと考えていただければ理解いただけるのではないでしょうか。
また、ドジョウバリに真直ぐに刺す活きたドジョウはワームのような外観ですから、キャロライナリグの仕掛けそのものです。
タタキ釣りは外房で今でも根強い人気があります。



[どんな魚が釣れるのか]
ルアーではどんな魚が釣れるのでしょうか。
魚や甲殻類のほかに昆虫や蛙などを捕食している魚(フイッシュイーター)全てがルアーフイッシングの対象といえます。

海では、カタクチイワシの幼魚である数ミリのシラスや小エビなどの甲殻類・アミなど動物性プランクトンを捕食する小アジやメバルの稚魚、数センチのイワシなどを捕食するアジ・サバ・カマス・メバル・ソイなど、イワシ・アジ・サバを捕食するブリ・ヒラマサ・カンパチ・シマアジ・カツオ・シーバス・ヒラメなど、これらを捕食するマグロの仲間やカジキなど実に広範囲な魚が対象となります。

また、淡水ではイワナ・マス・ブラックバスなどこれも広範囲な魚が対象となりますし、前出のように魚以外の昆虫や蛙などを捕食する魚も対象となります。

生態系に被害を及ぼすものとして特定外来生物に指定され駆除の対象となったブラックバスを釣っていたアングラーがこの指定を機会に、また、食べられる魚を求めて、或いはより大きな魚を釣るためによりゲーム性の高い海でのルアー釣りに次々と参入し、餌釣り派の釣り人も加わってその人気は増々高まっています。

シーバスを始めヒラメやマゴチなどはブラックバス釣りのロッド・リール・ミノーなどがそのまま転用できますし釣り方もほぼ似通っています。
また、ワームなどソフトルアーでのメバル釣りはメバリングとして、アジ釣りはアジングとして近年その人気は大変高くなっています。





プラグ
木またはプラスチック素材を様々な形に加工して針を取り付けたルアーの総称です。

ミノー
最も一般的な魚の姿をしたルアーです。
魚の口の部分にリップと呼ばれるプラスチックなど樹脂製の舌状のパーツが付いています。
ルアーを引くとこれが水流や水の抵抗を受けて左右に体を振動させながら浅く潜水します。

水に浮く フローティングタイプ 、ごくわずか水中で停止する サスペンドタイプ 、水に沈む シンキングタイプ などがあります。

対象魚の種類や時期・時間帯・活性などによってミノーを泳がせる泳層(レンジ)が異なりますのでそのタイプ・サイズ・色などを使い分けます。







水に浮く フローティングタイプ のミノーは主に海表面やその数10センチ下のレンジを通す時に、 サスペンドタイプ のミノーは主に中層を通す時に、水に沈む シンキングタイプ のミノーは主に海底(ボトム)から中層までを通す時に使います。

ヒラメやマゴチなど底に張り付いている魚(フラットフィッシュ)には シンキングタイプ のミノーや次項の バイブレーション も効果的です。



バイブレーション
左右からつぶされたような魚の形をした薄いボディになっています。
他のプラグでは口付近にあるアイ(糸を結ぶ環)が頭頂部にあり、結果クランクベイトのようにかなり下を向いた姿勢で泳ぎます。

水よりも比重がありますので着水と同時に沈んでいきます。
ルアーを引くとバイブレーションの名の通り激しく体を振動させながら浮き上がってきます。
この振動によってラトル(プラグに内蔵された金属やガラスの小球)が金属音を出しますが、ラトル無しのサイレントタイプもあります。
リップがなく空気抵抗が少ないうえに比較的重量がありますので飛距離が得られます。

クランクベイト
丸みを帯びたミノーのような姿でミノーに比べてずっと大きなリップを持っています。
リップが体側方向に沿って長くまっすぐなほど深く潜ることができ、狙うレンジによってシャロークランク(約0-1m)・ミドルクランク(約1-3m)・ディープクランク(約3-5m以上)に分類できます。
ミノー同様、ほぼ全てが水に浮くフローティングタイプですが僅かながらサスペンドタイプも存在します。

シャッド
シャッドとはアメリカの湖にいるニシン科の小魚でブラックバスが主食にしています。
この小魚をイメージして作られたのがシャッドプラグで、小型プラグがメインでリップが長いのが特長です。
動きはトゥイッチ(ベイトフイッシュが水中でもがいているように動かす)することで不規則なダートを起こすヒラ打ちアクションです。
フローティングとサスペンドタイプがあります。

その他のプラグ
ペンシルベイト・ポッパー・ダーター・ノイジー(バッタなど昆虫を模したもの)・フロッグ(カエルを模したもの)などがあります。

ワーム
ジグヘッド+ワームはヒラメやマゴチ狙いに有効なルアーです。
硬質のプラグと異なり柔らかいワームは魚に違和感を与えないことやテールの小刻みな波動が食い気を誘う効果があります。

ジグヘッド
汎用性の高いものや特定のワーム専用のものまで各メーカーからいろいろなタイプが発売されています。
私は汎用性の高いジグヘッドの1/2オンス(14g)・3/4オンス(21g)・1オンス(28g)をポイントまでの距離とワームサイズによって使い分けています。
また、ヒラメ狙いの時はワイヤーハリスで孫バリの位置を調整し後方や下からの追い食いに備えています。
私は自作していますが市販もされています。



ワーム
ジグヘッド同様に汎用性の高いものや特定のジグヘッド専用のものまで各メーカーからいろいろなタイプが発売されています。
私は4インチと5インチのゴールド系・ピンク系・白系を中心に使っています。





サーフのポイント
ヒラメやマゴチは離岸流(カレント)や周囲よりも深いヨブを好みますので、釣場に着いたら海岸一帯を眺めて離岸流(カレント)やヨブを探してください。
離岸流は寄せた波が沖に払い出している流れですから周りよりも深くサラシた泡が沖へ沖へと流れさざ波が立っているように見えてヒラメやマゴチの付き場となっています。
また、ヨブと呼んでいる周りより深い場所は濁りが入ってなければ周りより青く見えますし、途中まで砕けていた波がそこの場所では盛り上がる程度になりますので慣れてくれば容易に見付けられます。
離岸流やヨブはベイトが溜まりやすく、また、浅瀬より隠れやすく危険が少ないためヒラメやマゴチが付く絶好のポイントです。






私のタックル
ロッド
 シマノ ネッサCI4+S1002MH
      ディアルーナS1006M
 ダイワ ラテオ 100TH・Q(振出)
リール
 シマノ AR-Cエアロ CI4+ C3000HG
      バイオマスターC5000
      ナスキーC5000
 ダイワ カルディア 4000
ライン
 PE1.2号・PE1.5号・PE2号
リーダー
 フロロカーボン5号・6号



ショワジギング
ジグとは金属の塊りのことです。
メタルジグは金属の塊りを柳葉型に成型して魚に似せたルアーです。
ボディの両端にアイがあり後方にフックが付き前方にリーダーを結びます。
全体が金属のため大きさの割りに重量がありますので遠投若しくはタナの深いところにいる魚を狙うために使用します。

数グラムの極小のものから数100グラムの巨大なものまでありますので対象となる魚種も豊富で、小型の根魚・カマス・アジから大型カンパチ・ヒラマサ・ワラサなどいろいろな魚がターゲットです。

海ではショワ(海岸)から釣るショワジギングと船からのオフショワジギングに大別されいずれも今大人気の釣法です。

ショワジギングは、40g以上のメタルジグを使うショワジギング、30~42gのメタルジグを使うライトショワジギング、20g未満のメタルジグを使うスーパーライトショワジギングがあり、タックルが異なります。

ショワジギングでは、40g以上のメタルジグで磯からブリ・カンパチ・ヒラマサなど5キロ以上の青物を狙いますが専用のヘビータックルが必要です。

ライトショワジギングでは、サーフからヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュやイナダ・カンパチ・ソウダガツオ・サバなどの青物が狙えますしミノーやワーム用のサーフヒラメのタックルが使えます。

スーパーライトショワジギングでは、10gまでのメタルジグでカマスやアジなどが狙えますしアジングやエギングのタックルが使えます。

魚は種類によって泳いでいる魚を後から襲うタイプや腹から襲うタイプなど様々ですので、後から襲うタイプには後方にトリプルフックを、また、前から襲うタイプにはアイにシングルのアシストフックを1~2本結びます。




外洋に面した潮通しのいい磯は、プラグでヒラスズキ、ショワジギングで青物、エギングでアオリイカ、メバリングでメバルやムラソイ、アジングで良型のアジやカマスなどが狙える好釣場です。

メタルジグはただ巻くだけの「ただ巻き」と逃げ惑って弱ったベイトフイッシュがひらを打ちながらもがいてるように落しこむ「フォール」を繰り返します。
フォール時にヒラをうちながら沈んでいくように、重心を中心部に置き左右非対称ボディにしたものなど様々な動きするものもあります。
ただ巻きで食ってくるのは後のトリプルフックに多くフォールで食ってくるのはアシストフックに多いようです。



私のタックル
ロッド
 シマノ ディアルーナS1006M
 ダイワ ラテオ 100TH・Q(振出)
 タカミヤ ジグショットJS903MH
リール
 シマノ バイオマスターC5000
      ナスキーC5000
 ダイワ カルディア 4000
ライン
 PE2号・PE3号
リーダー
 フロロカーボン5号・6号


[プラグやメタルジグのターゲットと釣場と釣り方]
スズキは磯や堤防のサラシの中を中心にミノーで、ヒラメやマゴチはサーフの離岸流やヨブと呼んでいる潮流によりできた周囲より深い場所をミノー・バイブレーション・ジグヘッドにワームで、ポイントが遠かったり風がアゲインストだったり波が高い時は遠投ができて波の影響が小さいメタルジグで狙います。
磯と磯に挟まれた砂の海底にはヒラメやマゴチが潜んでますのでその上50センチ前後を通すのも効果的です。

サーフでは寄せてきた波が沖に向かって出て行く場所が必ずあります。
高い位置から眺めると、波が崩れなかったり両脇で崩れた波の泡が沖に向かって流れていたりサワサワとした沖への流れが確認できますがこれが離岸流(カレント)です。

餌のベイトが溜まりやすく周囲より深く掘れているためヒラメやマゴチの居着き場所になっています。

また、沖で崩れた波が一旦静まり再び砂浜近くで崩れる場所がありますがこれがヨブと呼んでいる深く掘れたところで周りよりも青く見えますが、ここもまた餌のベイトが溜まりやすくヒラメやマゴチの居着き場所になっていることが多いポイントです。
離岸流もヨブも時間とともに移動しますのでその動きに合わせてラン&ガンします。
この他に海に注いでいる川の流れの両側もベイトが集まる好釣場です。




ナブラやトリヤマは大チャンスです。
深浅に関係なくその先に投げて中を通すように引いてきます。これが「ナブラ撃ち」です。
海面に飛び出してベイトを捕食している時はフローティングミノーをそれ以外ではシンキングミノー・バイブレーション・メタルジグ・トリプルフック付きの大きいジグヘッドにヒラメ用ワームなどがいいようです。

セグロイワシが魚に追われて打ち上げられるサーフでは、ヒラメ・マゴチ・スズキ・イナダ・ショゴ・ソウダガツオ・サバなどが釣れる絶好のチャンスです。

ナブラやトリヤマまでの距離によって15~30グラムのプラグやバイブレーションを、それより遠ければ30~60グラムのメタルジグを使い分けています。
捕食しているベイトのサイズ・色・泳ぎにマッチしたプラグやメタルジグがベストで釣り用語では「 マッチ・ザ・ベイト 」といい ルアーフィッシングの基本中の基本 です。

メタルジグはシャカシャカ巻きとフォールの繰り返しで、巻いている途中では後のトリプルフックにフォールでは前のアシストフックにヒットすることが多いのでフォールは重要なテクニックのひとつだと思います。

なお、セグロイワシや小アジが寄っている磯でもヒラメが活発に捕食しますのでアジ釣りのサビキ仕掛けにヒラメが食いつくようならシンキングミノーやバイブレーションを投げてみます。

外洋が時化てセグロイワシや小アジ漁港内に入ってくるような時にはここも狙い場所になります。
メーター級のヒラスズキや3~5キロ級のワラサなどが狙えます。

メバルやカマスなどもミノーやメタルジグで狙えます。
使うのは3~5センチの小さなミノーや5~10グラムの小さなメタルジグです。
メバルは漁港内の藻場のほかに海藻の繁ったテトラ際や磯場を小さなミノーを通して探り、カマスは磯や漁港内の海底でシャカシャカ巻きとフォールを繰り返します。
ロッド・リールはメバリング用か硬めのアジング用、ラインはPE0.6~1号にリーダーはナイロンかフロロカーボンの1.5~2号を1メートルです。


エギング
餌木(エギ)は日本古来のイカ釣り用の和製ルアーです。
堅い木をエビが飛び跳ねている姿を模して作られ木肌の模様を活かしたり焼目を入れていろいろなものが作られていました。
プラスチィックで成型され各種の布などを貼り付けて作られるようになってからはアオリイカのエギングとしてゲームフィッシング人口が飛躍的に増えました。

アオリイカをメインターゲットにしつつも、コウイカ・ヤリイカ・スルメイカ・アカイカから極小のヒイカまでイカを狙ってエギングを楽しむアングラーをエギンガーといいます。


[釣り方]
基本は海中に沈めたエギをロッドをしゃくることによって操作しイカにアピールすることで食い気を誘いエギを抱かせて釣り上げます。

主な基本釣法としては、エギを沈めてそのままゆっくりと引いてくる「ズル引き(ただ巻きともいいます)」、ロッドを上に跳ね上げることで餌木をジャンプさせる「シャクリ」、シャクリを立て続けに2回、3回と連続して行う「2段(3段)シャクリ」、シャクリと同時にリールを巻き取ることで餌木を縦方向ではなく横にダーティングさせる「ハイピッチショートジャーク」、また最近ではラインのたるみ(スラック)を利用してしゃくりあげる「スラックジャーク」などがありますが、いずれもイカにアピールしてエギを抱かせるためのテクニックです。

テクニックの基本となるのがステイとフォールです。
ステイとは、水中で餌木の動きを止めることでフォールとはシャクリなどのアクションの後で餌木を海底へ落とすことです。
イカがエギを抱きやすいタイミングをアクションによって演出することが釣果のよしあしに直結します。




私のタックル
ロッド
 ダイワ エギングスペシャルE-Gee861(インナーロッド)
リール
 アブガルシアカーディナル502ALB
ライン PE0.8号
 替スプール フロロカーボン4LB
リーダー
 フロロカーボン10LB



ソフトルアー
「ソフトベイト」「ワーム」と呼ばれる軟質プラスチックなど合成樹脂やラバーでできた柔らかいルアーで、専用のフック(ハリ)に刺してリグ仕掛けを作って使用します。
ハードルアーに比べ違和感を覚えにくいためにハードルアーにスレてしまったアジ・カマス・メバルなどに有効とされています。


[ワーム]
ストレートワーム
テールも何もないミミズのようなシンプルな形状で、そのシンプルさゆえにロッドアクションの応用の幅が広がります。
ミミズを模した動きだけでなく水中を泳ぐ小魚などをイメージして泳がせることも有効です。

グラブ
イモムシのような太目の本体の尻に薄く渦を巻いたテールと呼ばれるパーツをつけたワームで、泳がすとテールがピロピロと回り視覚的に魚にアピールする人気がある形状をしています。

パドルテール
グラブに似ていますがテールがオールのような形をしており、ハサミを振り上げたザリガニのイメージを演出できるなど一般的に甲殻類を模したワームです。

クローワーム
エビやザリガニのような形状のワームです。

[リグ]
リグとはワームを使うための仕掛けのことでシンカー(錘)の位置で名前や攻め方が変わります。
針の付けかたや種類、シンカーの形や位置等により様々なリグが存在しますし、オリジナルのリグを自作する釣り人も少なくありません。

ノーシンカーリグ
針とワームだけのシンプルなリグで浅いところをゆっくり動きますのでワーム本来の動きを生かしたリグといえます。

ワッキーリグ
近年釣果の目覚しい変わったリグです。
他のリグではワームの先端部にフックを付けますが、ワッキーリグの場合はワームの中央部にフックを付けます。
水底まで沈めずに中層を狙うことが多く、一般的にはシンカーを使わないことが多いのですがシンカーの利用方法により様々なバリエーションがあります。

テキサスリグ
根掛りの多い場所で多様する為にすり抜けの良い銃弾型のシンカー(バレットシンカー)を、フックを結ぶ前にラインに通すというリグです。
また、フロリダなどでよく見られるカバーの濃い場所で使用するためにワームとシンカーを固定したフロリダリグ、カリフォルニアではドン・アイビーノがブラスシンカーの後ろにビーズをはさみ音でアピールするドゥードゥリングなども考案されました。

キャロライナリグ(アジ・カマス・メバル向き)
比較的水の綺麗な所で使用する為に考案されたリグでシンカーの後ろにスイベルなどをはさみ、50~70cm程度リーダー(ハリス)を付けてシンカーとワームを離して使います。
比較的重いシンカーを使うことが多く深めを狙う時に使います。
日本では非常に軽いシンカーを用いたり、下記のスプリットショットリグなどの影響から重いシンカーを使う時は「ヘヴィーキャロライナ」、軽いシンカーを使うときは「ライトキャロライナ」と区別されてます。

スプリットショットリグ(アジング・メバリング向き)
ライトキャロライナリグから発展したリグで、軽いシンカーを使うときスイベルやリーダーなどを付けるよりガン玉を用いた方が手間がかからないとの理由で使われだしたリグです。
使用法としては基本的にキャロライナリグと同じで50~70cm程度ワームから離した所にガン玉を打ち、どちらかというとフォール中に食わせます。

ジグヘッドリグ(アジ・カマス・メバル向き)
フックにシンカーがついているもので、ワームを泳がせるときに使用します。
手軽で初心者にも使いやすいのですが根がかりの可能性が高く敬遠される場合もあります。  
シンカーやフックの形等で数多くのタイプがあります。







[アジング]
0.5~2インチのストレートワームを1~2グラムのジグヘッドに付けたジグヘッドリグ、1.5~2インチのストレートワームに0.6~0.8号程度のガン玉やナツメオモリを付けたライトキャロライナリグやスプリットショットリグを海底まで落としシャクリとフォールとで誘って喰わせます。
ワームは白系・ピンク系・オレンジ系・グリーン系などいろいろありますが私は白系の蛍光をメインに使っています。
また、3~7グラムのメタルジグを使ったウルトラライトショワジギングも楽しめます。

アジングの外道としては25~35センチのカマスなどが釣れてきます。

[メバリング]
2インチのストレートワームやグラブを0.5~2.5グラムのジグヘッドに付けたジグヘッドリグを漁港内の藻場、テトラ周り、落ち石の多いゴロタ磯をただ巻きかフォールを入れて誘って釣ります。
ワームは白系・ピンク系・オレンジ系・グリーン系などいろいろありますが私は白系の蛍光3インチをメインに使っています。

私のタックル
ロッド
 ダイワ 月下美人MX 83ML-T
リール
 アブガルシアカーディナル50ALB
ライン PE0.8号(エギング兼用のため太くメバリング用)
 替スプール フロロカーボン2LB(アジング用)


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