今月、両備グループさんの発表
「岡山のバス路線31本の廃止」のお話。
突然のお話で
全国ニュースでも大々的に取り上げられましたね。
このお話の発端は
八晃運輸さん(岡山市内でめぐりんを運行)が、
新規に路線開設をするところからのようですね。
この新規路線が
両備さんの黒字路線 岡山西大寺線を直撃
しかも料金も大幅に低廉なもの
十数年前のこと
高速乗合バスの路線に
ツアーバスが大挙して乗り込んできたことがあります。
当時、都市間の高速乗合バスは、儲け頭
高速乗合バスの儲けで
赤字路線を維持していました。
ところが規制緩和の波で
都市間高速にツアーバス会社が
低価格を売りに続々と参入。
しかし
ツアーバス会社が低価格を売りに参入することで
数多くの乗合バス会社の経営が苦しくなって
バス路線の廃止が加速したとも言われています。
その後、結局ツアーバス会社の多くは
安全管理の不備など
本来追わなければならない負担をないがしろにしていたために
様々な大事故を起こし、市場から退場。
ツアーバスも乗合バスと同じ条件のもとに競争という社会に
正常化されました。
今地方のバス会社は
数少ない儲け頭の路線の黒字を
それ以外の赤字バス路線に
投入しています。
そして全体として
地域の地方公共交通を支えているという構図ですね。
どこのバス会社さんも
地方公共交通を維持していくという社会的な使命感を持って
運営されています。
そのためには、
ありとあらゆる手を使い
努力をされています。
一方、規制緩和のいう錦の御旗による
新規参入者は
おいしいところに
経営資源を注力して参入すればいいんですから。
これが本当の規制緩和なのでしょうかね。
両備の小嶋社長は
話し合いの場を提案されたと聞いていますが
国土交通省からの回答はないと聞いています。
国土交通省は
何をしたいのでしょうか。
先ほどのツアーバスの件なんですが
規制緩和した後に
当然それまでの免許制から届出制に変わったのですから
届出があったバス会社の会社の状況を把握する必要がありますよね。
ところが、そのための人材はまるでなし。
野放図状態。
誰が安全を担保するの?
というところで軽井沢の事故や高速道での事故が発生しました。
もちろん、ツアーバス会社の全部の会社がそうだとは言いません。
節度ある規制緩和は必要だと思います。
ただ、今の地方公共交通にとって規制緩和は必要なのでしょうか?
私は疑問です。
もっと違う解決方法があるのではないでしょうか。
私たちにとって重要なお話です。
車社会で
車に乗れないようになったとき
どのように移動すればよいのでしょうか。
都市部に住めというのでしょうか。
岡山の今後を注力して見ていきましょう。
「岡山のバス路線31本の廃止」のお話。
突然のお話で
全国ニュースでも大々的に取り上げられましたね。
このお話の発端は
八晃運輸さん(岡山市内でめぐりんを運行)が、
新規に路線開設をするところからのようですね。
この新規路線が
両備さんの黒字路線 岡山西大寺線を直撃
しかも料金も大幅に低廉なもの
十数年前のこと
高速乗合バスの路線に
ツアーバスが大挙して乗り込んできたことがあります。
当時、都市間の高速乗合バスは、儲け頭
高速乗合バスの儲けで
赤字路線を維持していました。
ところが規制緩和の波で
都市間高速にツアーバス会社が
低価格を売りに続々と参入。
しかし
ツアーバス会社が低価格を売りに参入することで
数多くの乗合バス会社の経営が苦しくなって
バス路線の廃止が加速したとも言われています。
その後、結局ツアーバス会社の多くは
安全管理の不備など
本来追わなければならない負担をないがしろにしていたために
様々な大事故を起こし、市場から退場。
ツアーバスも乗合バスと同じ条件のもとに競争という社会に
正常化されました。
今地方のバス会社は
数少ない儲け頭の路線の黒字を
それ以外の赤字バス路線に
投入しています。
そして全体として
地域の地方公共交通を支えているという構図ですね。
どこのバス会社さんも
地方公共交通を維持していくという社会的な使命感を持って
運営されています。
そのためには、
ありとあらゆる手を使い
努力をされています。
一方、規制緩和のいう錦の御旗による
新規参入者は
おいしいところに
経営資源を注力して参入すればいいんですから。
これが本当の規制緩和なのでしょうかね。
両備の小嶋社長は
話し合いの場を提案されたと聞いていますが
国土交通省からの回答はないと聞いています。
国土交通省は
何をしたいのでしょうか。
先ほどのツアーバスの件なんですが
規制緩和した後に
当然それまでの免許制から届出制に変わったのですから
届出があったバス会社の会社の状況を把握する必要がありますよね。
ところが、そのための人材はまるでなし。
野放図状態。
誰が安全を担保するの?
というところで軽井沢の事故や高速道での事故が発生しました。
もちろん、ツアーバス会社の全部の会社がそうだとは言いません。
節度ある規制緩和は必要だと思います。
ただ、今の地方公共交通にとって規制緩和は必要なのでしょうか?
私は疑問です。
もっと違う解決方法があるのではないでしょうか。
私たちにとって重要なお話です。
車社会で
車に乗れないようになったとき
どのように移動すればよいのでしょうか。
都市部に住めというのでしょうか。
岡山の今後を注力して見ていきましょう。