間の音。

このいろんなきもちには、
もう二度と会えんかも。

やけん澄ますよ、ふたつの耳。

和紙×古民家=すてきな紙屋 懐水集

2012-06-14 | 日記
仙台へ出発する前日、


熊本の不知火にある、「懐水集」さんに連れて行っていただきました。



自然いっぱいの古民家で、和紙屋さんとカフェ。









お庭には五右衛門風呂まで!



おいしいランチ(要予約)をいただきました~。










景色、雰囲気、手料理、ひと、そんな空気感含めてぜんぶぜんぶおいしかったです。





建物も、すてきでした。

屋根裏には年季の入った木のベッド。お昼寝さいこーらしいです。







こんなときめく品も健在で、店主のお母さんが「後でかき氷してあげようね~」なんて普通につぶやく。




和紙のディスプレイもすてきなのです。

カードやノートや、イロイロアリマス。











おかさんのゆるい素朴なたたずまいが、またよいのです。








そして、いちばん感動したのが

屋根や壁に穴が開いているようなぼろぼろ古民家を

紙屋さんならではの方法で、すてきに手直しているところ。





見えますか?壁やふすま、いろんなところに和紙が貼ってあります。

壁紙なんていらなくて、和紙をそのまま貼っただけとのこと。
























キッチンの壁やいすにも。


のりも天然のもので、残ったのりに野菜を入れて焼けばおいしいチヂミになるとか。これほんと。

文化財の修復などにも使われるものだそうです。








はがれないの?って聞いたら


「全然だいじょうぶ~。はがれたり破れたりしたらまた上から貼ればいいから。」


わたしも小さな木切れに和紙をのりで貼る体験をさせてもらいましたが、その作品の和紙はしっかりくっついています~。


剥がすのも簡単、水で濡らしながらやればいいそうです。


なんとガラスにも貼れるらしく、窓もすてきに。




依頼があって、マンションやふつうのお家へ貼りに行くこともあるのだそうです。





すてきに、しかもローコストで。

さらには、みんなにできる方法で。




価値あるものが価値あるままに

続いていくために、広がってゆくために、

こういうシンプルなやり方・発想はとてもたいせつな気がします。




ぜひともシェアしたい出会いだったので、記事を書きました~。


おやすみなさ~い◎






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