【仏国ブログ】丁寧さや敬意を示す日本語、
「ありがとう」にも段階
カネゴンさんの日記から
転載
フランスでは、日本を訪れたいと考える人も多いが、
フランス人にとって、日本語の習得は
難しいと考えられていることがある。
日本滞在中のフランス人のブログ「Lovers in Japan」では、
日本を訪れる際に知っておくと便利な単語3つを紹介している。
筆者はまず「すみません」を挙げている。
フランス語の「すみません」に該当する言葉よりも、
広い意味でかつ頻繁に使われていると説明している。
例えば、公共の交通機関で席をつめてもらう
場合には、フランスでも「すみません」と言うが、
日本の場合は座っている人も席をつめながら、
場所をとっていて申し訳ないという意味から、
「すみません」と言うことがあると
説明。
日本語の「すみません」には、他人に対する
敬意が込められており、
筆者の好きな言葉だと述べている。
また「はい」は、日本ではフランスよりも
使う機会が多いと紹介。
日本では、レストランでの注文時や、買い物、
支払いの時などに、注文や購入商品、店員が
受け取った金額を確認されることが多く、
「はい」という答えはとても便利だとつづっている。
一方、「いいえ」は、
日本では「はい」と比較するとあまり使う機会が
ないと記している。
最後に、筆者は「ありがとうございます」を挙げている。
「ありがとう」だけでも使用できるが、筆者が
出会った日本人のほとんどは
「ありがとう」だけではなく、これに丁寧さや
敬意が加わえられた
「ありがとうございます」の形で使用していたと語る。
また、「ありがとうございました」や
さらに丁寧な「どうもありがとうございました」
など「ありがとう」にも、段階があると説明している。
これらの単語を知っているだけで、
丁寧な日本語会話の基礎となり、
ぜひ覚えて使用したいと述べており、
日本人の礼儀や他人に対する敬意の高さに
好感を抱いている様子も伝えられている。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1108&f=national_1108_074.shtml
我が国の相手を尊重する、尊敬する文化は、
海外の方々からも称賛されています。
後世に伝えていきたい、素晴らしい文化です。
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