アイラインで目ヂカラUP
「重要なのはアイラインを引く位置と引き方。
目頭、中央、目尻によって引き方を変えることで
奥行きのある目ヂカラが完成します」
まずは目尻から中央、
目頭から中央にかけてまつ毛の間にアイラインを埋め込んで。
目頭はインサイドラインに線を引くことが鉄則。
「粘膜のギリギリのラインに塗ると目がはっきりします」。
次に目の大きさを左右する目尻。
「流行のタレ目メイクにするならば、やや太めに描いて。
目の際ですぐに止めずに、
まつ毛の流れの延長線上まで引くように」。
最後に下まぶたの際から中央にかけてラインを引きチップでぼかす。
これだけでも十分な目ヂカラは完成するけれど、
仕上げがプロのテク。
「目の際周辺の上下まぶたに“くの字”で囲むようにハイライトを。
目周りが明るくなりラインが締まって見えます。」
Point
まずはアイライン。
まぶたを少し上げて、まつ毛の際に沿い2~3mm長めに終点を。
下まぶたの目尻もまつ毛の間に埋めるようにラインを引きます。
目頭に向かって徐々にラインを薄くするとナチュラル感がUP!
ハイライトは目の外側を“くの字”で
囲むようにふんわりと入れましょう。
ハイライトはパールが強すぎたり、白すぎないものを使用して。
マスカラで目ヂカラUP
「マスカラは優秀アイテムが多いので、
塗り方を習得すればより目ヂカラは出せるはず」
マスカラの塗り方は
<全体、根元、毛を伸ばす>の3工程があると心得て。
まずは、毛の中央から毛先にかけてマスカラをまんべんなく塗ろう。
次に根元部分。
インパクトのある目元を作るには、このSTEP2が重要。
目線を下にし、まぶたを少し上げ、マスカラを縦に持って。
「根元ギリギリまでマスカラを近づけ、左右に振るように塗ると、
驚くほど根元がぐっとあがります」。
少し乾いてから、最後は毛を伸ばすようにまつ毛を整えよう。
「このときファイバー入りのマスカラを使用すると、
まつ毛に長さがでます」。
特に目尻の際5~7mmは重要ポイント。
「1度ティッシュオフしたマスカラを縦に持ち、
1本1本毛を拾って伸ばしていく」。
この細かな作業工程が目ヂカラUPの秘訣。
Point
ボリュームを出したいからって、
たっぷり液のついたマスカラをまつ毛に直接オンするのは絶対NG!
パンダ目やダマの原因に。
必ずティッシュオフして、
少量のマスカラを何度も重ね塗りするようにしよう。
また、マスカラは縦に使うと、マスカラの先端が細かい毛をキャッチ。
下まつげも目に対して直角になるように
マスカラを持つ縦使いをすれば、
プロ並みの仕上がりに。
眉カラーで目ヂカラUP
「眉のカラー次第で目元の印象は180度変わります。」
目ヂカラを出したいならば、あえて眉の印象を薄くすることが大事。
「鏡で顔全体を見て、目周りに印象を残したいならば、
眉毛は薄めにするという“引き算メイク”を」。
まずは毛を染めるような感覚でライトブラウンなどの眉マスカラを用い、
毛の印象を薄くします。
次にパウダーでベースを作り、
ペンシルで眉毛のすき間を埋めるように1本1本描きます。
パウダーの濃い部分をぼかしていけば立体的な眉が完成。
眉に使うパウダーやペンシルのNGカラーはブラック。
「この春のトレンドはアイメイクにブラックを使わない傾向ですね。
やさしい表情になるブラウンや濃い目のベージュがおすすめ。
もちろん、眉も同様です。
いくら髪の毛が暗くても、1~2トーンは色を薄めに。
黒髪の場合でもダークブラウンを使いましょう」
Point
目周りに視線を持っていくには、眉は黒子的な存在と考えて。
色選びの際、気をつける点は「浮かないこと」。
ライトブラウン、ブラウン、またはグレー系ベージュでもいいでしょう。
必ず肌に合わせてよくなじむ色を選びましょう。
眉マスカラは眉毛を整え、立体感を出してくれるだけではなく、
薄めの色を使えば眉毛の印象を弱める効果も。
1本3役以上の優秀アイテムです。
確実に目ヂカラ美人!!基本3Point
アイラインもハイライトも“くの字”が“キレイ”を作ります。
マスカラは選び方より使い方。
最後の1本まで縦使いで塗ること!
眉はあえて印象を弱める薄めの色を。
ライトブラウンはやさしい表情を演出してくれます。
最後に! メイクは足し算&引き算が重要。
印象の強い目元を作るならば、リップや眉などはあえて色をおさえて。
すべてのパーツに濃い色を使うとおばさんメイクになってしまいます。
そして1日の最後には必ず目元のケアを徹底して。
とくに強めのメイクをした日は重点的に。
ポイントメイク専用のクレンジングでオフした後に、
目元専用の美容液をたっぷりと補給しましょう。
日々のケアが明日の“キレイ”を作ります!