堺 街角 ミュージアム ブログ(BLog)

堺の風景写真、堺の観光地、堺 面白い興味深い写真を掲載。日常生活の中の写真ギャラリー。

堺 街角 ミュージアム/歴史探訪/曾呂利 新左衛門屋敷跡/堺市 市之町東付近

2005-05-22 | 堺 歴史探訪/堺の寺院・仏閣・史跡
曾呂利 新左衛門の屋敷跡
曾呂利 新左衛門 安土桃山時代の人物
刀の鞘師を業とし 小口に刀を差し入れると よく ソロリと入るのでこの名を称した

豊臣秀吉に仕え 話上手でその とんち話は ひろく民衆に親しまれた
また 香道や茶道にも通じたが実在は不明とされ なぞの多い人物である

参考逸話

昔、曾呂利新左衛門と言う鞘師が堺にいました。彼が作った鞘に刀を入れると、そろりと良く入ったところからの異名で、頓知を以って知られ又、和歌、茶事にも通じていました。
ある日秀吉公が新左衛門に「お前は良くやってくれるので褒美を取らせる。何がほしいか申してみよ」
すると新左衛門「ではお言葉にあまえてお願いがございます」
秀吉公「なんじゃ申してみよ」
新左衛門「毎日お城へ参りますので、今日は1分、明日2文、明後日は倍の4文、その次の日は倍の8文、と言うように前日の倍の金子を1ヶ月間頂きたいのです」
秀吉公もある程度計算したと思いますが、当時、電卓は有りませんので良かろうと承知したのです。結果は20日過ぎ頃になって、秀吉公の方がまいった勘弁してくれと悲鳴を上げたました。

皆さんも計算してみてください。
答えは30日目に1,073,741,824文。今の円にするとこの金額の莫大さがお判り頂けると思います。

また、 真田雪村との親交もあったとされる
PS 堺には一休和尚 曾呂利 新左衛門 等 有名な頓知を排出しています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿