５月１日 週末のスポーツのできごと

イビチャ・オシムさん死去、８０歳＝サッカー元日本代表監督（時事通信）
◆サッカーの元日本代表監督イビチャ・オシムさんが１日朝、オーストリアのグラーツで死去した　８０歳だった　関係者によると、突然死だったと　１９４１年、旧ユーゴスラビア（現ボスニア・ヘルツェゴビナ）のサラエボで生まれ、ユーゴ代表選手として６４年東京五輪に出場した
◆引退後は指導者となり、８６年からユーゴ代表監督　９０年ワールドカップ（Ｗ杯）イタリア大会ではストイコビッチ（元Ｊ１名古屋）らを擁して８強入りした　２００３年、ジェフ市原（現千葉）監督として来日
◆「走りながら考えるサッカー」を浸透させ、０５年にクラブ初タイトルとなるナビスコカップ（現ルヴァンカップ）優勝に導いた　独特のサッカー哲学をウイットに富んだ言葉で表現した「オシム語録」も注目された
◆指導力を高く評価され、０６年ワールドカップ（Ｗ杯）ドイツ大会後の同年７月、ジーコ監督の後を受けて日本代表監督に就任　１０年Ｗ杯南アフリカ大会を目指したが、０７年１１月に急性脳梗塞で倒れ、岡田武史氏が後任となった
◆その後回復して０８年６月から１２月まで日本サッカー協会のアドバイザーを務めた　日本代表監督としての成績は１２勝３敗５分け（うちＰＫ戦１勝２敗）
◆母国ボスニア・ヘルツェゴビナの民族対立が原因で、同国サッカー協会が国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）から資格停止処分を科された１１年には、正常化委員会の委員長に就任　処分解除に尽力し、資格を回復した同国代表は１４年Ｗ杯ブラジル大会で初出場を果たした


西武の呉念庭がコロナ陽性　プロ野球（時事通信）◆１日、呉念庭内野手が新型コロナウイルスのＰＣＲ検査で陽性と判定されたと発表した　発熱などの症状があると　（時事ドットコム）


大谷、４打数無安打＝沢村は今季初黒星－米大リーグ（時事通信）
◆３０日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はホワイトソックス戦に２試合連続となる４番指名打者で出場し、４打数無安打だった　エンゼルスは０－４で敗れ、連勝は６で止まった　カブスの鈴木はブルワーズ戦に４番右翼で出て、３打数無安打、１四球　カブスは１－９で敗れて３連敗となった
◆レッドソックスの沢村はオリオールズ戦で延長十回に登板し、自らの失策が絡んでチームは１－２でサヨナラ負け　沢村は今季初黒星を喫した　パイレーツの筒香はパドレス戦に４番指名打者で出場し、４打数無安打　チームは延長十回、７－６でサヨナラ勝ちした

坂本、右膝靱帯損傷で抹消　プロ野球・巨人（時事通信）◆巨人の坂本勇人内野手が１日、右膝内側側副靱帯（じんたい）の損傷で出場選手登録を外れた　４月３０日の阪神戦（東京ドーム）の守備で負傷し、八回の守りには就かずに退いた　元木ヘッドコーチは「２、３日では無理という判断。（最短の）１０日で戻ってくれればありがたい」と話した　（時事ドットコム）

慶大が雪辱＝東大と早大、また分ける－東京六大学野球（時事通信）
◆第４週第２日は１日、神宮球場で２回戦２試合が行われ、慶大が法大に３－２で雪辱した　東大と早大は九回６－６で、規定により２試合連続の引き分け　慶大は同点の九回、萩尾（４年、文徳）が、この日２本目の本塁打を放ってサヨナラ勝ち　早大は九回に印出（２年、中京大中京）の適時打で追い付いた

【プロ野球結果】
★ＪＥＲＡセ・リーグ
巨人 １－８ 阪神（東京ドーム）
阪神６連勝＝プロ野球・巨人－阪神（時事通信）◆阪神が６連勝　１点を追う六回に糸原の左前打と梅野の右前打で２点を奪って逆転　八回は代打糸井の２点中前打などで４点、九回にも２点を加えた　今季初登板の西純は球に力があり、７回１失点で白星

中日 ４－０ 広島（バンテリンドーム ナゴヤ）
柳が３勝目＝プロ野球・中日－広島（時事通信）◆中日が零封勝ち　柳は要所を締め、七回まで投げて３勝目　ロドリゲス、Ｒ・マルティネスとつないだ　打線は三回にビシエドの左前打で２点を先取　六回は柳、八回には木下の犠飛で加点した

★パ・リーグ
楽天 ２－１ ソフトバンク（楽天生命パーク宮城）
楽天コールド勝ち＝プロ野球・楽天－ソフトバンク（時事通信）◆楽天が六回裏途中降雨コールド勝ちで、１分けを挟み４連勝　三回に西川の左前打で先制　四回は太田の一ゴロで加点した　則本は９安打されながら５回１失点で今季初勝利　弓削がプロ初セーブ

オリックス １－２ 西武（京セラドーム大阪）
山川が決勝ソロ＝プロ野球・オリックス－西武（時事通信）◆西武が接戦を制した　二回に山田の犠飛で先制　直後に追い付かれたが、九回に山川の９号ソロで勝ち越した　２番手の平良が初勝利　増田が６セーブ目

増田が通算１５０セーブ＝プロ野球・西武（時事通信）◆増田達至投手は１日、オリックス９回戦（京セラ）で今季６セーブ目を挙げ、通算１５０セーブを達成した　プロ初セーブは２０１５年９月８日のオリックス１９回戦（西武プ）

ロッテ ３－９ 日本ハム（ＺＯＺＯマリンスタジアム）
日本ハム、四回に９点＝プロ野球・ロッテ－日本ハム（時事通信）◆日本ハムが大勝　四回に石井の先制２点二塁打、アルカンタラの３ラン、今川の２ランなど打者１２人の攻撃で６長短打を集めて一挙９点を奪った　杉浦は直球に力があり、５回無失点で今季初勝利

中止のプロ野球　ヤクルト－ＤｅＮＡ（明治神宮野球場）


浅野が２アシスト＝欧州サッカー（時事通信）
◆欧州各国リーグは３０日、各地で行われ、ドイツ１部でボーフムの浅野拓磨は敵地でのドルトムント戦に後半２７分まで出場し、２アシストを記録した　チームは４－３で競り勝った
◆シュツットガルトの遠藤航と伊藤洋輝は、ホームのウォルフスブルク戦にそろってフル出場　試合は１－１で引き分けた　オランダ１部で中山雄太がフル出場したズウォレは、敵地でアヤックスに０－３で敗れた

サンプドリア吉田は出番なし　サッカーのイタリア１部（共同通信）◆イタリア１部リーグ（セリエＡ）で４月３０日、サンプドリアの吉田麻也はホームで行われたジェノアとのダービーマッチでベンチ入りしたが出番はなかった　試合は１－０で勝った

レアル、２季ぶり優勝＝スペイン・サッカー（時事通信）◆スペイン１部リーグで３０日、レアル・マドリードが２季ぶり３５度目の優勝を決めた　同日行われたエスパニョール戦に４－０で快勝して勝ち点を８１とし、４試合を残して決定した

サッカーの有力代理人が死去　イタリア生まれのライオラ氏（共同通信）◆サッカーの有力代理人、ミノ・ライオラ氏がイタリアの病院で死去したことを遺族が３０日、明らかにした　ロイター通信が報じた　５４歳だった　闘病していたと　イタリア生まれのライオラ氏はスウェーデン代表のイブラヒモビッチや、フランス代表のポグバらの代理人を務めた

神戸、首位通過＝傑志と最終戦分ける－ＡＣＬサッカー（時事通信）
◆アジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）は１日、各地で東地区１次リーグの最終戦が行われ、既に決勝トーナメント進出を決めていたＪ組の神戸は傑志（香港）と２－２で引き分けた
◆２勝２分けの勝ち点８で終え、同組首位で通過した　神戸は前半終了間際にリンコンがＰＫを決めて先制したが、追い付かれた。後半終盤に右ＣＫから武藤が決めたものの、再び同点とされた

首位横浜Ｃは分ける＝Ｊ２（時事通信）◆明治安田Ｊ２リーグは１日、各地で第１３節の残り７試合が行われ、無敗で首位の横浜Ｃは群馬と３－３で引き分け、勝ち点２９とした　２位の仙台は秋田に３－１で快勝し、首位との勝ち点差を３に縮めた　岡山は東京Ｖを２－１で退け、４位に浮上　東京Ｖは７位に後退した

カズ、後半途中で交代＝ＪＦＬ鈴鹿（時事通信）◆サッカー日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）、鈴鹿ポイントゲッターズの元日本代表ＦＷ三浦知良（５５）は１日、三重・四日市市中央陸上競技場で行われた第７節のティアモ枚方戦に先発し、後半３４分に交代した　７９分間のプレーは今季最長　鈴鹿は３－２で勝った

ちふれ埼玉は分ける＝ＷＥリーグ（時事通信）◆サッカー女子のＷＥリーグは１日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で第１９節の残り１試合が行われ、ちふれ埼玉はノジマ神奈川相模原と１－１で引き分けた　ちふれ埼玉は勝ち点１３の１０位、ノジマ神奈川相模原は同１２で１１位

【Ｊリーグ明治安田生命Ｊ２第１３節結果】
いわてグルージャ盛岡 １－２ ロアッソ熊本（いわぎんスタジアム）／ファジアーノ岡山 ２－１ 東京ヴェルディ（シティライトスタジアム）

モンテディオ山形 ２－０ Ｖ・ファーレン長崎（ＮＤソフトスタジアム山形）／ザスパクサツ群馬 ３－３ 横浜ＦＣ（正田醤油スタジアム群馬）

ＦＣ町田ゼルビア ０－２ 徳島ヴォルティス（町田ＧＩＯＮスタジアム）／ツエーゲン金沢 １－２ 大宮アルディージャ（石川県西部緑地公園陸上競技場）

ベガルタ仙台 ３－１ ブラウブリッツ秋田（ユアテックスタジアム仙台）