gaccoというインターネットで大学教授の授業を無料で受講できるサービスがはじまりました。
http://gacco.org/
私は東京大学の本郷和人先生の「日本中世の自由と平等」という講座を受講しています。
本郷和人先生は大河ドラマ「平清盛」の時代考証の監修をされていた方です。いつか著書も読んでみたいと思っていたのですが、歴史学に門外漢の私としてはたぶん著書を読むより、この授業を聴くほうがハードル低いかなと思い、受講してみることに。
授業はYoutubeの動画を観てすすめます。
で、ちゃんと課題もある!第一回目の課題もそろそろ取り掛からなければなりません。
で、最終課題はレポート提出だそうで……。
無料と侮れない充実の学習環境です。ちらっと第一回目の課題を見て、かなりびびっているのですが、なんだか20年ぶりに大学生に戻ったようなわくわくする気分もちょっとあったりします。
そういえば、高校受験のときに「将来の夢」って作文を書きました。私は歴史学者になりたいって書いたんですね。で、なぜ今、歴史学者になっていないのか? 歴史学の入門講座を聴いて、「なんか面白そう」と四十を過ぎて思っているのか? わが身を振り返ってみました。
ああ、確か……。大学受験で史学科を受けようとしたら、文学部に在籍していた姉が「史学科なんて暗い、もっさい人しかいない。妹が史学科にいるなんて恥ずかしいから絶対反対」と言ったんですね。歴史学者を目指すなら、ここでこんな発言なんか物ともせずに史学科に行けばよかったのに、私は歴史学者にもなりたかったけど、オシャレな大学生活もエンジョイしたかった。というか、大学生になったら「生まれ変わろう」と密かに思ってたんですよ。もっさい自分を脱皮しようと。そこへ「史学科はもっさい人しかいない」と言われたわけで、ついつい歴史学者はこの際脇に置いといて、まず「脱もっさい」を優先させたのでした。
が、結局入った国文科も史学科とほぼ変らず「もっさい」私がまったく悪目立ちすることのない環境で、むしろ高校時代の「もっさい」に磨きをかけてしまった大学生活だったということを付け加えておきます。
ああ、あと。歴史学者=フィールドワーク=トイレがない、という連想で、すぐお腹をこわす私には無理だよなあと思ったことも付け加えておきます。フィールドワークだけじゃないっうことすら知らなかったんですね。
で、いまさら歴史学って楽しそう!と思ってもそれが何かにつながるわけでもないのですが、知的好奇心を育てるのは、人間が生きていくうえで大切な栄養分だと思っています。何かの学問を究めることは出来なかったですが、死ぬまで何かに興味を持ち、新しいことを学ぶ喜びを持ち続けたいと思うのです。
まだこの講座、受講生を募集中ですので、もしよければ一緒に学びましょう!
「日本中世の自由と平等」 https://lms.gacco.org/courses/gacco/ga001/2014_04/about
※ネットの小さな古本屋「書肆こいぬ」の商品紹介レビューをこつこつとアップしています。こちらもよろしく!
http://www.coinu.com/
http://gacco.org/
私は東京大学の本郷和人先生の「日本中世の自由と平等」という講座を受講しています。
本郷和人先生は大河ドラマ「平清盛」の時代考証の監修をされていた方です。いつか著書も読んでみたいと思っていたのですが、歴史学に門外漢の私としてはたぶん著書を読むより、この授業を聴くほうがハードル低いかなと思い、受講してみることに。
授業はYoutubeの動画を観てすすめます。
で、ちゃんと課題もある!第一回目の課題もそろそろ取り掛からなければなりません。
で、最終課題はレポート提出だそうで……。
無料と侮れない充実の学習環境です。ちらっと第一回目の課題を見て、かなりびびっているのですが、なんだか20年ぶりに大学生に戻ったようなわくわくする気分もちょっとあったりします。
そういえば、高校受験のときに「将来の夢」って作文を書きました。私は歴史学者になりたいって書いたんですね。で、なぜ今、歴史学者になっていないのか? 歴史学の入門講座を聴いて、「なんか面白そう」と四十を過ぎて思っているのか? わが身を振り返ってみました。
ああ、確か……。大学受験で史学科を受けようとしたら、文学部に在籍していた姉が「史学科なんて暗い、もっさい人しかいない。妹が史学科にいるなんて恥ずかしいから絶対反対」と言ったんですね。歴史学者を目指すなら、ここでこんな発言なんか物ともせずに史学科に行けばよかったのに、私は歴史学者にもなりたかったけど、オシャレな大学生活もエンジョイしたかった。というか、大学生になったら「生まれ変わろう」と密かに思ってたんですよ。もっさい自分を脱皮しようと。そこへ「史学科はもっさい人しかいない」と言われたわけで、ついつい歴史学者はこの際脇に置いといて、まず「脱もっさい」を優先させたのでした。
が、結局入った国文科も史学科とほぼ変らず「もっさい」私がまったく悪目立ちすることのない環境で、むしろ高校時代の「もっさい」に磨きをかけてしまった大学生活だったということを付け加えておきます。
ああ、あと。歴史学者=フィールドワーク=トイレがない、という連想で、すぐお腹をこわす私には無理だよなあと思ったことも付け加えておきます。フィールドワークだけじゃないっうことすら知らなかったんですね。
で、いまさら歴史学って楽しそう!と思ってもそれが何かにつながるわけでもないのですが、知的好奇心を育てるのは、人間が生きていくうえで大切な栄養分だと思っています。何かの学問を究めることは出来なかったですが、死ぬまで何かに興味を持ち、新しいことを学ぶ喜びを持ち続けたいと思うのです。
まだこの講座、受講生を募集中ですので、もしよければ一緒に学びましょう!
「日本中世の自由と平等」 https://lms.gacco.org/courses/gacco/ga001/2014_04/about
※ネットの小さな古本屋「書肆こいぬ」の商品紹介レビューをこつこつとアップしています。こちらもよろしく!
http://www.coinu.com/