お世話になっております。坂戸ホテルフロントの栗原です。
皆様は『脳は否定形を認識しにくい』という説をご存じでしょうか。
例えば左のスイッチを押して欲しいけど右のスイッチは押されると困る、というのを教える状況になったとします。
右を押すと仕事が台無しになるくらいヤバいことが起きてしまう、というような滅茶苦茶大きなリスクがあったりすると、人はどうしても「右を押せ、左は絶対に押すな、左は間違っても押すな」みたいに『左を押さない』ことを強調してしまいがちなんだとか。
しかし、スイッチを押しに来た人が左右どちらかうろ覚えになってしまったときに、強調されていた『左』を思い出してしまってそちらを押してしまう…といったことが事故要因に。
他にも『おいてある飴は食べないでください』と言われると、『好きに食べてください』と言われるよりも飴を強く意識してしまい、食べる量が増えた…なんて例もあるそうです。
これを聞いて自分が後輩や新人を指導する際に『〇〇は絶対しちゃだめだからね』というような文言を使っていないか不安になってしまいましたし、だいぶ前に教えられた内容を思い出すときに強調されていたNG事項とOK事項だとNG事項の方が思い浮かぶな…ともなってしまいました。
後輩や新人に対応を任せてやるなと言ってたことをやらかしてしまったとき、それがもしかしたら自分が原因なのかも…と思うと身がすくむ思いです。
お硬い文章、というよりもユーモアに欠ける内容の文になってしまいました。
遅ればせながら私のブログ更新は今年初になりますので、本年度もよろしくお願いいたします。
坂戸ホテルフロント 栗原