年が明けても in 紀伊長島

納竿は、納得できるものではありませんでしたが、まぁ基本に戻らないといけないなぁと思った釣行でした。
新年の初釣りは遅くなるかなぁと思ってましたが、Ｎ師匠からのお誘いで３日に行ってきました。
４日に仕事始めなこともあり、行き先は納竿同様に紀伊長島としました。
Ｎ師匠は暗黒地帯で初グレを釣ったこともあり、すっかり自信になっているようでした。
キトーはそれほど甘く無いのですがね…（笑）

さて、未明の乗船場には20名ほどの釣人がいました。
乗り込み、船尾でウトウトしているといつになく加速するエンジン音がします。
なんじゃろなぁと思って、目を開けるといつもと違う景色、、、。
大島に向かってます。
すっかり上手周りのつもりでしたので、乗船している客全員が「えっ！？」と思ったでしょうね。

船は何事も無かったかのように１番に着けて、２番、３番と着けて行きます。
さて、どうするかな？
イナフネも気になりつつ・・・船頭任せにしていると４番で呼ばれました。
４番か～？
４番は何度も上がってますが、実は魚を釣ったことがありません。
ドツボ磯ですね。


初日の出は雲の中。
先端にＮ師匠、３番との水道側に私が入りました。
前回と異なり風も無く、少しのウネリがあって良い感じに思えました。
潮は動いていませんが、サラシが良い感じに沖のシモリに伸びるので、コイツは喰うんじゃないかと期待してました。
でもドツボ磯なだけにサシエが盗られません。
Ｎ師匠は朝一からウキを沈めて際を探ってます。


当日はこんな曇天でした。

太陽が出てくれることもほとんどなく・・・。

最初に掛けたのはＮ師匠。
難なく30㌢級を仕留めました。
ベタ際の４ヒロから沈めて来たそうです。
大島は全体的に浅い磯なので、４ヒロから沈めたらほぼ底です。
今日も厳しい釣りを予感させますが、その頃から頻繁にサシエが取られるようになりました。
アタリを出すようにウキ下を調整し、針をローテーションしていきます。
ハリスは、１発に備えて磯フロロ2.5号のままです。
次もＮ師匠が掛けます。
掛けた瞬間は見てないのですが、転がるように磯際に出た後、竿を海中に突っ込んでたので、バランスを崩して落ち掛けているのかと思いました。
杖代わりに竿を突っ込んでいるのかと…（笑）
まぁ違ったようです。
直ぐに竿先が天を向きました。
激バラシです。
この時期、この状況でのバラシは辛いなぁ…。
その後も磯際で粘ったようですが、バラシの後はアタリが途絶えるの法則の通りになりました。

一方、私はサシエを取られる事が多くなってきました。
ボチボチかなぁと思ってるとジワーとウキが入ります。
貰ったと思ったが、来たのはチビメバル…。
最悪の魚です…（涙）
何度か書いてますが、グレ釣りにおいて釣れてくるメバルは良くないです。
タカノハの方が数倍マシですね。
いや～な空気が流れましたが、なんとか沖のシモリ際で１枚捕えました。

その後は、一切の気配が消えました。
なんとも暗黒地帯らしい１日でした。
うーーーん、貧果が続きます。
気分転換に次回は串本まで行こうかなぁ。

◆タックル
竿：1.5号
リール：3000番LBD
ミチイト：ザイト・フラッシュ磯2号
ハリス：ザイト・磯フロロ1.75号～2.5号
ハリ：速手グレ5～7号、元輝グレ5～8号
ウキ：釣研・グレイズのB～3B、K-2のG2
刺しエ：ボイル
マキエ：ボイル

■釣果
口太：33センチ１枚
チビメバル、フグ

追伸
後はあがるだけや～（笑）