今日、大阪の病院に
お見舞い
に行ってきました。
ダイビングガイド仲間のYUKIちゃんIくんMくんと4人で。
夏の間、SAKIが働いている越前のダイバーズハマトミの、
超リピーターのお客さま
ryopaさん のお見舞いです。
ryopaさんが、先月、石垣島で海難事故にあわれたと聞いて、みんなで、
ずっと心配していました。今月、大阪の病院に転院されたと聞いて、
行ってきたの。
本当に
海が大好き
でダイビングが大好きなryopaさんだったから、
とても心配でPALAUに発つ前に、どうしても会いたかった。
ryopaさんは、越前でダイビングを申し込まれると、
いつも集合時間より早く来られて、早朝で、
1ダイブ潜ったり、スノーケルで泳いでしまうくらい、
とっても海が大好きなヒト。そしていつも
ニコニコ笑顔
そんなryopaさんが、ダイビングに行く途中の船で重症を負ってしまった。
ryopaさんのことを思うと胸が痛くて、せつなくて。。。
でも、ryopaさんゎ、事故の状況やことや、現在の様子を、
日々、
ryopaさんのblog に書いてくれています。
ryopaさんの復活のために
そして、海にかかわるすべてのヒトの安全ために
病院が近くなるにつれて、とても緊張していきました。
私達と会って話して、疲れないかしらとヵ、
ダイビングの話題をしてつらくならないかしらとヵ、
YUKIちゃんと、ずっとドキドキしていました。
どんな言葉がふさわしいのかもわかならくて、
ふさわしい言葉なんてないのかもしれないけど、
心配している気持ちは伝えたくて。
でも、逆に気分を悪くされたらどうしようかと、
思ったら素直に言葉が出せなくなりそうで。
うまく自分の気持ちを言葉にできないし、
伝えられないことが、
もどかして、せつなくて。
ryopaさんの病室に入った瞬間、いつもの、
ニコニコ笑顔
を見せてくれた。
良かった。またryopaさんの笑顔が見れた。
涙腺がゆるみそうになるのを、
何回もこらえて、おしゃべりしました。
すべてではないけれど、つらい事故のことも話してくれました。
『あの事故の中で生きていたことが、上半身だけでも動くことが、
生きていてまたみんなに会えることが、うれしい』
ryopaさんの心の痛みも身体の痛みも私達の想像を越えるものだろうし、
心の中は笑顔じゃないかも知れないのに、笑って話してくれた。
SAKI達とryopaさんは、ダイビングで出会ったからryopaさんとの
ダイビングの楽しい思い出もいっぱいあって、その思い出と、
今、ryopaさんが話している事故や身体のことの現実とが、
ずっと、SAKIの頭の中をぐるぐるとまわっていたょ。
ryopaさん笑顔で話してくれてありがとう。
病院を出て、特にたいした会話もなく歩いた駅までの帰り道。
YUKIちゃんは名古屋へ。IクンMクンとSAKIの3人は北陸へ。
せつなくて、胸が痛くて、悲しくて、不思議な恐怖感と不安と、
色んな気持ちを思いめぐらせながら、ゆられた帰りの電車の中。
SAKIゎIクンやMクンと同じ電車だから、おしゃべりしたりして、
泣かないで時間が過ぎていった。でも、
YUKIちゃんは1人で電車に乗ってる。
別々の電車だったけど、きっと、今、
YUKIちゃんゎ、1人でSAKIと同じ気持ちでいるかなって思うと、
またつらくなってきて。。。
2人とも強がって、最後まで涙をこぼさなかったから。
泣きたいけど、今、泣いたら止まらない気がしたから。
泣いたら名古屋へ帰るYUKIちゃんと、はなれられなくなる気がしたから。
福井に着くと、お父さんが駅にむかえに来てくれてました。
お父さんの顔を見たとたん、緊張がゆるんで、また涙が、
こぼれそうになったけど、心配かけたくなくて、
できるだけ、元気に話をしてたょ。
つい先日も、SAKIが冬の間働いている、
パラオのカープアイランドリゾートのリピーターさんの、
Sさんが、出張先で
電車事故
に遭われ、頭を20針も縫う、
大ケガをされたってショックなNEWSが届いたの。
『2月にパラオの予約が取れたから、また行くよ~』
って連絡があって、
2月の
パラオ行き
を、すごく楽しみにされていたのに。
また胸がとっても、とっても痛くなりました。
そして、SAKIの身近な方が、続けて事故に遭われて、なんだヵ、
とっても、こわくなりました。
でも、Sさんから
『傷が治ったら、絶対、行くからねっ』て、
こんなに大きな傷を追っても、またパラオに行こうって思ってくれる。
メール
が届いて、
ほっ
とした気持ちになりました。
家に帰ったらね。小さな箱の
小包
が届いていました。
11月にパラオで来られたお客さまで
ハネムーン
で来られていた、
NAOYAさんとSACHIKOさんからでした。
新潟の農家のSACHIKOさんちにお婿に行かれたNAOYAさん。
そんなお2人から届いたのは、
お正月用のお餅が少しと、
写真が1枚
でした。
パラオのカープアイランドの青い空と青い海と、
ニコニコ笑顔
の私達3人が写っていたょ。
写真を見たとたん
胸がいっぱい
になったょ。
なんだヵ、ダイビングガイドとして働くことにさえ、
自信を失いそうになって不安を抱いていた時に、
ちょっと前までこんな笑顔で働いていたことを、
思い出させてくれた写真でした。
うれしくなってすぐに電話をかけて、お礼を言うと。
SACHIKOさんの、優しいおだやかな声。
『SAKIさ~ん、パラオでお世話になったから~、
お米から全部うちで作ったお餅なんですょ~。』
『SAKIさ~ん。カープから帰り道、船長さんがね~、
ロックアイランドをゆっくりまわってくれたんです。
今度行ったら、お礼言っておいて下さいね~。』
『SAKIさ~ん。それから、もうひとつNEWSが・・・。
私達、赤ちゃんができたんです。』
とっても、うれしくて
HAPPY
なNEWSでした。
その時、張り詰めていた糸が完全ににゆるんだょ。
あの時の2人の
HAPPYDIVE
一緒に潜れて良かったぁ。
お2人の
ハネムーン
という、
人生で素敵な時間を一緒に過ごせていたんだってこと。
この写真とお餅を送ってきてくれたこと。
それから、新しい命の誕生。本当にうれしい!!!
NAOYAさん&SACHIKOさんありがとう
ryopaさんもSさんも、NAOYAさん&SACHIKOさんも、
みんなみんな海を通して出会って、素敵な思い出となっている、
素敵な時間を一緒に過ごした人たち。
SAKIの人生で今までの出会いとこれからあるだろう
出会い
すべての
出会い
を大切にしていきたい
そして、これからも、ダイビングインストラクターとして、
安全に、
たくさんのヒトに素敵な
海を紹介していきたいっ。
誰に対しても、何に対しても、SAKIのチカラじゃ、どうにもならないことって、
たくさんある。何もできないのがくやしいと思うこともある。
でも唯一、SAKIがみんなにしてあげれること。
笑顔をあげれるってことです。
今日、SAKIゎ、ryopaさん笑顔をみせていたかなって思うと、
元気を出してもらうために行ったのに、さみしい顔していたかもと思うと、
心がキュンって痛くなった。
忘れちゃいけない
笑顔
ずっとずっと大切にしていきたい
笑顔
ryopaさんSさんの体が少しでもラクになりますように
NAOYAさん&SACHIKOさん元気な赤ちゃんが生まれますように