今日の一枚は、剣道の先生の元愛犬。すでにこの子達は亡くなっているそうなのだが、今もLINEのアイコンの背景画像に使われているところを見ると、相当な愛着があったのであろう。
この剣道の先生、警察の方でまだ50過ぎだが警察学校で教えているほどの強者で、顔が精悍で格好いい。ややこわもてなのだが、じつはすごく優しいようで、この二匹のわんちゃんの表情がそれを物語っているようだ。昨年10月から、最初は子供、今は初心者を指導に来て下さっているのだが、一度もマスクしているところを見たことがない。それだけでも好感を持てる(笑)。
ベランダの昆虫、ヤブキリは今年は死ぬのが早く、最早メス一匹が辛うじて残っているだけとなった。長生きした個体は11月初めまで生きたものだが、今年はそもそも捕獲できた数が極端に少なかった。生き残っている一匹は、恐らく7月後半に布引ハーブ園で捕獲した個体だと思う。色も黒ずんできているし、もう長くはないだろう。
キリギリスはまだ健在で一日中鳴いている。
晩夏の京都
昨日は、鉄道車両メーカーに長年勤務されて、6月に退職された方とランチのため、京都の出町柳へ出掛けた。9月に入ったとはいえ、まだまだ暑く、その上に京都独特の湿気を感じる。出町柳へ行く前に、手前の神宮丸太町で下車して、剣道の竹刀を購入するべく正春武道具店へ行ったのだが、HPには10時開店とあったのに、まだ閉まっていた。本当はここで竹刀を早く買って、出町柳まで行って、ランチまでの間、ティーガーデンさんがブログでご紹介されていた台湾茶屋へ行ってみようと計画していたのだが、、、。
ティーガーデン
ここまで来て竹刀を買わないわけにはいかないので、仕方なく近くの「からふねや」に時間つぶしのために入った。この界隈(熊野神社前)には他にカフェがないのだ。
ここは武徳殿の稽古会に参加する時にいつも来るカフェなのだが、朝のこの時間に来るのは初めて。正直、特別に美味しいとは思わないが、酸味はないし、深煎りでまずまずだ。それになによりも店員が誰もマスクをしていないのが素晴らしい!もうそれだけでも気分上々だ(笑)。
この後無事に正春武道具店で竹刀を購入。実は私は高校一年の時、祖父にこの武道具店で剣道の防具を一式買ってもらったのである。しかもその時の垂れは今もまだ使っている。
京都でも最も古い剣道具屋の一つだ。
この界隈はまた八つ橋の里としても知られていて、西尾八つ橋や聖護院八つ橋が本店を構えている。これは西尾八つ橋の熊野店(本店は近くの別の場所にある)。この古い建物が京都らしい風情を醸し出している。
私は子供の頃から生八つ橋が一番好きで、あんこの入ったものは余り食べない。
この提灯が目印。西尾八つ橋の方、この店舗に限らず、新京極店の方もマスクをしていないのが良い!これぞ本当のおもてなしというものだ。八つ橋買うなら西尾八つ橋で!
この辺りには昔ながらの古い店が点在しており、こんな古い米屋もあった。店頭では米が売られていた。安いか高いかは知らないが。。。
竹刀を買った後は出町柳へ移動。京阪で一駅なのだが、昨日は電車が遅れていてぎりぎりランチに間に合った。神宮丸太町駅周辺の鴨川。河原ではまだキリギリスが鳴いているのが聞こえる。
出町柳は駅周辺を開拓したことがないのだが、結構お洒落な新しい店があるようだ。これは一度探索に来て見る必要がありそうだ。昨日はタイ料理店にお連れ頂いた。
グリーンカレーとタイ古米のセット。春雨付きで美味しかった。
ドリンクはタイコーヒー。こちらは最初から甘味がついていたが、まあほんのり甘い程度で美味しかった。
ご友人の方のおススメのタイ料理店だそうなのだが、確かに美味しいし、それなりにボリュームもあった。
余談だが、私は京阪沿線の景色が好きで、特に京都から大阪へ向かうと、京都競馬場の前を通り、淀川、そして木津川を渡るところが大好きだ。
今は出町柳が終点で、七條まで地下に潜っているが、子供の頃は三条が始発駅で地上駅だった。疎水の上に駅があり、駅の下では疎水の物凄い水の流れに心を奪われたものだった。そして三条を出発した電車はしばらく鴨川と疎水沿いを走るという非常に風情のあるものだった。古き良き時代である。
事務所通信
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