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皆既月食●

2007-09-03 16:30:43 | ∮☆∮


今日ゎ皆既月食のお話



月食ゎなぜ見える

皆既月食は、太陽からの光によってできた
地球の影の中を月が通過するときに見られる現象
です。
つまり、太陽-地球-月が一直線にならんだ時に
見られるものなので、つねに月は満月ということになります。
「上弦の月の月食」とか「三日月の月食」
というのは絶対におきません。

さて、地球の影には大きく2つの種類があります。
1つは「本影」と呼ばれる影で、
太陽からの光がまったく届かない部分。
本影の部分から見ると、
太陽は地球によって完全に隠されてしまっています。
もう一つは「半影」と呼ばれる影で、
本影の外側に大きく広がった部分。
ここは太陽の光の一部が届く部分で、
ここから見ると太陽の一部が地球からはみだして、
部分日食の状態に見えるはずです。

地球の軌道と月の軌道は
ぴったり重なっているわけではないので、
満月のたびに月食がおきるようなことはありません。
また、本影と月の通り道も一定ではなく、
ときには月の一部が本影をかすめたり(部分月食と)、
月全体が本影にすっぽりつつまれたり(皆既月食)するのです。

皆既月食になると、
月は地球の本影の中に入ってしまいますが、
完全に暗くなってしまうわけではなく、
わずかに味をおびて見えます。
これは、地球の大気層を通過した
赤い光が月面をわずかに照らすためです。


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流星☆彡

2007-08-20 15:36:04 | ∮☆∮


今日ゎ流星のお話



流星の正体

流星ゎ,宇宙空間にただよってる
0.1ミリメートルから数センチメートルのチリ(流星ダスト)が,
秒速数10キロメートルという猛スピードで
地球の大気に突っ込んできたときに発光する現象

発光する高度は上空100キロメートル前後だけど,
これを地上から見ると
夜空を一瞬で駆け抜けていく星のように見えて,
〈流れ星とも呼ばれてるの



流星群が毎年同じ時期に
見えるしくみ


流星群のもととなる流星ダストゎ,
彗星とかと深い関係にあるの

彗星が太陽に近づくと,彗星の核から放出された流星ダスト
彗星と似た軌道で太陽を回るようになるの
そうしてできた流星ダストの帯に地球が接近すると,
流星ダストが地球の大気に突入してきて,
流星となって見えるんだって

地球ゎ1年で太陽のまわりを1周するから
流星ダストの帯と毎年ほぼ同じ時期に接近することになって
流星群のピークゎ毎年ほぼ同じ日付になるの

ちなみに流星群の流星のもとになる
流星ダストを放出した彗星(母彗星)が,
太陽に近づいた前後の年にゎ
流星群ゎ例年よりも活発になるんだよ

たぶん何年か前に騒がれた〈しし座流星群〉
その理由からだよね


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梅雨に七夕な理由

2007-07-07 12:36:41 | ∮☆∮

今日ゎ七夕っていうことで
昨日に続き七夕のお話



みんなゎ「なんで梅雨どきで
のときに七夕があるんだろぅ」

って思ったことない

『せっかくの1年に1回の日に会えなくてかわいそぉ
とか,
『2人だけで会いたいからなんだよ』
とかいろいろ言われてるけど,
その理由がわかったの



もともと七夕っていうのゎ
旧暦の7月7日にお祝いしてたんだって
だけどね,明治時代に天保暦じゃなくて
西洋式の太陽暦を使うようになって
七夕も約1か月早い時期
お祝いするようになっちゃたみたい

でも,今でも、「太陽暦の7月7日」じゃなくて
「旧暦の七月七日に相当する日」とか
「月遅れ(太陽暦の8月7日)」に
七夕祭りをするケースも多いんだって



太陽暦での7月7日だと,
ほとんどの地域で梅雨は明けてないし,
たとえ晴れたとしても,日が沈んで1,2時間たっても
織り姫星彦星はまだ東の空の低いところにあるんだって
…で,もし2つの星がもっとも高く昇る時間まで待ってると
夜半過になっちゃうんだって



だけどね,旧暦でいう7月7日ゎ
太陽暦にすると,例年8月上旬ごろなんだって
そぉすると梅雨もすっかり明けて
夏の暑さがピークになってる頃

その頃の夜9時にゎ
織り姫星彦星もほとんど真上にあるの
でも,西の地平線に半月に近い
明るい月が残っってるから
天の川は見えにくいって


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七夕

2007-07-06 09:40:02 | ∮☆∮

明日ゎ七夕っていうことで
七夕伝説を載せちゃいます




織女牽牛伝説(しょくじょけんぎゅうでんせつ)

むかしむかし、天帝という神様が星空を支配していたころ、
天の川の西の岸に、織女という天帝の娘が住んでおりました。
織女は機織り(はたおり)がたいへん上手で、
彼女の織った布は雲錦と呼ばれ、色も柄も美しく、
丈夫で着心地も軽い、素晴らしいものでした。

一方、天の川の東の岸には、
牛飼いの青年、牽牛が住んでおりました。
牽牛は、毎日、天の川で牛を洗い、おいしい草を食べさせたりと、
よく牛のめんどうをみる、働き者でした。

天帝は、くる日もくる日も、働いてばかりいる娘を心配して、
娘の結婚相手をさがすことにしました。
そして、天の川の向こう岸に住む牽牛をみつけると、
2人を引き合わせ…

「おまえたち2人は、まじめによく働く。
牽牛よ、わしの娘、織女と夫婦(めおと)にならぬか?」

牽牛は恐縮したようすで

「天帝様、私のような者には、夢のようなお話しでございます。
ありがたくお受けさせていただきます」

織女も、働き者の牽牛をたいへん気に入り、
2人はめでたく夫婦となりました。

ところが、一緒に暮らすようになると、
2人は朝から晩まで天の川のほとりでおしゃべりばかりをしています。

これを見た天帝は

「おまえたち、そろそろ仕事をはじめたらどうだ?」

といましめますが、牽牛と織姫は

「はい、明日からやります」

と答えるばかりで、
いつになっても仕事をはじめるようすがありません。

織女が布を織らなくなってしまったため、
機織り機にはホコリがつもり、
天界にはいつになっても新しい布が届きません。
また、牽牛が世話をしていた牛たちも、
やせ細って、次々に倒れてしまいました。

業を煮やした天帝はとうとう、2人を引き離し、
1年に1度、7月7日の夜だけ、
天の川を渡って、会うことを許しました。

今でも2人は、7月7日に会えるのを楽しみにして、
天の川の両岸でまたたいているとのことです。




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