４月２５日 海外・政治・経済のできごと ※再掲載※

マクロン氏再選＝ルペン氏との差縮小、苦い勝利－仏大統領選（時事通信）
◆フランス大統領選の決選投票が２４日行われ、即日開票の結果、マクロン大統領（４４）が極右政党「国民連合（ＲＮ）」のルペン候補（５３）に勝利し、再選を決めた　内務省によると、得票率はマクロン氏が５８．５％、ルペン氏が４１．５％だった　同じ顔触れで臨んだ２０１７年の前回選挙ではマクロン氏が約６６％を得票し圧勝したが、差は縮まった
◆大勢判明を受け、マクロン氏は２４日、勝利を宣言しながらも「極右に投票した人々の怒りにも対応しなければならない」と反省を口にした　自身に権力を集中してきた政権運営に対する有権者の批判を受け止め、２期目は「やり方を刷新する」と約束する苦い勝利演説を行った

バイデン氏、マクロン氏再選を祝福　緊密強力に期待（産経新聞）◆バイデン米大統領は２４日、ツイッターで、フランス大統領選で再選を決めたマクロン大統領を「おめでとう」と祝福した　フランスを「米国の最も古い同盟国」だと述べ、「ウクライナ支援や民主主義の擁護、気候変動への対応で緊密に協力を続けることを期待している」と表明した

仏の「親欧州」継続歓迎＝マクロン大統領再選に祝意－ＥＵ（時事通信）
◆欧州連合（ＥＵ）のミシェル大統領は２４日、フランス大統領選の決選投票でマクロン大統領の再選が確実になったことを受け、直ちにツイッターに祝福の言葉を書き込んだ　「われわれはさらに５年間、フランスを頼りにできる」と強調した　ＥＵの結束や影響力拡大を重視するマクロン政権の「親欧州」路線継続を歓迎する姿勢を示した


マリウポリ危機深まる＝ロシアの「化学兵器」に懸念－ウクライナ大統領、軍事支援要請（時事通信）
◆ロシアは２５日、ウクライナ東・南部の掌握に向けた軍事作戦を続行した　南東部の要衝マリウポリでは、ウクライナ側は「ロシアによる化学兵器攻撃」の可能性に言及し、一段と危機が深まっている　ゼレンスキー大統領は反転攻勢に向け、米国など国際社会に軍事支援を改めて要請した

米、ウクライナ大使指名へ　ブリンケン氏「成功まで支援継続」（産経新聞）
◆バイデン米政権は２５日、ブリンケン米国務長官とオースティン国防長官が２４日、ウクライナの首都キーウ（キエフ）を訪問し、ゼレンスキー大統領らと会談したと正式発表した
◆米閣僚のウクライナ訪問はロシアによる軍事侵攻後初めて　バイデン大統領は同日、ブリジット・ブリンク駐スロバキア大使を次期ウクライナ大使に指名すると表明した　ブリンケン長官らは２５日、ポーランド南東部に出国後、「ウクライナの前進に対するわれわれの支援は最終的な成功をみるまで継続する」と語った

米国務長官・国防長官がウクライナ訪問　大使館の再会を約束（朝日新聞）◆米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官は２４日、ウクライナの首都キーウ（キエフ）を訪れ、ゼレンスキー大統領と会談した　米側は武器購入のための新たな支援や、退避していた大使館員をウクライナ国内に戻すことを約束した


文在寅大統領「何も計画しないことが、私の計画」　韓国政界引退表明（毎日新聞）
◆韓国の文在寅大統領は２５日、大統領の任期満了（５月９日）に先立ち青瓦台（大統領府）で国内の記者団と最後の懇談会を開いた　文氏は「隠とん生活というわけではないが、現実政治には関与しない」と述べ、政界から完全に引退する考えを表明した
◆懇談会は菓子を食べ、韓国の伝統醸造酒「マッコリ」も飲みながら、約１時間続いた　文氏は「平凡な市民として行きたい場所に行き、食べたい場所に行って食べ、庶民の暮らしの中に生きる。何も計画しないことが、私の計画だ」と説明

北朝鮮が平壌で軍事パレード開催　「抗日部隊」創設９０年を記念（毎日新聞）◆北朝鮮は２５日、抗日部隊「朝鮮人民革命軍」創設から９０年の記念日を迎えた　韓国軍消息筋によると、平壌の金日成広場で同日午後１０時から、軍事パレードが始まったことを把握したと

露副首相　北方領土「ロシアのものにする」（産経新聞）◆ロシアの極東開発を統括するトルトネフ副首相は２５日、北方領土について、独自の開発や投資をさらに進め、「ロシアのものにする」との意向を示した　日本が令和４年版の外交青書で、北方領土は「ロシアに不法占拠されている」との表現を復活させたことへの反発とみられる

新興環境政党が勝利＝強権首相敗北－スロベニア下院選（時事通信）◆中欧スロベニアで２４日、国民議会（下院）選挙が行われた　暫定開票結果によると、新興の環境政党「自由運動」が、強権的政治手法で知られるヤンシャ首相率いる中道右派与党「スロベニア民主党」への批判票を集め、第１党になる見通しとなった


岸田首相、尹氏代表団と２６日面会＝日韓、関係改善を模索（時事通信）◆岸田文雄首相は、韓国の尹錫悦次期大統領が派遣した「政策協議代表団」と２６日に面会する方向で調整に入った　政府関係者が２５日明らかにした

韓国次期政権、対日改善目指す＝代表団、林外相・議連と会談（時事通信）
◆林芳正外相は２５日午前、外務省で韓国の尹錫悦次期大統領が派遣した「政策協議代表団」と会談した　この後、代表団を率いる鄭鎮碩国会副議長は記者団に、「未来の共同の課題を共有している隣国として、協力を緊密に維持強化していくことで一致した」と語った
◆これに先立ち、超党派の国会議員でつくる日韓議員連盟（額賀福志郎会長）は同日午前、東京都内のホテルで、代表団との朝食会を開いた　鄭氏は席上、「新しい大統領の対日関係の原則は明確だ。最悪の状態を一日も早く脱出することだ」と強調した


参院石川選挙区の補選、自民・宮本氏が当選（朝日新聞）◆２４日　参院石川選挙区の補欠選挙（被選挙数１）は２４日、投開票され、自民比例区前職の宮本周司氏（５１）＝公明推薦＝が、立憲新顔の小山田経子氏（４３）＝社民推薦＝、共産新顔の西村祐士氏（６７）、Ｎ党新顔の斉藤健一郎氏（４１）を破り、３選を決めた


立憲・泉代表が来県　参院福島選挙区は「非常に重要」（朝日新聞）◆２４日　立憲民主党の泉健太代表は２４日、福島県郡山市での党県連定期大会出席後に報道陣の取材に応じ、今夏の参院選では「日本の未来のためにも福島選挙区が非常に重要」とし、「重点区として力を結集したい」と話した


急な飛び出し、次々回避＝２０年代後半に実用化－日産の自動運転（時事通信）
◆日産自動車は２５日、交通事故を回避するための新たな自動運転技術を発表した　前方の車のはみ出しや歩行者の飛び出しといった突然の不規則な動きが相次いでも、センサーが瞬時に反応　現在の自動運転技術では防ぎきれないシーンで、路線変更をしたり急ブレーキが作動したりする　２０２０年代後半の実用化を目指す

中国で初のホンダブランドＥＶを２６日発売（産経新聞）◆ホンダの中国現地法人は２５日、中国では初となるホンダブランドの電気自動車（ＥＶ）を２６日に発売すると発表した　中国ではＥＶの販売拡大が見込まれており、ホンダは事業拡大へアクセルを踏む考え

キリン「生茶」　プラスチックラベルなしでテスト販売へ（毎日新聞）🧴
◆キリンビバレッジは２５日、プラスチックラベルのないペットボトル緑茶飲料「キリン　生茶　紙シール付ラベルレス」を６月７日から首都圏エリアの一部量販店でテスト販売すると発表した　これまで６本パックやケース商品で展開してきたが、単品での販売は初めて　約１カ月のテスト販売を通じて約１トンのプラスチック使用量を削減する見込みだと


世界の軍事支出　昨年初の２兆ドル超　中露も拡大（産経新聞）
◆スウェーデンのストックホルム国際平和研究所（ＳＩＰＲＩ）は２５日、２０２１年の世界の軍事支出（一部推計）が前年比０・７％増の２兆１１３０億ドル（約２７１兆円）となったと発表した　２兆ドルを超えたのは初めて　中国の軍事支出の拡大は世界最長の２７年連続。ウクライナに侵攻したロシアも３年連続で軍事支出を積み増した

東京円、１４銭円安の１ドル＝１２８円１９～２１銭（読売新聞）

日経平均終値、５１４円安の２万６５９０円…米株安を受けリスク回避（読売新聞）