東日本から北日本、１８日にかけて大雨の恐れ 土砂災害など注意（毎日新聞）
◆気象庁は１６日、東日本から北日本では１８日にかけて雷を伴う大雨となる恐れがあると発表した 強い風で大しけとなる地域もあるといい、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意を呼びかけている
◆気象庁によると、南西諸島付近に発生する前線が１７日朝には九州付近に進み、低気圧が発生。この低気圧が西日本から東日本の太平洋側を進み、１８日は日本の東を北上する見込み
◆１７日午後６時までの２４時間に予想される雨量は、いずれも多いところで東海地方２００ミリ、関東甲信地方８０ミリ １８日午後６時までの２４時間では、関東甲信地方・東海地方１００～１５０ミリ、東北地方５０～１００ミリの見込み
国内感染、新たに４５３２人＝大阪最多１２０９人、兵庫も－新型コロナ（時事通信）
◆国内では１６日、４７都道府県と空港検疫で４５３２人の新型コロナウイルス感染者が新たに確認された 新規感染者が４０００人を超えたのは３日連続
◆１２０９人の感染が判明した大阪府をはじめ、兵庫（５１０人）、新潟（４０人）、石川（３５人）各県もこれまでで最も多かった 全国で確認された死者は大阪で１６人など計４６人 厚生労働省によると、重症者は前日比３９人増の６７０人だった 東京都では６６７人の感染が判明した ５００人を上回ったのは４日連続
大学生入構数「半分以下」など要請へ 京都府、中学・高校にも新対策（毎日新聞）
◆京都府は１６日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、１２日から適用された「まん延防止等重点措置」に基づき、府内の中学・高校と大学等に感染防止対策を新たに要請することを決めた 大学等には学内へ一度に入構する学生数を、通常の半分以下に抑えることなどを求める
大阪府が滋賀県に「患者の受け入れ」 「看護師派遣」を要請（毎日新聞）◆大阪府の吉村洋文知事は１６日夕、記者団に、新型コロナウイルス感染症への対応で、滋賀県に患者の受け入れや看護師の派遣を要請していることを明らかにした
テストせず不具合長期化＝体制不十分、次官ら処分－通知アプリ問題で報告書・厚労省（時事通信）
◆新型コロナウイルス感染者との濃厚接触を通知するスマートフォン用アプリ「ＣＯＣＯＡ（ココア）」について、厚生労働省は１６日、一連の動作を点検するテストが行われなかったため、不具合が長期間見逃されたとの報告書を公表した 開発体制も不十分だったとし、樽見英樹事務次官と正林督章健康局長を文書による厳重注意とした
再浄化後、第三者が測定＝処理水の放出計画－東電（時事通信）◆東京電力福島第１原発から出る放射性物質トリチウムを含んだ処理水の海洋放出で、東京電力は１６日、処分計画の概要を公表した 基準値を上回る放射性物質が含まれる水は二次処理（再浄化）を実施 トリチウム以外の放射性物質を除去し、第三者による測定で安全性を担保すると
捜査資料６２５１点、自宅などに隠し持つ 巡査部長を懲戒処分（毎日新聞）
◆約３０年にわたり事件の捜査資料など約６０００点を自宅などに隠し持っていたとして、千葉県警は１６日、我孫子署の男性巡査部長（４９）を停職３カ月の懲戒処分とし、公用文書毀棄（きき）と証拠隠滅の容疑で千葉地検に書類送検した 巡査部長は同日、依願退職
◆県警の調べに、自宅で仕事をするため資料を持ち帰ったことを認め「整理整頓が苦手で、書類などを段ボールにため込んでしまった」と話したと ２０２０年３月１６日、上司の刑事課長から担当していた事件の捜査資料について質問された際、巡査部長が不自然な回答をしたため、署内を調べたところ、倉庫から捜査資料の入った複数の段ボール箱が見つかった
◆その後、巡査部長の自宅や貸倉庫などから、１９９１年６月ごろ～２０年３月１７日に担当した事件の捜査資料など６２５１点が、数十箱の段ボール箱に入った状態で見つかった 窃盗事件の証拠の自動車のナンバープレートや鍵なども含まれていた
ＣＯ２濃度は通常の５００倍超 東京・新宿の４人死亡事故、消火装置操作の形跡なし（産経新聞）
◆東京都新宿区下落合のマンション地下駐車場で二酸化炭素（ＣＯ２）を含む消火用ガスが噴き出し作業員４人が死亡した事故で、消火装置の起動ボタンを押した形跡がないことが１６日、捜査関係者への取材で分かった 当時は駐車場の天井の張り替え作業中で、警視庁捜査１課は、消火装置が誤作動した可能性もあるとみて業務上過失致死容疑で捜査
上野のストリップ劇場で経営者ら６人逮捕 公然わいせつ容疑で（毎日新聞）
◆警視庁保安課は１６日、東京都台東区上野２のストリップ劇場「シアター上野」を摘発し、経営者の 正彦容疑者（５５）と女性ダンサー（３８）、４０～６０代の男性従業員４人の計６人を公然わいせつ容疑で逮捕したと発表した
◆逮捕容疑は４月１４日午後０時半ごろ、劇場に設置されたステージ上でダンサーが を露出し、客１５人に観覧させたとしている 照明を に当てるなどの演出をして客を楽しませていたと
ジャパンライフに消費税還付＝契約解除分、６．５億円－東京国税局（時事通信）◆磁気治療器などの預託商法を展開し、約２１００億円を集めて倒産した「ジャパンライフ」（東京）が、東京国税局から消費税約６億５０００万円の還付を受けていたことが１６日、関係者への取材で分かった 顧客からの契約解除を受け、同社の破産管財人が還付申告していた
飲酒運転して追突事故 ４７歳の男逮捕 神奈川県警（産経新聞）
◆１６日午前０時半ごろ、相模原市南区上鶴間本町の国道１６号で、軽トラックが前方を走っていた普通乗用車に追突 通行人の１１０番通報を受けて駆け付けた神奈川県警相模原南署員が軽トラックを運転していた男の呼気を調べたところ、基準値を超えるアルコールが検出されたことから、道路交通法違反（酒気帯び運転）などの疑いで男を現行犯逮捕した
◆逮捕されたのは、相模原市南区下溝の運送業、 容疑者（４７） 同署によると、乗用車を運転していた自営業の男性（３９）＝東京都町田市野津田町＝と同乗していた無職の男性（４０）＝同県大和市鶴間＝が首などを打ち軽傷
◆容疑者は同日朝から仕事の予定だったとしたうえで「遅刻しないよう、焼酎２杯を飲んだ後、仕事に向かい、朝まで待機するつもりだった」などと供述していると
愛知リコール不正 元常滑市議「事務局長から指示」 周囲に話す（毎日新聞）
◆愛知県の大村秀章知事のリコール（解職請求）運動を巡る不正署名事件で、運動事務局の幹部だった元愛知県常滑市議、山田豪氏（５２）が「田中孝博・事務局長と共に筆跡が同じ署名簿に指印を押した。田中事務局長の指示だった」との趣旨の話を周囲に伝えていたことが１６日、関係者への取材で明らかになった
◆関係者によると、山田氏はリコール署名活動が終了した翌日の２０２０年１０月２６日、田中事務局長から名古屋市内の事務局に呼び出され、「押印のない署名が大量に送られてくる。署名を完成させるには指印が必要だ」と持ちかけられ、同年１０月末～１１月初旬に名古屋市内の公共施設に田中事務局長ら数人と集まり、山田氏は署名簿約５００枚に指印を押したと
◆署名偽造を巡っては、名古屋市の広告関連会社が下請け会社を通じて佐賀県でアルバイト募集していた疑いが浮上しているが、田中事務局長は署名簿について「九州から運ばれてきた」と山田氏に説明したと
混入問題の小林化工、調査委「違法な実態認識しながら放置した」…報告書（読売新聞）
◆製薬会社「小林化工」（福井県あわら市）の爪水虫などの治療薬に睡眠導入剤成分が混入した問題で、同社が設置した外部有識者による調査委員会は１６日、「経営陣が違法な製造実態を認識しながら、抜本的な措置を講じず放置したことが根本的原因」とする報告書を公表した
再発防止後にサッカー部員飲酒 全国大会出場の奈良・山辺高校（毎日新聞）
◆奈良県教委は１６日、県立山辺高校（奈良市）のサッカー部員４人が２０２１年２月、飲酒や喫煙をしていたと発表した 同部では２０年にも寮内で部員１０人の飲酒が発覚 部員は特別指導を受け、学校と県教委は再発防止策を公表したばかりだった
◆県教委によると、２月１１日夜、１、２年生（当時）の部員５人が寮を抜け出し、近くのコンビニエンスストアで酒やたばこを購入、寮に帰る途中、４人が飲酒や喫煙をした このうち３人は、特別指導を受けた生徒だった 同月２７日、部員の１人が興津大三監督に申し出て発覚したが、学校や県教委は明らかにしていなかった
ひとり親への児童扶養手当不支給は適法 京都地裁（産経新聞）
◆障害基礎年金を受給する親が児童扶養手当を申請すると、夫婦なら手当を受け取れるのに、ひとり親には支給されないとした改正前の児童扶養手当法の規定は法の下の平等に反し違憲だとして、京都府の 真有さん（３６）が府に支給停止処分の取り消しを求めた訴訟の判決が１６日、京都地裁で
◆増森珠美裁判長は「不当な差別的取り扱いであるとはいえない」として請求を棄却した 増森裁判長は判決理由で、児童扶養手当も障害基礎年金も所得補償という同一の性格を有すると指摘 その上で「ひとり親と夫婦では世帯の構成人数や受給者が異なり、所得補償が目的の各給付の金額を比較して併給調整することが著しく合理性を欠くとはいえない」と
林芳正氏後援会長の萩商議所会頭 萩市長が是正要求（毎日新聞）
◆１５日 山口県萩市の田中文夫市長は１５日の定例記者会見で、萩商工会議所の藤井敏会頭が林芳正元文部科学相（参院山口選挙区）の阿武萩後援会長を務めていることに「是正を求めた」と明らかにした 田中市長は、商議所法で特定政党のための商議所の利用が禁じられている点に触れ「商議所の会員からも疑問の声が寄せられている」と述べた
◆市は２０２１年度、商議所に運営補助費６９０万円を支出しているが「中立的立場でなければ助成しづらい」として、対応がなければ２２年度以降の支給を見直す可能性に言及した ２日に市役所で藤井会頭と面談した際、是正を要求したと
履歴書性別欄に「男」「女」選択肢なし…厚労省が国として初の様式例（読売新聞）
◆就職する際などに提出する履歴書について、厚生労働省は１６日、性別欄に男女の選択肢を設けず、任意の記入とする様式例を公表した 心と体の性が一致しない「トランスジェンダー」の人たちから、「性別の記載を求めること自体が差別にあたり、履歴書記載の性別と外見が異なることを理由に不採用となるケースもある」などとして、削除を求める要望が出ていた
赤ちゃんの頭にけがさせる虐待、児相対応が１年間で２４３件…そのうち１２５件は一時保護（読売新聞）
◆赤ちゃんの頭に意図的に強い力を加えてけがをさせる「虐待による乳幼児頭部外傷（ＡＨＴ）」の疑いがあるとして、全国の児童相談所が対応した件数が２０１９年度で２４３件あり、このうち約半数の１２５件で一時保護したことが１６日、厚生労働省研究班による初の実態調査で分かった
養育費支払い、２割強で取り決めなし 法務省、協議離婚で初調査（毎日新聞）
◆国内の離婚の約９割を占める「協議離婚」について、法務省は１６日、初めての実態調査の結果を発表した 養育費の支払いでは２割強、面会交流の実施では３割弱が、相手と取り決めをしていなかった
◆相手と養育費の支払いの取り決めをしたかとの問いに対しては、取り決めをしていなかったとの回答が２１・５％あった 面会交流の実施では２９％だった ただ、取り決めをしたとの回答のうち、いずれも３割は書面を交わさない口約束だったとしたとした
藤沢里菜女流名人が４連覇（産経新聞）
◆囲碁の博多・カマチ杯 第３２期女流名人戦三番勝負の第２局が１６日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、藤沢里菜女流名人（２２）が２１６手までで、上野愛咲美（うえのあさみ）女流棋聖（１９）に白番中押し勝ちし、第１局（１４日）に続く勝利で４連覇を果たした
熊本「本震」から５年、犠牲者悼む（読売新聞）◆２７６人が犠牲になった熊本地震は１６日、２度目の震度７が襲った「本震」から５年となった 本震で４１人が死亡した熊本県では、遺族や被災者が犠牲者を悼んだ
長野県北部地震、東日本大震災と余震が誘発 京大など仕組み特定（毎日新聞）
◆２０１１年３月の東日本大震災の約１３時間後に発生し、震度６強を観測した長野県北部地震について、両地震の間に同県北部の震源断層周辺で小さい地震が頻発していたことを突き止めたと、京都大と筑波大が発表した
◆これらの微小地震は、大震災を起こした東北地方太平洋沖地震やその大規模余震による強い地震動によって誘発されたとみられ、「内陸地震の短期的予測につながる」と期待している 論文は１６日、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された
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