毎日新聞 8月17日(水)15時1分配信
日本の物作りの素晴らしさを実感してもらおうと、47都道府県別に、若手作家が各地の伝統的工芸や地場産業技術を用いて作ったアクセサリー展「NIPPON VISION4 accessories」が、鹿児島市呉服町のマルヤガーデンズで開かれている。24日まで。
昔から伝わる技術と新しい感覚を融合させた、個性的でユニークな作品47点が、ガラスケースに展示されている。素材はガラス、和紙、織物、真珠など24種類。
めがね関連産業が多く立地する福井県からは、鯖江市のめがね加工技術を生かしたカラフルなリング▽静岡県からは靴用皮革の端切れを使ったブローチ▽栃木県からはアルミ加工業の町・足利のアルミのカラーリング▽鹿児島県は大島つむぎと原色の端切れを組み合わせたコサージュ--などが出展されている。
マルヤガーデンズ広報、唐仁原由紀さん(32)は「長く愛用されてきたものを見直し、良さをわかってもらうきっかけになれば」と話している。問い合わせは同事業部(099・248・7804)。【垂水友里香】
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