諦念 in 小川

怒涛の１１月がようやく終わりました。
この２週間はホントにしんどかった。
ようやく開放された12月1日、若狭に向かった。
尾鷲の須賀利磯が解禁になるので、そっちもそそられたがけど、天気が若狭向きだったので。
太平洋側は季節外れの台風の影響もあったしね。

で、いつもの江むら渡船に前日に電話すると、千島は無理やろうけど地方の方がグレは良いと太鼓判。
なんでも夕方は入れ食いらしい…（ウププッ）

で、出船は11時。
平日にも関わらず、釣人は５人も居て既に出ている人もいるようだ。
山伏に乗りたかったが、奨められるままに灯台に乗った。
灯台は湾を出た直ぐに有るポイントですが、表向きがシモリが多くグレ・チヌの実績が有ります。
両サイドをテトラで固められているので、イマイチ雰囲気はありませんがね。
本番は15時からだと思っているので、ノンビリ過ごしました。


だって、足元はこんな状態で、沖にマキエもしてないのに遠投してもアジ・鯵・あじ…（涙）
いつもならコッパぐらいは釣れるのに、この日はコッパすら来ない。
たまにサシエが鯵の層を抜けるのだが、ボイルの頭と皮だけ吸われてくる。

12時…釣れたアジを泳がせてアオリでも～
　　　
13時…アオリもスズキも居まへん…（涙）

14時…いつまで経ってもコッパすら出てこないやん…（汗）

15時…陽が傾き、もうボチボチかなぁ～♪


16時…アジ・鯵・あじ、コッパすら釣れず…（大汗）

17時…納竿時間でも状況変わらず、暗闇に包まれ何処からかボーズのテーマが…（涙）

17時5分…船のエンジン音が聞こえる、、、あぁ、あ、あかん。
　　　ある晴れた昼下がり　市場へ続く道
　　　荷馬車がゴトゴト子牛を載せてゆく
　　　可愛い子牛　売られてゆくよ
　　　悲しそうな瞳で見ているよ
　　　ドナ・ドナ・ドナ・ドーナ　子牛を載せて
　　　ドナ・ドナ・ドナ・ドーナ　荷馬車が揺れる




もう片付けようと振り返った瞬間に、道糸が引っ手繰られた。
まさかと思ったが、明らかにアジとは違う手応え。
やがて水面に浮かんだのは、28㌢のポッテリグレ。
グレをバッカンに放り込み、続きを狙う。
バシュ！道糸が走る。

ウキなんて見えない。
今、仕掛けを放り込めばグレが釣れると分かってるにも関わらず、こんな時にライントラブル…（滝汗）
エンジン音が聞こえて、船が前を通るまでに４発！
しかし、もうちょっと早めに食ってきてくれよ！
ホントに！
頼むわ！


えっ!?手がでかいって？
まぁご愛嬌…（汗）


◆タックル
竿：1.25号
リール：ＬＢＤリール3000番
ミチイト：ザイト・フラッシュRX1.75号
ハリス：ザイト・磯フロロ1～1.5号
ハリ：オーナー・速手グレ5～6号、元輝グレ4～6号
ウキ：釣研・全遊動X-グレイズのG2、ど遠投NEOのB、ファインビューのB+4B
ストッパー：潮受ウキゴムMサイズ
サシエ：ボイル・オキアミ生
マキエ：オキアミ生＋アミエース


■釣果
口太：28～32㌢３枚
コッパ、小アジ、ベラ

ＰＳ.
大急ぎで帰って、グレはその日の晩御飯になりました。
活かったグレの刺身は、美味かった。