ご報告。
2012-03-23 | 日記
お世話になったみなさまへ、ご報告です。
津屋崎に移住して卒論を書き上げておりました、しゃんさき。
おかげさまで
3月21日、無事に大学を卒業しましたーっ!!
卒業式前日には、今働いているLAND SHIP CAFEでも卒業式をしてもらいました~。
ギターとサックスの生演奏で「仰げば尊し」が奏でられる中、
メッセージつきのケーキが~。
「明日からは女子大生ではなくなって、普通の女子になりますがよろしくおねがいします~。」
びっくり動揺して、しょうもないことを言ってしまいました。
そして当日の朝は
日舞を教わっているテルコ先生に
ハイカラさんにしていただき、
無事に卒業して参りました。
卒業式典の中で、バークレー学長がこうおっしゃいました。
「みなさんが入学して来られたときに、贈った言葉をもう一度みなさんに贈ります。聖書のことばです。覚えていますか?“求めなさい、そうすれば与えられる。探しなさい、そうすれば見つかる。叩きなさい、そうすれば扉は開く。”」
入学式のときには何とも思わなかったことば。
でも、いまはなんだかとても大切なことばに感じました。
4年間のなにかがそうさせたのかな、と振り返ってみたり。
ゼミの先生から卒業証書をいただいてきました。
わたしたちの違和感に共感し、わたしたちが国家試験のためだけに詰め込まれたカリキュラムの枠から飛び出し、自ら学びを追求するというチャレンジを支え、見守り、楽しみながらお付き合いくださったゼミの賀戸先生。
わたしたちにかけてくださった最後のことばは、とてもあたたかく、先生がどんなきもちでわたしたちを指導してくださっていたのか知りました。
「きみたち2人は、うちの学科で異端児と呼ばれる存在だった。成績はふたりとも学科で10位以内に入っているのに、資格取得にこだわらず、やりたいことをやり続ける君たちは、教授の間でも話題でしたよ。けれど、きみたちのような異端児がスタンダードとなるような社会になっていけば、社会も変わると私は思っています。意志をもってこのような学生生活を送ったことを忘れず、ぜひがんばってください。」
先生、ありがとうございます。
大学で過ごした4年間は、とても大切なじかんとなりました。
生きるちからと、ありのままの自分で生きて行く自信を得た4年間でした。
高校まで重ねてきた、知識やこたえを身につけ
「こうあるべき」「~なければならない」という
誰かの視点やものさしに適応するルールを知っていくような
“自分を縛る”学び方から解き放たれ、
大学では、自分をどんどん自由にする学び方を重ねることができました。
自分の中に軸を据えて生きるために、自分の芯と向き合うこと。
そして自分の可能性にたくさん出逢い、それを信じ育むこと。
それらへ丁寧にエネルギーを注げた時間でした。
何を学んでいくか、何を自分の学びとするかを自分で決めていくこと。
そうして学んだ知識や技術の使い道は自分で決めて良いということ。
ひとは、人生を自分自身の手で創っていけるということ。
ひとには、人生を創る選択肢を自分で選び取る力があるということ。
その選択肢すら自分で創ってゆけるということ。
わたしたちの前には、正しい道が用意されているのではなく、
自分が選んだ選択肢をbestだと思える生き方をすればいいということ。
こう感じられる今があるのも、
たくさんのすてきな大人や仲間に出逢い
すてきな経験や体験をさせてもらえたからでした。
出逢いに、わたしはどんどん自由にしてもらいました。
生きる選択肢は無数にあり、答えも道もひとつではないから
目の前のことにとらわれる必要はない。
ある日出逢ったとてもすてきな女性が、
とびきりの笑顔でわたしに言いました。
「競争という価値観の中で育ってきたわたしたちと違って、あなたたちは共生という価値観を持って育ってきた。その感覚を持っている今の若いひとたちのほうが、わたしたちよりもずっと、これから社会をどうしたら良いか知っていると思うの。だからね、あななたたちが生きやすいような社会を創るのがわたしたちの役割なの。だから、すきなように信じる道を生きてね。」
わたしの母くらいの年齢の方でした。
そのとき、今まで出逢ってきた
わたしを自由へと導いてくれた
人生の先輩の顔がたくさんたくさん浮かびました。
そしておもったこと。
わたしもしてもらってきたように、
わたしのさらに次の世代が
すてきな未来を創るのを
サポートできるような年の重ね方をしていこう。
「未来がよろこぶことはなに?」と自分に問いかけ、
今まで受けたたくさんの恩や愛情を
感謝のきもちとともに、次の世代や未来に還元していきます。
これを恩返しではなくて、恩おくり というそうですね。
恩おくり。これはきっとわたしのライフワークです。
何をして生きていようが、それはきっと恩おくりのための手段なのだと思います。
と、長くなりましたが
たくさんの方に支えられ、みなさんのおかげで無事に大学を卒業できました。
ひとつの節目ということで、
その感謝と、いまのきもちを綴らせていただきました。
ありがとうございます。
これからも、しゃんさきはしゃんさきらしく
しんじるこころを持って、正直に生きていこうと思います。
だいすきなみなさんと。
ということで、今後ともよろしくおねがいいたします。
みつおさき
津屋崎に移住して卒論を書き上げておりました、しゃんさき。
おかげさまで
3月21日、無事に大学を卒業しましたーっ!!
卒業式前日には、今働いているLAND SHIP CAFEでも卒業式をしてもらいました~。
ギターとサックスの生演奏で「仰げば尊し」が奏でられる中、
メッセージつきのケーキが~。
「明日からは女子大生ではなくなって、普通の女子になりますがよろしくおねがいします~。」
びっくり動揺して、しょうもないことを言ってしまいました。
そして当日の朝は
日舞を教わっているテルコ先生に
ハイカラさんにしていただき、
無事に卒業して参りました。
卒業式典の中で、バークレー学長がこうおっしゃいました。
「みなさんが入学して来られたときに、贈った言葉をもう一度みなさんに贈ります。聖書のことばです。覚えていますか?“求めなさい、そうすれば与えられる。探しなさい、そうすれば見つかる。叩きなさい、そうすれば扉は開く。”」
入学式のときには何とも思わなかったことば。
でも、いまはなんだかとても大切なことばに感じました。
4年間のなにかがそうさせたのかな、と振り返ってみたり。
ゼミの先生から卒業証書をいただいてきました。
わたしたちの違和感に共感し、わたしたちが国家試験のためだけに詰め込まれたカリキュラムの枠から飛び出し、自ら学びを追求するというチャレンジを支え、見守り、楽しみながらお付き合いくださったゼミの賀戸先生。
わたしたちにかけてくださった最後のことばは、とてもあたたかく、先生がどんなきもちでわたしたちを指導してくださっていたのか知りました。
「きみたち2人は、うちの学科で異端児と呼ばれる存在だった。成績はふたりとも学科で10位以内に入っているのに、資格取得にこだわらず、やりたいことをやり続ける君たちは、教授の間でも話題でしたよ。けれど、きみたちのような異端児がスタンダードとなるような社会になっていけば、社会も変わると私は思っています。意志をもってこのような学生生活を送ったことを忘れず、ぜひがんばってください。」
先生、ありがとうございます。
大学で過ごした4年間は、とても大切なじかんとなりました。
生きるちからと、ありのままの自分で生きて行く自信を得た4年間でした。
高校まで重ねてきた、知識やこたえを身につけ
「こうあるべき」「~なければならない」という
誰かの視点やものさしに適応するルールを知っていくような
“自分を縛る”学び方から解き放たれ、
大学では、自分をどんどん自由にする学び方を重ねることができました。
自分の中に軸を据えて生きるために、自分の芯と向き合うこと。
そして自分の可能性にたくさん出逢い、それを信じ育むこと。
それらへ丁寧にエネルギーを注げた時間でした。
何を学んでいくか、何を自分の学びとするかを自分で決めていくこと。
そうして学んだ知識や技術の使い道は自分で決めて良いということ。
ひとは、人生を自分自身の手で創っていけるということ。
ひとには、人生を創る選択肢を自分で選び取る力があるということ。
その選択肢すら自分で創ってゆけるということ。
わたしたちの前には、正しい道が用意されているのではなく、
自分が選んだ選択肢をbestだと思える生き方をすればいいということ。
こう感じられる今があるのも、
たくさんのすてきな大人や仲間に出逢い
すてきな経験や体験をさせてもらえたからでした。
出逢いに、わたしはどんどん自由にしてもらいました。
生きる選択肢は無数にあり、答えも道もひとつではないから
目の前のことにとらわれる必要はない。
ある日出逢ったとてもすてきな女性が、
とびきりの笑顔でわたしに言いました。
「競争という価値観の中で育ってきたわたしたちと違って、あなたたちは共生という価値観を持って育ってきた。その感覚を持っている今の若いひとたちのほうが、わたしたちよりもずっと、これから社会をどうしたら良いか知っていると思うの。だからね、あななたたちが生きやすいような社会を創るのがわたしたちの役割なの。だから、すきなように信じる道を生きてね。」
わたしの母くらいの年齢の方でした。
そのとき、今まで出逢ってきた
わたしを自由へと導いてくれた
人生の先輩の顔がたくさんたくさん浮かびました。
そしておもったこと。
わたしもしてもらってきたように、
わたしのさらに次の世代が
すてきな未来を創るのを
サポートできるような年の重ね方をしていこう。
「未来がよろこぶことはなに?」と自分に問いかけ、
今まで受けたたくさんの恩や愛情を
感謝のきもちとともに、次の世代や未来に還元していきます。
これを恩返しではなくて、恩おくり というそうですね。
恩おくり。これはきっとわたしのライフワークです。
何をして生きていようが、それはきっと恩おくりのための手段なのだと思います。
と、長くなりましたが
たくさんの方に支えられ、みなさんのおかげで無事に大学を卒業できました。
ひとつの節目ということで、
その感謝と、いまのきもちを綴らせていただきました。
ありがとうございます。
これからも、しゃんさきはしゃんさきらしく
しんじるこころを持って、正直に生きていこうと思います。
だいすきなみなさんと。
ということで、今後ともよろしくおねがいいたします。
みつおさき
異端児って素晴らしいこと。
君が異端にいるんじゃなくて、社会が少しずれてるんだよ。
もっといろんなことを一緒にやりたかったし、いろんなことを教えてあげたかったけど、すぐ故障するボロもんやけん、ほとんど相手してやれんでごめんな。
津屋崎はこれから100年経っても津屋崎だよ。
さきちゃんの未来に幸あれ。