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プーチンの勝利に終わる ウクライナ問題は冷戦復活ではなく「経済戦争」レベル

2014年03月09日 12時31分10秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

ウクライナ問題は冷戦復活ではなく「経済戦争」レベル

プーチンの勝利に終わる


  
2014.03.08 Liverty Webより

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7497

ウクライナ危機を受けた市場の反応は、プーチン露大統領の「勝利」
を予測していると、ロイター通信(7日付電子版)が報じた。
 
 
記事の要旨は以下の通り。

 •ウクライナがロシアによるクリミア併合の阻止に動いた場合、
軍事的手段を用い、少数派のロシア系住民に圧力を加えることになる。

•こうなれば、ウクライナ内戦が拡大と泥沼化する恐れが高まり、
NATOやアメリカの介入が必至となるだろう。西側諸国は、ロシアの
介入を認めるか、軍事介入で防ぐかという厳しい選択肢を迫られる。

•プーチン氏は、クリミア介入で国際社会のイメージ低下という代償
を払う代わりに、地政学的に重要な領土を手中に収め、教科書に
載るような戦略で「勝利」した。
 
 
 ウクライナが混乱している原因は、経済危機だ。ウクライナの対外
債務は、GDPの8割となる14兆円に上り、デフォルト状態にある。

1991年の独立以来、市場経済への転換が進まず、汚職が蔓延する脆弱な体質
であった。また、ウクライナの主要な輸出先は、経済力に乏しい旧ソ連諸国
が多く、十分な経済的恩恵を享受できなかった。こうした状況の下、
ウクライナはリーマンショックと天然ガス価格の高騰というダブルパンチ
を受け、経済状態がさらに深刻化した。
 
 
困り果てたウクライナは、国際通貨基金(IMF)に融資を要請したが、IMFの
要求するハードルが高く、融資は中断となった。そこで、ウクライナ政府は、
安価な天然ガスの調達と融資の確保を求めてロシア寄りとなったため、
西側諸国に与したい勢力と対立し、紛争に突入した。
 
 こうしてみると、ウクライナ危機は、「冷戦の復活」というよりも、
「経済問題」という見方が正しいようだ。
 
3月6日、幸福の科学グループ・大川隆法総裁はチャーチル元英首相の
霊言を収録した。その中で、チャーチルの霊は
「ウクライナ危機の本質は経済戦争だ」と語り、ウクライナがロシアに
つくか、西側につくか、いずれの立場が経済的に“お得"かという問題で、
冷戦とは性質が違うとした。
 
ロシアに反発している欧州も、ギリシャやイタリアなどの債務危機国を
抱え、これ以上の負担は避けたいのが本音であり、ウクライナを防衛する
義務もない。さらには、EU内ですら、ロシア制裁論で一致していないと
いう有様だ。

 EUの実情もウクライナ危機も経済的問題であることを考慮すれば、
日本はロシアとの関係が悪化する方策を取るべきではない。

安倍晋三首相は日露関係を良くし、ロシアへの経済協力によって北方領
土返還につなげたいという考えを持っているが、国際的な孤立を招いた
プーチン氏は、日本との関係が本物か否かを見極めているからだ。
 
プーチン氏は、クリミア半島でロシア軍の大規模な軍事行動はしないと語り、
同地域はすでにロシア軍が支配しているなど、戦略的目標を達していると
見える。欧米が制裁を発動したとしても、強権的な性格であるプーチン氏が
撤退することも考えづらい。

ウクライナ危機は、「プーチンの勝利」で固まりつつあり、日本は
勝ち筋を読み間違えてはいけない。(慧)
 
 
 
【関連記事】
 
2014年3月1日付本欄
ウクライナ南部クリミアにロシアが軍事介入か 日本が学ぶべき教訓とは
 
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7469
 
2014年3月8日付リバティ号外
「中国包囲網をつくるにはロシアが必要だ」 
http://the-liberty.com/files/newspaper_extra_20140308_1.pdf

 

 


 

「シリアは人道に対する罪を犯した」と国連が批判
オバマ氏は「言いっぱなし外交」をやめよ

2014.03.07
Liverty Webより

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7491

 
 国連がシリア内戦での人権侵害に関する報告書を発表したと、
複数の海外メディアが報じている。

 アメリカは、化学兵器の使用をシリアへの武力介入の分水嶺に設定し、

「シリアは化学兵器を使用した」と、世界に発表した。しかし、肝心の

武力制裁を避け、和平交渉へと傾いている。カーニー米報道官は

和平交渉について、「唯一の解決策」と発言したが、その唯一であった交渉も失敗が続いている。

アメリカはシリア外交が失敗したと明らかになった今も、具体的な挽回策を講じることができないでいる。

 

【関連記事】

Web記事 【衝撃スクープ】
化学兵器は簡単に隠せる シリア・アサド大統領の守護霊が激白

http://the-liberty.com/article.php?item_id=6699

 

2014年4月号記 アメリカが見殺しにするシリア国民 - The Liberty Opinion 2

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7413

 

2014年2月19日付本欄
シリア和平会議は第2ラウンドも物別れ アサドとオバマと罪深いのはどちらか

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7387

 


 

 

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2 コメント

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Unknown (泣き虫ウンモ)
2014-03-09 21:19:08
すみません、コメントを書くところを間違いました。
あらためて書き直します^^;
自分達は理性的な判断をしEUなり、ロシアを選択してると思っているかもしれませんが、そうでは無いということです。
宗教圏+経済的利益ということでしょうか。
あと、歴史が加わるかな。
視点を自立というか、一端頭を白紙にして考えたほうがいいかもしれません。
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Unknown (泣き虫ウンモ)
2014-03-09 20:47:55
ニクソン大統領の時でしたよね。
中国を国家承認したのは。
ちょうど、中国は中ソ国境紛争の最中でしたね。
中国とソ連を比較した場合に、中国を下と見て懐柔しやすい、あるいはくみし易いと思い承認したのかな。
現実的に軍事的に考えても、中国を選ぶか。
日本に対する威嚇として使おうという気持ちもあったのかな?調べないと難しいですね。これ。
ニクソンさんは、難題を背負っていたのは理解できますが、東アジアに関して詳しいと思えないですね。
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