禅と薔薇

高島市 曹洞宗 保寿院 禅の話と寺族の薔薇のブログ

老倒疎慵無日

2015年03月30日 | 小さな法話
「老倒疎慵無日 閑眠高臥対青山」(ろうとうそようぶじのひ かんみんこうがしてせいざんにたいす)という言葉があります。
漢字ばかりが続くと、難しいように勝手に思い込んでしまします。
年老いてすっかり丸くなった人が、高枕で青山を眺めながら寝ているということです。
こだわりのない禅僧の境地をあらわしているということです。


うらやましい環境かも知れませんが、その環境は、自分の外の環境ではなく、
自分のうちの環境にあります。

心の持ち方が大切なのです。


薔薇「禅」は、春がうちに満ち満ちているようです。

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