ヤマハのSRがファイナルエディションを発売してその歴史の終わりを告げる。
今でも年間2000台以上の販売があるのだから人気車種だ。これほど長く売られた車種は無いかもしれない。
昨今では人気YouTuberが乗ってたりするので、さらに人気が出たと言ってもいいだろう。
空冷のフィンによる造形の美しいエンジン、キックスターター、ワイヤースポークのホイール、40年前から変わらぬスタイルが人気の要因だろうか?最近はこんなバーシックなネイキッドの中型バイクが無いのもあるだろう。
実は以前にSR500を少し借りていて乗っていたことがある。
スリムな車体で非常に乗りやすかった記憶がある。
が、個人的には購入までには至らなかった。
ネット界隈では次期SRを望む声が多いが、結論は難しいと思う。
まずは排ガス規制。
euro5と言う規制には空冷では対応できないと思う。日本ではまだeuro4でいいのだが、今後はそうもいかないだろう。国内だけの販売では売ってくれないだろう。
2035年問題もある。
まだ15年先じゃないかと言われるだろうが、それまでに売れるSRの数がどれだけあるか?年間2000台としても3万台しか売れないのだ。
規制に対応させ、ABSも標準化したSRの販売価格はいくらだろうか?今よりは高くなるだろう。
あとは膨大な中古車の存在。
43年も売られていると、その中古車の数は膨大だ。
新車を買わなくても中古車なら安く、性能も変わらない。
今回のファイナルエディションもそのLimitedも早速売れているようだけども、その半数以上は投機目的ではないだろうか?
15年も寝かしておけば、最終モデルとして高値が付くだろう。
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