アホです。 in 尾鷲

番組でグレ釣れないからと胴突きやったりエギングしたり。
なんかそんな専用の釣竿を出たので、その宣伝色満載だったのですが。
そんなん、ワシなんか10年以上前からやってるちゅーねん。
何を今さらって感じで…。
エギングブームでアオリイカがスレスレになって釣りにくくなったのに、さらにカワハギまで皆が狙って数少なくなったら、ワシの楽しみなくなるやん。
これまで通りに、寒くても暑くても、釣れても釣れなくても、雨が降っても雪でも、グレだけを狙うように洗脳するようにしていただきたい。
大手メーカー様お願いします。


さて、尾鷲に行ってきました。
前回の釣りから１ケ月以上経ってます。
途中、爆発して家出しましたが、まぁなんとか離●の危機は避けられそうやなと思っていた。
しかし、前日の朝のことです。
いつもどおり通勤してたら、急に腰が痛くなりました。
ギックリ腰のように動けない程では有りませんが、動かすと「うっ」ぐらいは有ります。
どうする！？
行くか？
腰を思えば、絶対にやめるべきです。
でも、今日を見送ると次回はいつになるか分かりません。
ここ３日ほど強烈な寒波とベタ凪を考えれば、海は良い状態とは思えません。
しかし、精神的に持ちません。
で、「アホ」やと思いつつロキソニン持参で行ってきました。
馬鹿に効く薬は無いと言いますが、釣バカには釣りが効きます。

いつもの宮城野さんにお世話になります。
行きの大台では道路脇に雪が残ってました。
まだノーマルタイヤなので、ヒヤヒヤもんでしたよ。
現地も寒い！
放射冷却で「０度」近いんじゃないかな。
６時前にゆっくりと河岸払いし、先日からやっていると言う釣人をアゴ島に降ろしました。
船頭に立神に行きたいと申しましたが、宮城野さんはあまり行きたがりません。
微妙な縄張りがあるのでしょうね。
勧められるままにアゴ島のスベリに渡礁。
ここは波があるとミストサウナばりに被るポイントですが、今日は大丈夫でしょう。


先端は先に下りた釣人が竿を出します。
ボイルに注水すると水が温い。
船頭が20度ちょっとと言ってましたが、この時季は20度でも微妙。
落ちかけは20度でも食い渋ることが多い。
11月は、実は難しいシーズンだと思うのです。

で、嫌な予感は当たるもので、マキエを入れてもな～んにも出てきません。
ボイルの白い粒々を見てると左（沖）に流れます。
良い感じですが、どうやろなと３ヒロで第１投を竿２本に。
するとエサ付いて来ました。
際に入れますとウキに変化のないままサシエは有りません。

その内に沖でもサシエが持たなくなった。
ハリスに傷が入るのでキタさんの仕業でしょう。
チラと際に魚影が見え出した。
ハエ根ベッタリで痩せた尾長27センチが来ました。
いつもならリリースするサイズですが、とりあえずキープ。
当日は、ゆたかさん所のＷｅｂトーナメントに申請してます。
25センチを３枚は釣らないといけません。

ウキの入り方がとろかったので、ウキ下を２ヒロに詰めて狙うとポツポツと続く。
それでも20センチ前後がメインで25センチが遠い…（汗）
魚は浮いてくるのですが、１ヒロ程度で横に動きながらエサを取ってます。
コッパサイズなら、水面まで浮いてきても良いはずなのに…。
恐らく寒波の影響で海面の方が冷たいのでしょう。
証拠に食いが渋い。
小粒のウキですが、10センチほど押さえるだけです。
それを合わせても３回に２回は素針を引かされます。
アタリウキを入れましたが、アタリウキは勢い良く沈みますが、飛ばしウキにテンションが掛かる瞬間に浮き入れが止まります。
参った…（涙）

ハリスを落とし針も落とし続けますが、ハリ外れ連発。
原因は針のサイズに対して竿が硬すぎることです。
スペアの軟調竿にすれば、ぐ～んと減ると思いますが、釣れるサイズがサイズだけに面倒の方が頭に浮かびます。
それに此処は尾鷲！
時合いは午後からですから、いつ深ダナまでサシエが持つようになるか分かりません。
１発に期待するのです。


期待は、いつまでも期待のままでした。
途中、アオリイカやカワハギが見えましたが、なんとか30アップを１枚でもと粘り続けました。


はぁ～、慣れないことはするもんやおまへんな。
余計疲れました。


◆タックル
竿：1.5号（硬調）
リール：ＬＢＤリール3000番
ミチイト：ザイト・フラッシュ磯2.5号→2号
ハリス：ザイト・磯フロロ2.5号→2号→1.5号
ハリ：オーナー・剣華グレ７号→元輝グレ4～6号
ウキ：釣研・グレセンサーの2G、全遊動テクニカル（新製品）の5G
アタリウキ：釣研・くわせグレ
エサ：ボイル６キロ

■釣果
コッパ：29㌢までいっぱい
ボラの幼魚、キタマクラ


海況同様に予想されたことですが、腰痛は酷くなりました。
接骨院とロキソニン、コルセットのお世話になってます