瓦礫の島の「穴埋立地」

模型の製作日記や映像の私的感想を掲載しています。ネタバレもありますので未見の作品は注意して御読み下さい。

宇宙戦艦ヤマト2199第5章を観て。

2013年04月14日 | 模型
あいもかわらず、観に行きました。
宇宙戦艦ヤマト2199第5章
もう、旧作と違う作品として物語が展開しているので
観ていてドンドン思い入れが無くなっています。
ですので、一つの所見アニメ作品として、
観るようになってしまい、
逆にツッコミネタが満載です。

今回は冷静にというか、パロディーアニメとして
観に行ったので楽しめました。

確実にネタバレになると思うので、
読む、読まないは個人の責任で御願いします。

というか、ヤマト2199ファンは読まない方が良いかも?

















まずは、ともあれ「服装のセンスが無い!」
女性クルーの、おっぱいネタはピンサロなので
もう、40代以上のオッちゃんにはウハウハ。
今回も、盛り沢山の御色気大作戦です。
男性が袖まくりするくらい室温が暖かいのに
女性がピチピチボディスーツは可笑しいでしょ。
せめて、ミニスカの夏服にしてください(^0^;

それは、置いといて・・・。

私としては、宇宙戦艦と名乗っているからは、
こればかりは、外せない話題で
気になっている白ヒゲ艦長の頭の悪い戦法です。

最初から、白ヒゲ艦長の戦法は気に食わなかった。
それは、冥王星の戦闘から
あれ?って思い始めたのだけど。

敵冥王星基地を壊滅させたのを良い事に
遁走し逃げ迷う、敵艦を後ろから撃つ
非道な戦法は武士道精神の欠片も無い。


さて、今回の白ヒゲ艦長。
凄いのは、敵陣に「中央突破~!イケイケドンドン撃って殺せ!」で
ゴリ押し特攻作戦を強行する行き当たりばったりの
頭の悪い頑固な白髪の艦長さんでしたね。

もう、ヤケとしか思えない特攻主義。
「波動防壁展開!てんかい~!」という
ヨクワカラン・バリアーを
全開にして突っ込む!突っ込む!
主砲もぶっ放す!撃ちまくる!

しかも、最期はブツケてもかまわない主義。

あんたは、宇宙海賊か?

ところで、ワケわからんバリアーは
「敵のビームやらミサイル防御できて、
自艦のミサイルやビームは~すり抜けるみたい」

えっ?今時?マジンガーの光子なんたらバリアーみたいなもんか?
なんか?隙間でも、あるんか?

んで、タコ殴りに合うのをラッキーにも
敵軍の大将が戦闘中に用事があるから
引き上げてくれたから助かるという、
まるで、脚本家がいるような展開。

というか、ガミラスって作戦行動中に
テレビ電話で本国と連絡をしてるけど
傍受逆探知で母星に露呈とか考えないの?
絶大の無線技術に自信があるのかなぁ~違和感バリバリ。


しかも、艦内で突然、保安部の人たちが
クーデターを起こして占拠されちゃうとか。
で、なんとなく首謀者が、なんとなく捕まっても、
さほど、皆さん何事も無く航海を続けるという。

「風紀も軍規も常識も無い無軌道戦艦」。
御都合主義も、ここまでくると爽快です。

というか、黒幕のオッちゃん参謀は
帰還したら、国家レベルの計画でのクーデターだから
確実に死刑だぞ?そんなのアリなの?

まだ、「ゴハンが少ないからストライキ!」の方がわかるよ~。

そして、特攻よろしく!敵陣突破の偵察機を発進、

時間内に戻って来なければ、置いてけぼり作戦。

そこまで、人間にやらせるか?
何のための「アナライザー」だよ?
最初は、無人機だろ~?
何があるか、解らない状況なのに
有人機を突入させるか?
しかも、鹵獲機なんて?旧陸軍並みの作戦。

「生きて帰ってくるのが偵察だ!帰ってこい!」
って、敵の鹵獲機で偵察をするという事は
敵陣の中に行く事が分かった作戦。
なんだか?無理無理にドラマを作って
面白く見せるような展開。

酷いよなぁ~。そんな、片道切符な非人道的な
強行偵察なんて、さすが!野蛮な日本人の白ヒゲ艦長。


いやっ!ホントにオモシロイですよ~
ここまで、開き直って製作されていると
逆に、観ていて楽しい。

たぶん、そういう基本的な「成功する可能性のある軍隊作戦」の
立案事を盛り込もうという気が無いのだと思う。

まさに、ライトノベルズ。
(逆に、今のラノベはレベル高いけどね。)

さてまた、敵の反乱将軍も出てきて
決起集会よろしく大艦隊が集合している場所に
艦をワープさせる指示をする白ヒゲ艦長。

またもや!イノシシ突撃で、中央突破作戦!

挙句の果てに、部下から・・・

「これが!沖田戦法かぁ~」と言われる始末。

私なら、即座に艦長を更迭するね。

もう、こんな馬鹿な艦隊指令がいたら
即!更迭?というか、だから地球軍は全滅したんだよね~。

そして、またもや送り狼のごとく波動砲で、一網打尽!

敵陣の隙を「奇蹟の力」で突破したんだから、
反転して波動砲で全滅戦法をとるなんて。

こんなのを「極悪最悪最低の殲滅作戦」といいます。

最終的に、和平交渉が成立した時に、
この辺が、落とし所で作戦遂行指揮官が裁判を受けます。

こういうアニメを観て、スカッとしたオッチャン・・・。
あなたは、ストレス発散しているのに過ぎません。

私は、このシーンを観てストレスを抱えました。


酷い…ひどすぎる・・・。
そんなに、ガミラス人が憎いのか?
完全に、プッツンしている逆噴射で脱出するし?

・・・って?あれ?

あの、皆さん、あの白ヒゲ艦長さん、
波動砲を逆噴射に利用して
亜空間ゲートに入りましたけど、
エネルギーは120%から
ゲート内部で波動砲を撃ち尽くすと
エネルギーは100を出し切るから
予備電源の20%になって航行できないって、
以前の話でやっていたじゃないですか?

憶えてますか?

亜空間では、波動エンジンは
再起動しないからって言っていた話が
あったですよね?
だから、波動砲を撃ったら動けないから、敵のガミラス艦に牽引して貰って・・・?

なにか?何事もなかったように動いてるんですけど・・・あの戦艦は・・・。
(テレビシリーズのヤマトで、
波動砲逆噴射を観た時もアホか?と思ったが今回も目がテン。)

あっ!あれとは、違う亜空間なんだねぇ~。属性が違うとか?

それと、副長さん。
中性子は、同じ質量の水素が無いと
防げないんじゃなかったんですけど。

脚が付きそうな浅いプールに飛び込んでも
助からないんですけど、
というか?あなたは・・・けっきょくサイボーグ?

瞬間的に「見た目で、水と判断して飛び込んだんだ!流石は天才です。」

なんだか、色々と盛りこみ過ぎて
物語りの一貫性が破綻しているのは
前から思っていたのだが、
宇宙戦艦ヤマトのリメイクでは無いとして観ても、
一昔前のアニメのような古さを感じます。
もう、設定を作り過ぎて自由度が無くなっている
アニメ作品って'90年代って多かった。
(しかも、作画が微妙に悪い・・・。映画館で観ると大きい画面で目立つ。)

まぁ~、ターゲットにしている層がオッチャン世代を
相手にするアニメなんで
あんまり、今風にしても仕方が無いんでしょうね。

しかし、反乱分子の人たちって
ホントにどうなったのか?
この後に、当場しなかったら~
補給物資は、けっきょく「水すら補給して無い艦」なので、
もしかしたら、分解されて艦内の皆さんの御食事になるの?
怖い・・・・(^0^;

そんな感じで、次回は七色星団?
ドリルミサイル?

もう、楽しみというか、
何と言うか~どうでも良いやぁ~(^-^)






もう春です。
穏やかな季節のはずなのに
暖かかったり、寒かったり
寒暖の差がある日々が続きます。

ホントに寒いです~風邪をひきそうですよね。

体調管理に気おつけて
新年度もヨロシク
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