瓦礫の島の「穴埋立地」

模型の製作日記や映像の私的感想を掲載しています。ネタバレもありますので未見の作品は注意して御読み下さい。

ガンヘッドを20年?ぶりに観た。

2012年09月21日 | 模型
もう、20年前の映画ですよね?
89年に公開された映画「ガンヘッド」。
サンライズと東宝がバブル時代に制作した特撮映画。
新ゴジラシリーズのゴジラを東宝が制作した後に怪獣とは違ったアプローチで
いけるだろう!
と鳴り物入りの巨額の投資をして
思いっきりこけたSFロボットアクション映画です。

当初はガンダムの大河原先生が
メカデザインになる予定でしたが、
超時空要塞マクロスの大ヒットで
河森先生にバトンタッチ!
よくある話でデザインもソコソコのラフ案で即採用決定!
という実に中身より
ネームバリュー重視だったらしい噂もチラホラでした( ̄▽ ̄)

実物大に近い模型も製作されて
新宿駅前に飾られたり
ガンヘッドに関しては、
ホントにお金が動いてると言った
印象しかなかった。

で、主演が当時は特撮系で
売り出し中の若手俳優の高嶋政宏。
彼は「ジパング」での地獄極楽丸での怪演で期待の新人だった。
そして、ヒロイン?役が米女優さん。
脇役や高島の親分役でミッキーカーチスが出演。

なんだか、皆さんが喋ると銀幕横に字幕が出るという?

高島は日本語で、周りの俳優は英語。
凄い違和感バリバリの映画だった。
しかも、セリフは聴き取れないで
戦闘シーンは大爆発音が連続。

なんとも、観ている観客は置いてきぼりの
人工知能の自立進化の話がメイン。
解りずらい環境で難解なストーリー
そんな印象しか無かった。

そして本題のガンヘッドを20年ぶりに観た感想は、
当時は、斬新すぎて受け入れられなかった部分も
年数が経つにしたがって風化し
展開も知っていたので意外と楽しめた。

何と言っても、お金がかかった映画なので
特撮を見ていても面白く、ライブセットも凝っている
CGでは無い迫力は素晴らしいです。

しかしながら、肝心の物語りの内容は
風呂敷を広げた割には、やはり面白くなかった。

最期に大きな何かを破壊して皆が奇蹟的に生き残って、
メデタシメデタシの展開は、
いかにもバブルなアクション映画だった。

そんな、微妙なガンヘッドのプラモが
コトブキヤから発売するらしい。
まぁ~予約してまで買うほどファンではないので
縁があったら購入すると思う。




あらすじ

2025年、無人島8JOに建設された全自動のロボット工場を司る
巨大コンピューター「カイロン5」が人類に宣戦布告。
人類は鎮圧のため自動戦闘ロボット「ガンヘッド」の部隊を送り込むが
守護神「エアロボット」の前に全滅、島は封鎖された。
13年後、カイロンのCPUを盗むべく島に侵入した
トレジャーハンター「Bバンガー」の面々は、
連邦政府の研究所から超電導物質テキスメキシウムを奪って
逃亡していた生体ロボット「バイオドロイド」の襲撃をうける。
生き残ったのはメカニックに強い青年ブルックリンと、
バイオドロイドを追ってきた女性レンジャー・ニムの2人のみ。
島に生き残っていた子供セヴンとイレヴンに助けられる2人。
やがてカイロン5の恐るべき陰謀を知ったブルックリンは、
残骸の中に生き残っていたガンヘッド507号機を有人型に修復、
カイロンとエアロボットに戦いを挑む。
(Wikipedia参照抜粋)



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