これはコレで♪ in 紀伊長島

良く磯の入門編とかで、「秋磯は浅ダナで入食いのなか良型ゲット」とかありますが、秋は難しいですよ。
特に晩秋は、もっとも難しいんじゃないかな。
水温が安定して潮が動き、程良いサラシがあればそれこそ入食いになります。
でも、そんな日に当たったことは、ここ数年記憶に有りません。
19度の水温でも低下中で魚は浮かずに低活性…。
こんな時の１匹は価値が有りますが、なかなか当たりません。
なら、とっと切り替えて遊んだ方が、たのすぃ～♪
で、カレンダーの秋最終日に行きました。
行先は、若狭が良いのです。
半夜の若狭なら、日暮れと同時にスイッチＯＮ！
30～35がそれこそ入食いになります。
中には、日本海の大型40upも！
でも、天気が許しません。

太平洋ですね。
でも、夕方には帰宅せねばならないので、紀東南部は無理です。
では、ホームの紀伊長島ですが、まだシーズン入ってません。
古和浦や方座浦は、尾長が出てますが、釣場を知りません。
ここは我慢するべきか、なかなか当たらない１匹を求めるか…。
まっ、行かねば当たりませんから、、、。
宝くじも買わねば当たりません。
しかし、グレが釣れないからといって、悲観する必要は有りません。
それこそ！これこそ！オカズ釣りなんですね♪
この時期は…。


渡りました。
紀伊長島でもっとも好きな磯、夢のある磯です。
潮回りが小さいし凪なので、今日は濡れずに済みそうです。

当然、朝一のタックルは本気の尾長モードです。
しかし、潮は底潮…。
釣れない訳ではありませんが、期待は・・・。
Ｋ島向きから始めましたが、コッパ、オナコッパ…。
やはり、ウキが戻ってきます。
船着きに移動…。
ちょっとサイズアップ。
でも足裏サイズ…。
尾長なら足裏でも持ち帰って干物ですが、ブトのこのサイズは…。

この感じで28㌢までをポツポツ追加しつつ、１発を狙う。
マキエから離す、深く釣る…、いろんな事を試す。
スルスルと良い感じでウキが入って、ガツンと竿が止まった！
よし、貰った！
足元にグイグイと締め込む。
この手応えは40㌢級と思ったが、弱って来てからの手応えが…。
ぎろッ！
やはり、テメ～かっ！
波に乗せてズリ上げる。
35㌢程度なのによー引くわ、コイツは！
んっ・・・？
尻ビレと背ビレの後ろが妙に長い。
これは、テンジクイサギやないかい…！？
イズスミ（イスズミ）は、アーモンドのような形をしている。
テンジクイサギは、同じイズスミなのに、ヒレが長く角ばっているので弾丸のような形をしている。
久し振りに釣った～と喜んで撮影したが、なぜか保存されて無かった…（涙）


潮が変わったんかな？
コッパに代わって30～35㌢の本家イズスミとテンジクイサギが当たってくる。
竿２～３本は、諦めて遠投。
ボチボチ、マキエも沖に効いて来るだろう。

バチバチ・・・！
竿が曲がり、足元にくる！
コイツ…！
なんとか止めても執拗に左のハエ根に。。。
これを止めると今度は、反転して右のシモリに。。。
その後は、沖に…？？？？
はぁ？
なんでやネン!?
どこ行くネン!?

お前、明石で釣れろよ！！！

その後、いつまで経ってもエサ取りすら浮いてこない。
そのくせ、３ヒロで馴染ませるとサシエは残らん…。
典型的な秋磯のアカンパターン。
エサ取りが浮くなら、その層を突破すれば、なんとかも出来るが、この魚が浮かんパターンが一番厄介です。

や～めた。。。
エギングロッドをセット。
でもエギを出す訳でなく、胴突き仕掛けをセット…。

ぬははっ…（笑）
２，３枚釣ると学習しやがる。。。
それを騙し騙し…。
一通り釣ると磯ベラが出てくるので、エギにチェンジ。
でも、アオリはお留守でした。

干潮からの上げの後半、ますます魚の気配は無くなってしまいましたとさ…。

メデタシ、めでたし、愛でたし♪


◆フカセタックル
ロッド：1.5号
リール：3000番LBD
ライン：ザイト・磯の白2.5号
ハリス：ザイト・磯フロロ2.5～3号
ハリ：オーナー・遠投ハヤテ7～9号、刺牙グレ7～8号
ウキ：釣研・トーナメントゼクトＳのG2～B、全遊動グレイズのG6～B
小物：潮受ウキゴムＳ、Ｍ
刺しエ：ボイル
マキエ：ボイル

◇お遊びタックル
ロッド：エギングロッド
リール：3000番LBD
ライン：PE0.8号
幹ハリス：ザイト・磯フロロ4号
枝ハリス：ザイト・磯フロロ3号
ハリ：オーナー・速手グレＸ9号、剛力ハゲ8号
サシエ：ボイル、アサリ剥き身


■釣果
ハマチ：45㌢１本
カワハギ：～25㌢９枚
小グレ：～28㌢山盛り
イズスミ、テンジクイサギ、磯ベラ、アナハゼ

ＰＳ．
２日間、魚尽くしでした～♪
ハマチの刺身、ヅケ丼、カワハギの肝テッサ、チリ鍋。。。