荒木妄想日記

荒木の妄想をしたためる為だけに開設しました。

卵焼きと平助 そのに

2010-12-17 05:55:44 | 日記
平助「マジ?いいの!?じゃ、お言葉に甘えて…いっただっきまぁーす!!」
荒木「食え食え!」
 荒木は満面の笑みで平助に弁当を勧める。
 そんな荒木に新八が心配そうに問う。
新八「じゃあ、お前は何食うんだよ?」
 すると荒木は自信満々の顔で
荒木「じゃじゃーん。早弁用に作っておいたおにぎしがあるのだよ!!今日は休み時間遊ぶのに夢中で食べれなかったからね。」
と答え、鞄からおにぎりを取り出しモグモグと頬張る。
新八「そりゃ結構だ!!飯を食わんと戦は出来んからな!!ガハハハハ!!」
そんな中、平助が不思議な顔をする。
平助「モグモグ…んっ…ん~?」
原田「どうした平助?急いで食べ過ぎて喉に詰まったのか?」
平助「いや…卵焼きに…卵の殻が…。」
 そう言いながら平助は手のひらにぺっと卵の殻を吐き出した。
荒木「ガーン。」
 荒木は平助に女らしい所をアピール出来るチャンスだと思っていたので、少し落ち込んでいるようだ。それを見た平助は
平助「あっ荒木!何で落ち込んでんだよ!?」
荒木「い、いや別に…。」
平助「大丈夫だよ!!殻は入ってたけどさ、味も焼き加減もバッチリだぜ!!それにさ、殻が入ってるなんてカルシウム取れてますますバッチリじゃん!!」
 屋上の空気が氷付いている。ここにいる面々は荒木が平助に熱を上げている事を知っている。そして、平助がそれに全く気付いてないのも知っている。
 全員が荒木の顔をちらりと見る。
荒木「…マジで~?良かった。ほら、もっと食え食え!!」
 荒木が満面の笑みに戻ってホッとする一同だった。

平助「味は確かにバッチリだけど、ちょっと飯詰め過ぎだな!どんだけ白メシ食う気だ?そりゃ腹ぷにぷにになるよ!ハハハハハ!!」
 そう笑いながらお弁当を頬張る平助の背中を原田が軽く殴った。
平助「ぐふっ!?」