こちらの患者さんは元々腰痛と股関節付近の痛みで来院されておられました。
症状はかなり軽くなり日常生活で困ることはなくなってきたのですな、先日より呼吸が少し苦しい感じがして変とのことで、まずは触診してルート探しから。
すると背部の左側だけ痛みとコリがあるけど右側にはない。
あ、これで間違いないだろうなと思い刺鍼開始。
あっという間にフレアー現象が発生。
もちろん腰の治療も忘れずにやります。
治療終了後に呼吸の状態を確認するが変化無し。
腰は楽になっているとのこと。
一旦帰宅して頂き数時間後に電話が入る。
『帰宅して眠気がハンパなかったので横になったら爆睡してました。起きたら呼吸が楽になってて不思議な感じでした』とのこと。
疲労が蓄積することによりコリになり、そのコリがまた蓄積する。
そして痛みや違和感、呼吸のしにくさに繋がるわけですね。
ですがそのコリを徹底して取り去っていくことによって症状を消し去ることが出来ます。
しかし中途半端に刺激を与えたところで取れないわけです 。
だからこれだけの鍼を刺さないといけないんですね。
【たかがコリ】ではないんです。
放置しておくことで様々な症状を引き起こし、重大な疾患に繋がることも多々あります。
コリは放置せずに小さいうちに潰しておくことで、いつまでも安定して元気に毎日を過ごすことが出来ます。
【まだ大丈夫は黄色信号】
であることを認識して、日頃からメンテナンスを怠らないようにしましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます