尾長グレの和風あんかけ

尾鷲で釣った尾長をあんかけにしました。
期待通りの味でした。

何度も書いてますが、口太（メジナ）の旬は冬です。
夏の口太は「猫またぎ」なんて呼ばれますからね。
でも、まぁ自然界の事ですから、妙に旨い夏の口太も居るんですけどね。

一方、尾長の旬は夏！
水温が高ければ高いほどに釣って楽しく、食べて美味しい。
この時季は、口太に興味はありません。

今回の尾長もベラボウに旨かった。
刺身・タタキ・握りは最高！
カマの塩焼きは、絶品ですわ。
翌日も刺身にしましたが、熟成された身は甘味が増し,,,旨い。

で、もう１品は、揚げました。
天ぷらやフライも旨いですが、もう一手間かけて「あんかけ」に。

旨いですが、尾長でなくても良いな～と思いました。
分かりやすく言うと、勿体ないのです。
この時季の尾長に敬意を表し、もっと素材本来の味を楽しめる料理が良いですね。


【作り方】
魚を三枚に下ろし、一口サイズに切り分け、塩を振り30分ほど寝かします。
その間にあんを作ります。
冷蔵庫にある野菜（ニンジン・玉葱・ピーマンなど）を細切りして軽く炒めます。
火が通ったところで出汁を入れて醤油・酒・味醂・砂糖で味付けします。
出汁は、ほん●し使用でサボりました。

切身に片栗粉（小麦粉）を軽く振って揚げます。
皿に盛って、あんを掛ければ出来上がり。
やれば簡単ですので、お試し下さい。
あんに酢を入れて出汁を中華スープにすると中華風になって、これまた旨いですよ。