京都の年末年始は、私の子供の頃には、今流行りのチェーン店などはなかったので、ほぼ全ての店が閉まり、あちこちの家の玄関にしめ縄や正月の飾りが出て情緒豊かであった。出歩きたい人々にとっては店が閉まっていて不便だったことだろうが、それはそれでよかったのだろう。
最近は旅行客が増え、コロナ劇場以前の京都は、歩けないほどに混雑していた。錦市場などは歩くどころか、入れないほどであった。今現在はと言えば、適度に人出が多く、かといって歩くのに困難をきたすほどでもなく、ちょうどよい具合だ。
勝手にオミクロンなどというありもしない“ウイルス”に恐れをなして、自ら引き籠っている人も少ないないそうだ。ほとんどの人は、テレビの中の出来事を現実に重ね合わせて、実際に何が起こっているのか(何も起こってはいない)わからなくなってしまっている。
ここは聖徳太子が建立したという六角堂。
お参りする人の姿がちらほら見えるが、神仏を前にマスクをして顔を隠すと言うのはどうだろう?神さま仏さまに対して失礼だとは思わないのだろうか?それとも日本人はイスラム教徒になったのか??であれば、神社仏閣ではなくモスクへ行くべきだろう。
錦市場には雀の姿焼きを売っている店がある。
骨ばかりで、パリパリと固く、特別に美味しいとは思わないが、まあ一度話のタネに召し上がってはどうだろうか?
今年は寒い日が多いので、京都鴨川も寒々とした光景だ。
こんな時には辛い物を食べて温まろう!それならインド料理のアショカへ!
こざかしいアクリル板もなく、伸び伸びと心地良く食事できる。しかもここのタンドリーチキンは格別だ。
ちなみにこれはお得セットランチのタンドリーチキン。
ランチはナン食べ放題。
余談だが、ネパール人店長とは以前からの知り合いである。彼は7月頃に新型コロナワクチンを接種し、その後、後遺症に悩んでおられる。一度、下半身に力が入らなくなり、緊急で検査を受けたものの、特に異常は認められなかったそうだ。その後も定期的に身体や手が震えるとのことで、ワクチンの前はこんなことなかった、と嘆いて後悔されている。緑茶やタンポポコーヒーなど、解毒食品を差し上げたが、何事もないことを願う次第である。
客商売なので常にマスクを着用されているが、苦しくて仕方ないそうだ。一度、マスクをしていなかったら、客が逃げて行ったとか。馬鹿な客もあったものだ。それほど怖いなら、家から一歩も出なければ良い。今まで何十年もどうやって生活して来たのだろう?このまま一生マスクしたまま過ごすのだろうか?
夜のメニューは、3500円のスペシャルカレーディナーがおススメ。食べきれないほどのボリュームだ。
甘味喫茶をお探しなら、大極殿本舗の栖園がイチオシ。ここも余計な張り紙やこざかしいアクリル板などなく、健全この上ない京都の老舗である。
ここの琥珀流しは絶品だ。12月は黒蜜、1月は白みそ、もしくは本店では紅麹甘酒も選べる。
小豆は感動するほど綺麗で大粒。
ここのお手洗いはハンドドライヤーが動いている。そもそもコロナとハンドドライヤーと何の関係があるのだろう?何の根拠もないだろう。そもそもコロナ自体何の根拠もない。今はほとんどの店や施設でハンドドライヤーが停止しているが、あれはコロナを口実にして電気代を節約したいだけではないのか?
四条木屋町に寛永堂という和菓子屋があり、そこの二階の喫茶もおススメ。
味は大極殿本舗には劣るが、少なくともこざかしいアクリル板などはないし、客をばい菌扱いしたりしない。
ここでのおススメはあんみつかな。
そうだ、京都、行こう!