伸ばし伸ばしになっていた007最新作がやっと公開。毎月1日は映画の日でもあることだし、滅多にやらないことだけど、公開初日鑑賞に行ってきました。
客は自分一人だけという贅沢極まりないこともちょくちょくある昨今だが、さすがに客席の半分以上埋まっていた。1962年の第一作「ドクター・ノォ」(公開当時は「007は殺しの番号」というおバカ邦題だったのも懐かしい)から綿々と続いてきたことがまず凄い!長年のフアンも多いということだろう。
ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドは本作が最後。力が入ってましたなー。2時間43分の長尺だけどいや面白かった。アストンマーチンもワルサーPPKもちゃんと出てくるし、主題歌をはじめバックに流れる音楽も、あのジョン・バリーの数々の名作へのリスペクトが感じられてとても嬉しい。エンドロールで、「女王陛下の007」の主題歌、ルイ・アームストロングの「We Have All The Time In The World (愛はすべてを超えて)」が流れてきたのには、驚くと同時に涙ちょちょぎれましたぜ。
お約束のアクションシーンは漏れなくちゃんと押さえられている上に、サプライズも随所に仕掛けられている。(このシリーズではもしかしたらタブーかも知れないことも破っちゃってる)
監督は日系アメリカ人のキャリー・ジョージ・フクナガ、日本風味が漂うシーンがあるのもいとをかし。
★★★★★ 新007は女性になる?
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