Ryozie's blog

基本気まぐれ 留守にすることも多い

映画「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」

2021-10-01 19:22:00 | 日記
伸ばし伸ばしになっていた007最新作がやっと公開。毎月1日は映画の日でもあることだし、滅多にやらないことだけど、公開初日鑑賞に行ってきました。
客は自分一人だけという贅沢極まりないこともちょくちょくある昨今だが、さすがに客席の半分以上埋まっていた。1962年の第一作「ドクター・ノォ」(公開当時は「007は殺しの番号」というおバカ邦題だったのも懐かしい)から綿々と続いてきたことがまず凄い!長年のフアンも多いということだろう。

ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドは本作が最後。力が入ってましたなー。2時間43分の長尺だけどいや面白かった。アストンマーチンもワルサーPPKもちゃんと出てくるし、主題歌をはじめバックに流れる音楽も、あのジョン・バリーの数々の名作へのリスペクトが感じられてとても嬉しい。エンドロールで、「女王陛下の007」の主題歌、ルイ・アームストロングの「We Have All The Time In The World (愛はすべてを超えて)」が流れてきたのには、驚くと同時に涙ちょちょぎれましたぜ。
お約束のアクションシーンは漏れなくちゃんと押さえられている上に、サプライズも随所に仕掛けられている。(このシリーズではもしかしたらタブーかも知れないことも破っちゃってる)
監督は日系アメリカ人のキャリー・ジョージ・フクナガ、日本風味が漂うシーンがあるのもいとをかし。

★★★★★  新007は女性になる?

映画「オールド」

2021-09-04 07:23:00 | 日記
ナイト・シャマラン作品をひさしぶりに観ました。内容についてはほんのひとつまみも触れられない。とにかくいつもながらのシャマラン風味を存分に味わいました。アイデアもよく仕立てもきっちりできていて、「シックスセンス」以来のファンには垂涎の一作といえると思います。
どちらかというと、謎解き味が強かったかな。驚かせシーンで「ヒエッーー」としたい方には多少物足りないかも知れない。もちろん、そこここにちゃんと用意されているけどね。
いうまでもないことですが、こういう作品は穴がたくさん開いています。そこにツッコミを入れ始めたらキリがない。目を瞑るところは思い切って瞑りましょう。
まあ、目を瞑ってたら映画は観られないけど………

★★★☆☆  一切予習なしで鑑賞しましょう!


映画「キネマの神様」

2021-08-10 18:38:00 | 日記
私たちを驚かせた志村けんのコロナによる突然の逝去で代役を務めた沢田研二の今を観ました。ジュリーは同年代、私と同じくメタボ体型になってましたなー。でも相変わらず圧のある良い声だった。
RADWIMPSの野田洋二郎も起用されていて、新旧のミュージシャンの共演になっているのもおもしろい。
これは山田洋次監督の「シネマ イン パラダイス」。現在と過去を交錯させ、基本に伝統的な喜劇を置いて、家族や仲間の絆、恋愛と男女関係のきびを絡め、映画らしい一本に仕上げた。若い人とベテランの組み合わせかたも絶妙で、さすがだと思いました。

★★★★☆  観て損はない

今月末に閉館する青森コロナワールドシネマで観る最後の一本になりました。あそこが廃墟ビルになってしまうのは誠にしのびない。
継続してくれる太っ腹の人が出てこないもんかなー。






映画「ファイナル・プラン」

2021-07-22 17:04:00 | 日記
リーアム・ニーソンのアクション映画って凄い傑作があるわけじゃないけど、割りかしハズレがない気がする。これも難しく考えないで観る分にはまずまずの映画になっていたが、ちょっと穴が大きくて数が多過ぎるので、いまいち入り込めなかったなー。ネタバレになるので詳しくは言えないけど、各登場人物の行動の動機づけが弱すぎるのでリアリティが無いんだよねー。
原題は「Honest Thief(正直な盗っ人)」。ファンタジー的な線も狙ったのかも知れないが、ちょっと中途半端だったな。上映時間を増やしても、もう少し丁寧な説明が欲しかった。

★★★☆☆ 「ファイナルプラン」という邦題も??