『そんな 友だちなら、いなくたっていいじゃないか!』
「声に出して読みたい日本語」や「にほんごであそぼ」(NHK教育TV番組)企画・監修を行っている齋藤孝:著の1冊です。
先日、偶然にも知人宅でパラ読みし、興味深かったので借りてきました。
児童向けの本なのが、ぜひ高校生や20代の若い方、大人と言われる年代の方にも、ぜひ読んでいただきたいです。
児童向けな分わかりやすいと思います。
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「友だちなら、いつもいっしょにいたい」
「いつも連絡を取り合うものだ」
・・・・・これは大きな勘違いなのだ!
TVさびしさを「なぐさめてくれる」だけ!
TVが問題なのは、画面からの一方通行で、こちらからの働きかけるすき間がないということだ。本であれば、自分のペースでページをめくったり、前のページへ戻ったりできるけれど、TVはそれができない。自分の判断で自分の行動を選ぶ事ができないTVを、ひとりで過ごす時間の道具としてすすめたくない
ひとりの時間もさびしくない
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一部抜粋
ーみたいな事が書いてます。
読んでいて後輩の言葉を思い出しまた。
『今は神様がくれた、考える時間』
クラスメイトから仲間はずにされ、突然一人のなった時、
後輩はそう思ったそうです。
寂しいからといって、どうどもいい人達とつるんでみたり、
無駄に時間を過ごすのではなく、だからこそ、自分を見つめ直し、
好きなことに打ち込む・・・・そういう時間を神様が与えてくれたのだと。
素敵な言葉だなぁ、て思ってます。
自分が友だちと上手くいかない時、独りだと感じる時、
いつもこの言葉を思い出します。
独りは怖くないし、大切な時間だと思い出させてくれる、
大切な言葉です。